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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ギタリストのお勉強92

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その92。


 楽譜を読むのに慣れて来たりしますと、譜面に表されたメロディーを見ただけで、大体その小節に当てはまるコードが判別できたりするものですが、今回はそうした譜面上に見るメロディーとコードの関係/見え方、聞こえ方というお話です。


TAB453.jpg

 多くの場合メロディーの音程は動いているものですが、今回はその音程が鳴っている一瞬のみを考え、その時伴奏である和音との間にどのような関係が出来上がっているかを考えてみたいと思います。

 少々判り難い譜面ではありますが、上部赤枠がメロディー音程、下部青枠部分が伴奏のコードだとお考え下さい。

 (一応、曲のキーはCメジャーだとします)


 例えば、メロディーの音程が、EやG、B音で構成されていたとすると、当然それらを和音構成音に含むEmがぴったり当てはまるというのは直ぐにお分かりいただけると思います。


 ある曲の1小節内には、メロディーにE・G・B音しかないという場合。

 間違いなくEmコードが当てはまります。

 むしろ、これは当たり前の話です。


 では、Emコードの和音構成音に含まれないメロディー音が絡んでくるとどうなるか。

 とりあえず”F”音程だけは後回しにしまして、残るC・D・Aを見て行きましょう。


TAB454.jpg

 一見、ゴチャゴチャしている様に感じるとは思いますが、メロディー部分と伴奏部分を同じ譜面に表すと、かえって判りやすいものになると思います。

 伴奏和音Emに対しオクターブ上のメロディーC音を加えた場合。

 瞬間的になっている音全体として考えますと、Em+(ルートから見て)増5度という関係。

 しかし、Em和音構成音のB音と半音違いという事で、あまり綺麗な響きはしないであろうというのが見てお判りいただけると思います。

 オクターブの違いによっては、B音とC音の短9度関係となりますのでこれはNG。


 次にEm+メロディーD音。

 単純にEm+D音として考えると、和音構成”E+G+B+D”のE7(ドミナントセブンスコード)の組み合わせであるのが分かります。

 これも協和しない訳がありません。

 
 続いて、Em+メロディーA音。

 メロディーは伴奏のオクターブ上(/以上)にあるという前提で考えると、和音のルートE音から見たA音は長11度。

 イレブンスコードとして考えると途中の構成音が抜けているので単純に和音として比較は出来ませんが、これも特に問題ない組み合わせと言えます。


TAB455.jpg

 さて、後回しにした”F”音程。

 これはあからさまにEmのルート”E”音と短9度関係になっておりますので、メロディーと伴奏との間にこれがあってはならないという禁則にぴったり当てはまります。

 実際に聞いていただければ即お分かり頂けるダメな組み合わせであります。


TAB456.jpg

 また、Emと同じように和音構成音内に”E”音を含むCMコードも同様に協和しません。

 つまり、(Cメジャーキーの)譜面を見てメロディーにF音がある小節には基本的にEmやCMコードは相応しくないというのが演奏せずとも分かることになります。


TAB457.jpg

 もちろん、メロディーと伴奏の音程がオクターブ以上離れた場合には当然短9度関係ではなくなりますので適用されません。

 しかしながら、ここまで音程が離れてしまえばそもそも美しい響きとはまた違った考え方の音楽になると思いますが。


 実際、歌いながら/演奏しながらコード進行を考えれば耳で聞いて分かる事かもしれませんが、コードの成り立ちなどを理解していれば譜面をみただけでどんなコードがそこに相応しいか大体判断出来るものです。

 どうしても良いコード進行が産み出せないという場合には、一度楽典的な考えからどんなコードが当てはまりそうか考えてみるのも良い方法だと思います。


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ギタリストのお勉強91

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その91。


TAB448.jpg

 以前、ペンタトニックスケールの変化形として、こんなブルーノートが含まれたスケール(ブルースペンタトニックスケール)を取り上げた事があります。

 上記の場合には、Aマイナーペンタトニックにブルーノート(♭5)が追加された形です。


 しかし本来のブルーノートスケールと呼ばれるものは、もっと音数の多いものであります。


TAB447.jpg

 Cメジャースケールを基本に考えてみますと、Cメジャースケールにさらに♭3(E♭)、♭5(G♭)、♭7(B♭)の3つのブルーノートを加えた音階です。

 実際にこのスケールを弾いていただくと、追加された3音が物悲しい雰囲気かもしだす実に良い仕事をする音程であるというのがお分かり頂けるかと思います。


 しかしながら、これら全ての音程を実際に使用するというのはなかなか大変。

 第一、一オクターブの間に入る音数がかなり多くなってしまいます。

 もちろん、音楽演奏をする際にスケール上の全ての音を使用しなければならないルールはありませんので、必要だと思う場面で活用すれば良いだけの事であります。


TAB449.jpg

 さて、最初に出て来ましたブルースペンタトニックスケールに戻りますが、上記の場合ではAマイナーペンタトニックに♭5にあたるブルーノート1音のみが加えれた形となっています。

 先ほどのCメジャー基準のブルーノートスケールと比較(※)して頂ければお分かりの様に、♭3や♭7に該当するブルーノートも追加出来ますが、ここではあえて効果的な♭5のみを利用しています。

 元々シンプルなペンタトニックスケールですので、あまり音数を増やさずにブルースのフィーリングを取り入れられる、非常によく使われる形/スケールです。


 ※ Cメジャーペンタトニック=Aマイナーペンタトニック


TAB450.jpg

 同じようにCメジャーペンタトニックスケールの場合には、こんな形が良く使われます。

 こちらはメジャーペンタトニックに♭3音程を加えた形です。


 しかし、基本のブルーノートスケールを知っていれば、この形だけではなく他の形でも良いという考え方も当然出来る訳です。

 場合によっては♭5や♭7を足したスケールに変えても面白いと思います。

 (逆に言えば、何故上記の形が良く使われるのか→よりブルースっぽい物悲しい雰囲気が出るからであります)

 
 ついでに、音数の多いブルーノートスケールは、スケール練習素材としても優秀だと思います。


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ギタリストのお勉強90

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その90。


 随分前の回でメロディーやフレーズのターゲットとなる音程を直接弾くのではなく、他の音程からアプローチを行う”アプローチノート”という考え方を取り上げましたが、今回はその続き。

 アプローチノートはどこまで許されるのか?というテーマで行ってみたいと思います。


TAB439.jpg

 まず用意しましたのは、何ということはない”ドレミファソ”。

 これをインパクトある聞こえ方にする為、やりすぎな位にアプローチノートを足してみます。


 以前の回でご説明しました通り、アプローチノートに使われる音程は”調性に含まれる音である必要は無く”、”和音と協和している必要もありません”。

 基本的にターゲットである音程が強迫上にあれば、あとは自由な音程をターゲットノートとして付加出来る事となります。


TAB440.jpg

 すなわち、この様にターゲットノートが複数、また連続して現れる形になっても良いという事になります。

 ここまでくると最早意味不明な感じの譜面でありますが、アプローチノートのターゲットとなる”ドレミファソ”に動きはありません。


TAB441.jpg

 ターゲットである”ドレミファソ”の間に挿入された各音程が、全てターゲットへと向かうアプローチノートという事となります。

 どれもクロマチックなノートですので、ここに例えどんな和音が設定されていたとしても協和は難しいでしょう。

 実際に少し弾いて頂ければお分かり頂けると思いますが、メロディやフレーズとしても微妙(奇妙?)。

 しかし、最初のごく単純な”ドレミファソ”に比べれば、かなりインパクトは生まれたと思います。


 それにしてもこんなに滅茶苦茶で良いのか?

 そう思われるのが普通だと思いますが、これぞアプローチノートという考え方が生み出す自由さなのです。


 音楽にはルールや決まりがあり、そこから外れれば良くない結果を生む。

 それがごく自然な考え方と言えますが、アプローチノートという考え方の前では上記の様な無理も通ってしまうのです。


 現に上記の譜面の場合には、ターゲットとなる音程に動きは無く、もちろん強迫上にある音程のままであります。

 その重要な音程に向かうアプローチの仕方が変わっただけ。

 決して、元のメロディやフレーズを破壊してしまった訳ではないのです。


 基本、アプローチノートは強迫以外、短い音価で。という最低限のルールはありますが、こうした考え方を知っておく事で、改めて音楽(フレーズ)の表現は自由なんだと考える事が出来るのかもしれません。


 ですが、一応。

 上記例の様に闇雲にアプローチノートを足しても大抵良い結果は生み出さないでしょう。

 どこに、どんな音程のアプローチノートを足すか。作曲するのと同様にセンスが求められる筈です。

 自由である事こそ本当は難しいと言うのが良くわかる考え方だと思います。


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