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 四十代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ギタリストのお勉強77

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その77。


 今回は拡張された和音構成音。

 コードの中のテンションについてです。


 和音に含まれるテンションノートは、一般的な三和音や四和音にもう1つ音を加えて、さらに複雑な響きを生み出す方法です。


CM79.jpg

 たとえば、このようなハ長調のトニックコード”CM7”に”D音”を加えた形。(C・E・G・B + D)

 ただでさえ少し難しい響きのCM7がより複雑になる5音和音です。

 (上記コードフォームの場合、低音部にC音とD音が集まってしまう形になるので、あまり綺麗な響きとは言えないかもしれません)


 しかし、何でも良いから1音加えればテンションコードという訳でもありません。

 当然、どの音を加えるべきかの目安はあります。


CM7-9-13.jpg

 と言っても極簡単なものです。

 ハ長調の音階を見て、ルート音から一つ飛ばしに音を拾っていけば各ダイアトニックコードになりますので、その間の飛ばした音程がテンションの候補となります。

 すなわち、ハ長調CM7で言えば、その和音に含まれないD音が9th。A音が13thです。


 さてここで、何故11th(F音)が省かれているのかという点ですが、これは以前とりあげましたC Ionianモードについてを見ていただくとお分かり頂けるかと思います。


CM7-11.jpg

 CM7の3rd”E音”と11thに当たる”F音”とが不協和音程の関係であるからです。


 短9度関係は、伴奏とメロディーの間で気にするべき事柄でもありますが、コード内に含まれている場合でも問題です。

 (ハーモニックマイナーのダイアトニックとして自然と生まれる形等、特別な場合を除く)


 ましてやこのケースの場合には、コードの性質を決定づける3rdにぶつかる状態ですので、コード機能自体を損なってしまいます。

 当然美しい響きにはなりえません。


 従ってCM7に11thのテンションノートを付加するというのはありえないのです。


 しかしながら、こうしたテンションコードに含まれる音程というものも、その時代によって変化をしてきたものでもあります。

 クラシックと呼ばれる古典的な時代には主に9thのみが使われていましたが、それが徐々に11thや13thも使われる様になっていったという背景もあります。


 それのみならず、CM7に11thが不協和になるのならば、♯11(F♯)を使えば良いではないかという考え方も生まれました。


 ”テンションはスケール内に含まれる音に限られる”等というルールはありません。

 短9度関係になってぶつかってしまうのであれば変えてしまえば良いという大胆な考え方も現代にはあるという事です。


 しかしながら、こうした場合には当然主旋律との関係も気にしなければならなくなりますので、スケール外のテンションをコード内に含ませるというのもなかなか難しい(手のかかる)事であるのは確かであります。


 私としましては、(四和音でも難解なのに)テンションコード自体、なかなか使いこなせないものなのでありますが、こうした考え方や表現方法もあるのだと知っておいても損はないと思います。

 この主旋律にはテンションが欲しいかもしれない?と使いどころを見つけられた時にはそれはそれで非常に楽しいものであると思います。


 もちろんこうしたテンションの考え方は、和音のみならずフレーズを考える上でも役に立つものだと思います。


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ギタリストのお勉強76

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その76。


 今回は三和音と四和音の繋げ方についてです。


 和音の基礎は、根音+3度+5度の三音和音。

 そこへ更に機能性のある一音を加えたものが四和音というのはこれまで見てきた通りです。


 基本的な三和音さえあれば、なんとか曲にはなりますが、ドミナントモーションと言った事を考えると四和音が必要になってきます。


TAB373.jpg

 上記は基本的なII→V→I(ツーファイブワン)の進行です。

 三和音のDmから、四和音のG7へ。

 そして、主和音のCへと繋がる基本的な形です。


 さて、一旦これをもっと見やすい形にしてみます。


TAB374.jpg

 音の重複も転回も何もない形の和音としてみてみると、やはりG7だけ四音というのが良くわかります。

 これは単純に三音の響き(の強さ)と四音の響きに差があるというのがわかります。


 ルールに乗っ取った基本的な形ですので、コード進行的には何ら問題のない形ではありますが、場合によっては(3音と4音の差があるため)スムーズに聞こえないと感じる事もあるかもしれません。


 ギターの場合ですと、重複する音の数を増やして違和感無く出来たりもしますが、すべてそう出来るとも限りません。

 省略コードなどもっと少ない音で表現する場合もある訳です。

 そうした場合に、三和音と四和音ではどうも(聞こえ方の)繋がりが良くないと感じる場合もあるでしょう。


 ならばどうしたら良いかと言いますと、三和音から四和音へとスムーズに移行して行ける様ちょっとした工夫をすれば良いのです。


 これは、あまりに音が離れすぎていたりするのは好ましくないとされるメロディーなどと同じで、似通った組成を持つ和音を活用する事で三和音~四和音のつながりをスムーズなものにする事ができます。


TAB375.jpg

 最も単純な方法として、四和音G7の前に三和音のGを挟んでみるというのも良いかと思います。

 Dmからいきなり四和音に移行するのではなく、一旦(コードの指向性としても自然な)同じ三和音のGメジャーへと進行し、その後同じルート、和音構成も近いG7に移行という形にするわけです。


 こうすれば、三和音から四和音へと急激に変化したという感じは薄まります。


TAB376.jpg

 重複する音の数が増えると三和音から四和音の変化はあまりわからないかもしれませんが、一応、ギターですとこんな感じになるでしょうか。


 上記例では三和音・似た組成としてGメジャーを選択しましたが、もっと大胆にコード進行自体変えてしまう考え方も出来るでしょう。(Gメジャーの代わりに似た組成のBm♭5を入れるなど)


 もちろんこうした工夫は、明確なコード演奏という場面だけではなく、コード進行に則ったフレーズ作りにおいても役立つ考え方です。

 和音の変わる場面でフレーズ同士を如何にスムーズに繋げるかという場合にも、前後の和音の組成と似た音、近しい音を繋げてフレーズを作る事でより自然な演奏が可能になるかと思います。


 単純に重複する音の数で聞こえ方の強さを調節するのも手ですが、似た組成の和音をもう一つ加えてコード進行をスムーズにするという方法もある訳です。

 急激な聞こえ方の変化を使いたいという場合には別ですが、スムーズな曲の流れを重視するのならば、こうした点を考えてみると良いかと思います。


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ギタリストのお勉強75

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その75。


 今回はコードやアンサンブルの中での”音の重複”についてです。


 ”音の重複”というのはそのままの意味。ある一点において”同じ音名の音が鳴っている”状態。の事ですが、ご存知のようにギターコード一つであっても起きうる(起きている)状態の事でありますから、コードだけでなくアンサンブル全体として見ても音楽の中では当たり前のように発生している現象であります。


MC1.jpg

 基礎的な6弦をフルに使ったメジャーコードの形でも、ルートと5度音程が複数同時になっている事が分かります。

 上記の様なCメジャーコードであれば、(オクターブの差こそあれ)C音とE音が複数同時に鳴っている状態です。


 複数の同じ音程の音が重なれば、自然とその音程の存在感は増すというのはなんとなくお分かり頂けるかと思います。

 すなわち、コードの響きに影響するというのも理解出来るところです。


 しかしそう考えると、このコードフォームでは和音の性格を決定づける3度音(E)が一音しか鳴っていません。

 単純にこれは(和音としての)バランスが悪いのではないか?と感じます。



 ギターの様な弦楽器は左手4本の指で押弦するのが基本である以上仕方がない?

 押弦しやすい形を模索していった結果、3度音が一つのこの形になった?


 そんな風に考えるのが自然な様な気もしますが、実はこれら音の重複や3度音が一つしかない事にも意味があるのです。


 ルート音はコードネームになっている音程ですので、重複することにより存在感を出すというのは理に適っていると感じられます。

 (しかし、場合によってはルート音程自体省略される事もあります)


 5度音程に関しましては良く省略されている場合もある事から、コード(もしくはアンサンブル)の中で左程重要ではない音程というのが分かります。

 (もちろん、音の厚みや響きという事を考慮して、省略すべきでないと判断する場合もあります)

 従って、重複してもしなくても良い音程です。


 6度や7度、テンションなどが和音に含まれる場合には、それ自体がなければネーム通りの和音が成立しませんので、省略出来ないというのはお分かり頂けるでしょう。


 では、問題の3度音程はというと、和音の性格を決定づける音程。

 従って本来省略は許されません。

 エレキギターがパワーコード(5度コード)を演奏している場面でも、基本的にはアンサンブルのどこかで3度音(もしくは4度)が鳴らされているはずなのです。

 (メロディーとの兼ね合いでメジャー感/マイナー感を出しているという表現方法も考えられますが、基本省略不可です)


 それほど重要な音程であれば、重複して存在感を出すべきではないのか?と考えるところですが、これが逆に重複されない方が望ましいとされているのです。


 何故ならそれは、個々の音程が持つ倍音の関係で、3度音程の主張が強すぎるとコード(/アンサンブル全体)の響きを悪くすると言われているからです。


MC-51.jpg

 先ほどのフルコードの例を見ましても、無理をすればこうしたコードフォームのCメジャーも可能ではあります。(五度音程を省略した形/C omit5)

しかし、3度音を重複させるのはよろしくないと考えれば、こうしたコードが使われない理由にも納得が行きます。(そもそも上記の形は大変押弦し辛いですが)


 5度音程が省略されていますので単純にフルコードと比較し辛いですが、5度音程が無くなった部分の音程の開きを見ても良い響きはしないというのが五線譜を見て分かります。

 さらに、3度音の重複となれば猶更です。


 今回は、ギターコードの場合を見て来ましたが、3度の重複はアンサンブル全体としても避けるべき事項です。

 しかし、コードの響きやアンサンブル全体/楽曲の聞こえ方などというものは、楽器構成やそのバランスなどによっても幾らでも違って聞こえますので絶対に止めた方が良いという訳ではないと思います。


 ですが、どうしても響きが良く感じられない場合には”3度の重複”という概念に注目してみると良い結果を生み出す場合もあると思います。

 ギターコードを自分で工夫しようとする際にも重要な事柄です。


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