エレキギター弦の定番。
「
ERNiE BALL」”SLINKY”シリーズにまた新たなゲージセットのニューパッケージが4種発売。
ここの所、変化を続ける音楽シーンと多様なエレキギターの使い方に合わせて、ゲージの選択というのも多様化してまいりましたが、まさしくその変化に対応するべくまた新たなゲージ構成のSLINKYが登場して参りました。

一応、長らく定番構成と考えられていたSUPER SLINKY(一般的に言うところのスーパーライトゲージ)のゲージ構成を確認しておきますと、
.009, .011, .016, .024, .032, .042
という構成になっております。

ミディアムスケールのギターを愛用する方などに良く使われるライトゲージに相当するREGULAR SLINKYの場合ですと
.010, .013, .017, .026, .036, .046
という構成になります。
さて、ここからが今回の新製品。
まずは「2228 MIGHTY SLINKY」。

こちらのセットのゲージ構成は”.0085,.011,.015,.022,.030,.040”。
シリーズ中、最もゲージの細い.008から始まるセット「EXTRA SLINKY」と定番のSUPER SLINKYのほぼ中間のゲージを採用したセットとなっております。
SUPER SLINKYよりも軽いテンションが欲しいが、EXTRAまで行くと軽すぎるという微妙な要求に答えるセットとなっております。

続きましては「2224 TURBO SLINKY」。
構成は”.0095,.012,.016,.026,.036,.046”。
これは既に発売されている「HYBRID SLINKY」(.009~.046)の高音側3本のゲージを若干太くしたセットです。
これにより、6弦全体に渡ってバランスの取れたフィーリングが得られるセットになっております。

続いては、少々名前の長い新製品、「2216 SKINNY TOP BEEFY BOTTOM SLINKY」。
ゲージ構成は”.010,.013,.017,.032,.044,.054”。
REGULAR SLINKYからボトムゲージを太くしたタイプです。
これまで発売されているヘヴィーボトムタイプの「ULTRA SLINKY」や「TOP HEAVY BOTTOM」よりもさらに低音弦ゲージが太くなっております。

最後は、.0105から始まる少し太めのゲージ「2211 MONDO SLINKY」。
セット構成は”.0105,.0135,.0175,.030,.042,.052”となっております。
これは、先ほど出てきましたヘヴィーボトムタイプの「TOP HEAVY BOTTOM」(.010~.052)の高音側3本を.0005ずつ太くしたゲージです。
これまでのヘヴィーボトムタイプより、さらにバランスの取れたフィーリングが期待出来るセットです。
以上、ERNiE BALL”SLINKY”シリーズの新パッケージ4種。
昔は、特殊なゲージ構成を使用したければ、バラ売りの弦を買うかそれとも複数種のセットを混ぜて使うかでしたが、こうしたバリエーションが増える事によりそんな手間も無くなるのは大変ありがたい事だと思います。
問題があるとすれば、どれを選択すべきか悩む事や間違えて購入してしまう恐れがある事くらいでしょうか。
どれを選択すべきかという点に関しましては、どれが自分にあうのか探す楽しみがあると割り切って、色々と試してみるのが良いと思います。


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