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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ギタリストのお勉強90

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その90。


 随分前の回でメロディーやフレーズのターゲットとなる音程を直接弾くのではなく、他の音程からアプローチを行う”アプローチノート”という考え方を取り上げましたが、今回はその続き。

 アプローチノートはどこまで許されるのか?というテーマで行ってみたいと思います。


TAB439.jpg

 まず用意しましたのは、何ということはない”ドレミファソ”。

 これをインパクトある聞こえ方にする為、やりすぎな位にアプローチノートを足してみます。


 以前の回でご説明しました通り、アプローチノートに使われる音程は”調性に含まれる音である必要は無く”、”和音と協和している必要もありません”。

 基本的にターゲットである音程が強迫上にあれば、あとは自由な音程をターゲットノートとして付加出来る事となります。


TAB440.jpg

 すなわち、この様にターゲットノートが複数、また連続して現れる形になっても良いという事になります。

 ここまでくると最早意味不明な感じの譜面でありますが、アプローチノートのターゲットとなる”ドレミファソ”に動きはありません。


TAB441.jpg

 ターゲットである”ドレミファソ”の間に挿入された各音程が、全てターゲットへと向かうアプローチノートという事となります。

 どれもクロマチックなノートですので、ここに例えどんな和音が設定されていたとしても協和は難しいでしょう。

 実際に少し弾いて頂ければお分かり頂けると思いますが、メロディやフレーズとしても微妙(奇妙?)。

 しかし、最初のごく単純な”ドレミファソ”に比べれば、かなりインパクトは生まれたと思います。


 それにしてもこんなに滅茶苦茶で良いのか?

 そう思われるのが普通だと思いますが、これぞアプローチノートという考え方が生み出す自由さなのです。


 音楽にはルールや決まりがあり、そこから外れれば良くない結果を生む。

 それがごく自然な考え方と言えますが、アプローチノートという考え方の前では上記の様な無理も通ってしまうのです。


 現に上記の譜面の場合には、ターゲットとなる音程に動きは無く、もちろん強迫上にある音程のままであります。

 その重要な音程に向かうアプローチの仕方が変わっただけ。

 決して、元のメロディやフレーズを破壊してしまった訳ではないのです。


 基本、アプローチノートは強迫以外、短い音価で。という最低限のルールはありますが、こうした考え方を知っておく事で、改めて音楽(フレーズ)の表現は自由なんだと考える事が出来るのかもしれません。


 ですが、一応。

 上記例の様に闇雲にアプローチノートを足しても大抵良い結果は生み出さないでしょう。

 どこに、どんな音程のアプローチノートを足すか。作曲するのと同様にセンスが求められる筈です。

 自由である事こそ本当は難しいと言うのが良くわかる考え方だと思います。


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ギタリストのお勉強89

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その89。


 今回は、リズム的な概念シンコペーション(/アンティシペーション)についてです。

 以前、ちょっとした小技でも取り上げた事があるシンコペーションですが、そもそもシンコペーションとは何だ?という方には少々判りにくい内容だったと思いますので、今一度この概念について見直してみようと思います。


 まず、シンコペーションの基本的な形。


TAB433.jpg


 簡単に言うとシンコペーションとは、強拍以外の音を伸ばすなどしてアクセントとし、リズムに変化を与える事であります。

 つまり、上記の場合ですと、下の図の赤丸がシンコペーション。

 頭ではなく裏拍にアクセントが来るので、これだけでかなりリズムの印象が変わります。


TAB434.jpg

 また、強拍以外の音を伸ばすだけがシンコペーションではありません。

 この様に休符を入れて演奏しない状態もまたシンコペーションと言えます。


TAB435.jpg

 正確にはアンティシペーションと分類されるこの様な形態もロックなどではまとめてシンコペーションと言われる事も多いです。

 メロディやフレーズの頭が前小節に突っ込む形。

 いろいろな場面で多用されている形であると思います。


 さて、このシンコペーション(/アンティシペーション)をギター演奏する上でどう扱うか?という話になりますが、リズム的にアクセントが欲しい場面で非常に有効な方法となります。


 ギターフレーズやコードストロークにこの考え方を活用すれば、それだけで面白味のある伴奏が出来上がるかもしれません。


 もちろん、良いメロディが思い浮かばないという場合にも、ほんの少しシンコペーションを意識するだけで、メロディの印象が大きく変わる事もあるでしょう。

 シンコペーションという考え方は、リズム楽器のみに有効な方法ではなく、様々な楽器演奏において効果的な手法なのであります。


 フレーズを作ってみたが何かつまらない。

 メロディを書いてみたがどこか単調。

 そこに少しシンコペーションを加えてみると、それだけで大変魅力的なものに変わる可能性があるのです。


 もちろん、シンコペーションばかりを意識し過ぎるのもズッコケた感じになってしまいますが、困ったときにはこうしたリズムの変化を試してみると良いかと思います。


Electro-Harmonix Ram’s Head Big Muff Pi ラムズヘッド ビッグマフ パイ



ギタリストのお勉強88

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その88。


 今回は、主にクラシック音楽で登場するちょっと変わった和音のお話。

 ロックギターでも使われるコードの中には、解釈の仕方によって捉え方(コードネーム)が変わるという事もありますが、多くの場合とんでもなく珍しいパターン(構成音)である訳ではありません。

 では、良くあるメジャー/マイナーだの、セブンス/シックススなどの他に和音は成立しないのか?というとそんな事もないのです。


 クラシック音楽では、多種の「増6の和音」が登場したりします。

 オーギュメント(増5)があるのだから、不思議ではないと言えばそうかもしれません。


TAB430.jpg

 増6の音程関係というと、Cから見てA♯/B♭という事になります。


 ここで、増6と言っても結局短7を加えた7thコードじゃないか?と考えてしまう所ですが、コード機能も全く別の「増6の和音」というものが存在します。


TAB428.jpg

 「増6の和音」として有名なのがこの三つ。(一応キーはC or Cm)

 ”イタリアの増6”、”フランスの増6”、”ドイツの増6”などと呼ばれているものです。

 何故各国の名が付いているのかについては諸説あるそうでして、私も詳しくは知りません。


 とにかく見ているだけで頭の痛くなりそうな和音でありますが、実際に鳴らしてみると意外と良い響きをしてくれます。


 イタリアの増6が最も単純な形で、ボトムであるA♭から見た3度(C音)が重複して含まれているのが特徴。+F♯音。

 フランスの増6は、重複したC音を一つ増4度(D音)とした形。

 ドイツの増6は、重複したC音の一つを完全5度(D♯)へと変化させた形になっています。


 しかし、これをギターコードとして押さえるのはなかなか大変であります。


TAB429.jpg

 そこで、何とかギターに取り入れてみようとアルペジオ的にしたのがこちら。


 Fmから続くA♭m7の部分が増6(A♭⇔F♯が増6関係)を含む部分です。

 増6の和音は多くの場合ドミナントコードへとアプローチする目的で使用されます。

 性格としてはセカンダリー・ドミナントと同じ働きを持つ和音と言えます。


 「増6の和音」とはロック畑の人間にはちょっと聞きなれない和音かもしれませんが、もしかしたら感覚的に自然とフレーズなどに取り入れている場合もあると思います。

 また、何か新しいアイディアを探している時には、こうした少し変わった和音が良い刺激になるかもしれません。


tc electronic リバーブ SKYSURFER REVERB




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