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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ギタリストのお勉強93

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その93。


 今回はギターサウンド(音色)とコードボイシングというお話です。


TAB461.jpg

 まず、図に示しましたのは、ギターコードで最もポピュラーなフルコード。

 バレーコード等とも言われるメジャーコードの”F”の形です。


 一応、コード構成音を確認しておきますと、低音弦側からルート音であるF音程の6弦と5度上の音程の5弦。

 その上に”F”、”A”、”C”のトライアドが綺麗に並び、最後1オクターブ上のF音が加えられているというボイシングとなっています。


 さて、皆様ご存じの様にエレキギターというものは実に様々な音色設定が可能ですので、これをクリーントーンで鳴らすのとハードに歪ませた状態で鳴らすのでは随分と”聞こえ方”が変わります。

 さらに言えば、クリーントーンでもイコライジングにより結構な差が出ます。


 どの場合でも発音している音程は全て同じなのですが、場合によってはフルコードが好ましく無い場合も生まれてくる訳です。
 

 単純に言えば、低音がきつ過ぎる。

 逆に、高音が聞こえない等々。


 楽譜を見る限り問題はなくとも、ギターのサウンドメイクを含めたバンドサウンド全体では問題ありという状態です。


 それでも音色的に大きく変えたくないという場合には、他のコードフォーム(ボイシング)に変更を考えなければなりませんが、コードフォームを変えずに聞こえ方を変える方法もあります。
 

TAB463.jpg

 低音が邪魔というケースならば、音の数を減らせば良いのです。

 単純に省略コードと呼ばれる形に変えてみるだけで聞こえ方が変わります。


 しかも、この上記3つの形、全てがFコードのトライアドを満たす転回形。

 微妙な聞こえ方の違いを考慮しながら、鳴らす音の選択が出来るのです。


TAB462.jpg

 逆に、高音部分が邪魔だという場合にも同様に工夫出来ます。

 最初のフルコードから高音弦側2本をミュートしてしまえば良いのです。


 これも、構成音内にしっかりトライアドが含まれた状態。

 6弦を親指で押弦するカントリーグリップならば、より扱い易い省略コードだと思います。


 さらに言えば、上記省略コードの6弦を押さえないパターンや4弦3フレットを押さえないパターンなども有効です。


 強く歪ませた場合などは特にこうしたコードボイシングの変更/省略は効果的なものになると思います。


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ギタリストのお勉強92

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その92。


 楽譜を読むのに慣れて来たりしますと、譜面に表されたメロディーを見ただけで、大体その小節に当てはまるコードが判別できたりするものですが、今回はそうした譜面上に見るメロディーとコードの関係/見え方、聞こえ方というお話です。


TAB453.jpg

 多くの場合メロディーの音程は動いているものですが、今回はその音程が鳴っている一瞬のみを考え、その時伴奏である和音との間にどのような関係が出来上がっているかを考えてみたいと思います。

 少々判り難い譜面ではありますが、上部赤枠がメロディー音程、下部青枠部分が伴奏のコードだとお考え下さい。

 (一応、曲のキーはCメジャーだとします)


 例えば、メロディーの音程が、EやG、B音で構成されていたとすると、当然それらを和音構成音に含むEmがぴったり当てはまるというのは直ぐにお分かりいただけると思います。


 ある曲の1小節内には、メロディーにE・G・B音しかないという場合。

 間違いなくEmコードが当てはまります。

 むしろ、これは当たり前の話です。


 では、Emコードの和音構成音に含まれないメロディー音が絡んでくるとどうなるか。

 とりあえず”F”音程だけは後回しにしまして、残るC・D・Aを見て行きましょう。


TAB454.jpg

 一見、ゴチャゴチャしている様に感じるとは思いますが、メロディー部分と伴奏部分を同じ譜面に表すと、かえって判りやすいものになると思います。

 伴奏和音Emに対しオクターブ上のメロディーC音を加えた場合。

 瞬間的になっている音全体として考えますと、Em+(ルートから見て)増5度という関係。

 しかし、Em和音構成音のB音と半音違いという事で、あまり綺麗な響きはしないであろうというのが見てお判りいただけると思います。

 オクターブの違いによっては、B音とC音の短9度関係となりますのでこれはNG。


 次にEm+メロディーD音。

 単純にEm+D音として考えると、和音構成”E+G+B+D”のE7(ドミナントセブンスコード)の組み合わせであるのが分かります。

 これも協和しない訳がありません。

 
 続いて、Em+メロディーA音。

 メロディーは伴奏のオクターブ上(/以上)にあるという前提で考えると、和音のルートE音から見たA音は長11度。

 イレブンスコードとして考えると途中の構成音が抜けているので単純に和音として比較は出来ませんが、これも特に問題ない組み合わせと言えます。


TAB455.jpg

 さて、後回しにした”F”音程。

 これはあからさまにEmのルート”E”音と短9度関係になっておりますので、メロディーと伴奏との間にこれがあってはならないという禁則にぴったり当てはまります。

 実際に聞いていただければ即お分かり頂けるダメな組み合わせであります。


TAB456.jpg

 また、Emと同じように和音構成音内に”E”音を含むCMコードも同様に協和しません。

 つまり、(Cメジャーキーの)譜面を見てメロディーにF音がある小節には基本的にEmやCMコードは相応しくないというのが演奏せずとも分かることになります。


TAB457.jpg

 もちろん、メロディーと伴奏の音程がオクターブ以上離れた場合には当然短9度関係ではなくなりますので適用されません。

 しかしながら、ここまで音程が離れてしまえばそもそも美しい響きとはまた違った考え方の音楽になると思いますが。


 実際、歌いながら/演奏しながらコード進行を考えれば耳で聞いて分かる事かもしれませんが、コードの成り立ちなどを理解していれば譜面をみただけでどんなコードがそこに相応しいか大体判断出来るものです。

 どうしても良いコード進行が産み出せないという場合には、一度楽典的な考えからどんなコードが当てはまりそうか考えてみるのも良い方法だと思います。


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ギタリストのお勉強91

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その91。


TAB448.jpg

 以前、ペンタトニックスケールの変化形として、こんなブルーノートが含まれたスケール(ブルースペンタトニックスケール)を取り上げた事があります。

 上記の場合には、Aマイナーペンタトニックにブルーノート(♭5)が追加された形です。


 しかし本来のブルーノートスケールと呼ばれるものは、もっと音数の多いものであります。


TAB447.jpg

 Cメジャースケールを基本に考えてみますと、Cメジャースケールにさらに♭3(E♭)、♭5(G♭)、♭7(B♭)の3つのブルーノートを加えた音階です。

 実際にこのスケールを弾いていただくと、追加された3音が物悲しい雰囲気かもしだす実に良い仕事をする音程であるというのがお分かり頂けるかと思います。


 しかしながら、これら全ての音程を実際に使用するというのはなかなか大変。

 第一、一オクターブの間に入る音数がかなり多くなってしまいます。

 もちろん、音楽演奏をする際にスケール上の全ての音を使用しなければならないルールはありませんので、必要だと思う場面で活用すれば良いだけの事であります。


TAB449.jpg

 さて、最初に出て来ましたブルースペンタトニックスケールに戻りますが、上記の場合ではAマイナーペンタトニックに♭5にあたるブルーノート1音のみが加えれた形となっています。

 先ほどのCメジャー基準のブルーノートスケールと比較(※)して頂ければお分かりの様に、♭3や♭7に該当するブルーノートも追加出来ますが、ここではあえて効果的な♭5のみを利用しています。

 元々シンプルなペンタトニックスケールですので、あまり音数を増やさずにブルースのフィーリングを取り入れられる、非常によく使われる形/スケールです。


 ※ Cメジャーペンタトニック=Aマイナーペンタトニック


TAB450.jpg

 同じようにCメジャーペンタトニックスケールの場合には、こんな形が良く使われます。

 こちらはメジャーペンタトニックに♭3音程を加えた形です。


 しかし、基本のブルーノートスケールを知っていれば、この形だけではなく他の形でも良いという考え方も当然出来る訳です。

 場合によっては♭5や♭7を足したスケールに変えても面白いと思います。

 (逆に言えば、何故上記の形が良く使われるのか→よりブルースっぽい物悲しい雰囲気が出るからであります)

 
 ついでに、音数の多いブルーノートスケールは、スケール練習素材としても優秀だと思います。


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