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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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”PERFECT LOCK BOLT”ストラップピン

 この度、製品開発元である山梨県の加工機メーカー「株式会社ニッセー」様のご厚意で、ギター/ベース用ロックピン製品「PERFECT LOCK BOLTストラップピン」を実際に試してみる機会を頂きました。

 私の様なアマチュアのギター愛好家にこうした機会を与えて頂いたことについてはまことに恐縮するばかりでは御座いますが、長年ロックピンを愛用して来たユーザーとして実際に使用した感想などをここに記したいと思います。



 内容が多くなってしまいましたので、勝手ながら記事を2分割させて頂きました。

 まず、本稿ではPERFECT LOCK BOLTストラップピンの取り付けなどを記載しました。


 使用後の感想などをご覧になりたい方はこちらのページにお進み下さい。



 尚、”ロックピンとはいかなるものか?”

 これにつきましては、こちらのページをご用意させて頂きました。

 まだロックピンを使った事がないという方の参考にして頂ければ幸いです。




 改めましてこの「PERFECT LOCK BOLTストラップピン」について簡単にご説明させて頂きますと、長年エレキギター愛好家に親しまれてきた”ロックピン”の弱点とも言えるストラップ取り付けボルトの緩みを解消するべく、新発想の2条ネジ「PERFECT LOCK BOLT(PLB)」技術を採用し開発された国内メーカー製ギター/ベース用ロックピン製品であります。

 (以前、当ブログでご紹介しました「PERFECT LOCK BOLTストラップピン」の掲載ページはこちら)。



 それでは実際の製品パッケージから。


PLB101.jpg

 「PERFECT LOCK BOLTストラップピン」は今年初め頃から製品リニューアルに取り組んでいたそうでございまして、最新の製品はこんな立派なパッケージに封入されている姿になっておりました。


 リニューアルされた点に付きましては以下の3点。


  本体部分の小型化。(約3mm長さが短く)

  ロック時の操作性向上。

  以前は台湾製だったものが国内製造品へ。


 リニューアル版ではこうした改良が施されているそうです。 


PLB102.jpg

 パッケージから取り出してみますと、製品は既に組みあがっている様な状態。

 さらに、初めからセットされているネジより長めのネジが2本付属していました。


 形状といたしましては、見慣れたSchallerタイプのロックピンと酷似しています。

 基本的な使い方は、ほぼ変わりありません。

 多くのロックピンユーザーが使い慣れたあの感覚で使用出来るものだと思われます。


PLB103.jpg

 本体ロック部を観察してみますと、ロックをかけるピンに傾斜がつけられているのが確認出来ます。

 専用ストラップピンに本体を接続する際には、ただガチャっとはめるだけでロックがかかる仕組みになっている訳ですね。

 (写真では見難いですが、本体にはMade in Japanの表記有)


 ストラップピンとの交換用部品の形状や大きさもSchaller製によく似ています。


PLB104.jpg

 さて肝心のPERFECT LOCK BOLT技術が使われている本体部分をばらしてみます。


 ストラップを押さえるためのワッシャーとPERFECT LOCK BOLTとしては当然のナット2本。

 太めのナットを先に装着し、後から細めのナットをさらに装着する形になっています。


 実際目にしたボルト部分は、確かに精緻な加工が施されているのが分かりました。

 しかし、あまりに緻密な加工が施されている為、近頃目の老化に悩まされはじめている私には、肉眼では一体どんな風になっているのかまで詳しく確認出来ません。

 それほど細かな加工が施されています。


PLB106.jpg

 続いて、手持ちのギターのストラップピンをPERFECT LOCK BOLT付属のピンと交換。


 作業はドライバー一本で出来ますので非常に簡単。

 ものの5分とかかりません。


 しかし、木材に直接ねじ止めしてある部分ですので注意して作業するに越したことはありません。


 斜めにネジが入っていないか?取り付け後にガタツキは無いか?等をチェックしながら作業する必要があります。


PLB107.jpg

 そして、普段実際に練習に使用しているストラップにPERFECT LOCK BOLT本体を装着。

 細かな加工の施されたPERFECT LOCK BOLTの扱いは難しいのではないかと思いましたが、特にその様なこともありません。


 通常のボルトとナットと同じく、ナットが斜めに入ってネジ山を噛んでしまわない様に注意しながらナットを回して行きました。

 正しくナットが入っているか確認する意味で、最初は手回しで締めて行くのが良いでしょう。


 ストラップを固定する目的ではじめに取り付けるパワーナット(厚めの方)は12mmのスパナ。

 パワーナットを押さえる役目のロックナット(薄いナット)は13mmのスパナを使用しました。


 後から付けるロックナットの方が経が大きくなっているので、締め付けの際にボックスレンチなども使用出来ます。

 ダブルナットである以上当たり前の事なのかもしれませんが、設計にこうした細かな配慮がなされている部分は流石だと思いました。

 
PLB105.jpg

 尚、製品パッケージ内には丁寧な交換手引きが付属していました。

 ご自身でロックピン交換した事の無い方でも、これを見ながら作業を行えば簡単に取り付けられると思います。

 パッケージの裏面には、PERFECT LOCK BOLTの技術説明なども掲載されています。
 


 続いて、PERFECT LOCK BOLTストラップピンを実際に使用してみた感想へ。






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PERFECT LOCK BOLTストラップピンの使用感

 ここからは、PERFECT LOCK BOLTストラップピンを実際に使用してみた感想です。


PLB109.jpg


 ストラップに装着済みの本体とギター側のピンとを接続。

 ただはめるだけですので至って簡単。

 カチャン!とロックがかかる感覚は非常にしっかりしていて気持ちが良いです。


 取り付け後に接合部がカチャカチャ動く感覚はありますが、これは他社製品でも同じ。

 私が知る限りどんなロックピン製品でも多少遊びがある設計になっているものなので、取り付け後の動きに関しては一般的な水準に思えます。


 そして、今回一番注目すべき点。

 ストラップを固定したナット部分を見ていきたいと思います。

PLB110.jpg

 改めてその造りを見てみましても、2本のナットがガッチリはまっている様は見るからに頑丈そうです。
 


 実は私は以前、Schaller製品のナットの緩みをどうにかしたいと思い、自分でナットをもう一枚追加しダブルナット化して使用していた事があります。


CIMG3412.png

 ですがその結果は2本のナットが供回りしただけ。

 単純にナットを倍にすれば緩みが防止出来るというものでもありませんでした。


PLB101.jpg

 ですが今回の品は同じ2本のナットでも、ナット同士の進み方が違うPEFECT LOCK BOLT。

 単純なダブルナットとはわけが違います。


 確かに緩まない。



 その実力はどこまでのものかと、ギターを担いだまま無理に飛んだり跳ねたり。

 ありえない程ギターを振り回してみたり。

 これでもかと色々な方向からストラップにジワーっと力をかけたりもしてみましたが。


 緩む気配すら一切感じられません。


 これはもう聞きしに勝る性能。

 まさに製品名通りのパーフェクト。

 そんな印象を受けました。



 他に気になる事があるとすれば耐久性です。

 本来これは長い期間使用してみなければ結果はわからない事だと言える部分なのですが。


 そもそもPEFECT LOCK BOLTを開発した「株式会社ニッセー」という会社は、”転造”という特殊な加工を行う工作機を扱うメーカーです。

 (一般的な金属加工では素材を”削り”ますが、転造は素材に力を加え成型を行う技術。)


 この転造技術を用い加工された製品は、素材繊維が破壊される事が無い為、加工後の表面が滑らかで強度の高い品が出来上がるのだそうです。

 (もちろんこのPERFECT LOCK BOLTストラップピンにも転造技術が利用されています)


 こうして生み出されたPERFECT LOCK BOLTは、建設機械や橋梁、高速鉄道など大変な信頼性が求められる現場で活用されているそうです。

 そんな過酷な使用環境下でも利用される程の品質であれば、ギターパーツとしてその強度・耐久性については全く問題ないと言えるでしょう。



 さらにそれ以外に気になる点があるとするならば、他社製品との互換性について。

 穴が開いたピンに本体突起を差し込みロックするタイプの製品は論外と致しましても、システム的に良く似たSchallerタイプの他社ロックピン、及び付属の交換ピンとの互換性はどうなのか?という部分です。


PLB108.jpg

 ロックピンのシステムとしてメジャーなSchallerタイプ向けには、交換部品として”互換ピン”なども販売されておりますが、このSchallerタイプ互換ピンに対し、PERFECT LOCK BOLTストラップピン(本体)はそのまま利用出来ました。

 PERFECT LOCK BOLTストラップピン付属のピンと互換ピンとを比べますとかなり形状が違って見えるものですが、この互換ピンを実際にギターに装着している状態で問題なく使用可能。

 互換製品が使えるという事は、もちろんSchaller製ロックピン(旧タイプ)付属の交換ピンも使用可能でした。


 ただし逆に、PERFECT LOCK BOLTストラップピン付属の交換ピンにSchaller製ロックピン本体ははまりませんでした。

 似たような外観でも微妙な厚みの違いがあるようです。



 改めてまとめますと。


 PLBストラップピン本体

   + (旧タイプ)Schaller製付属ピン 〇

   + 他社Schallerタイプ用互換ピン 〇


 Schaller製ロックピン本体

   + PLBストラップピン付属ピン ×


            という結果でした。


 ここで結論じみた話をしてしまいますが、今後あえて旧式のSchaller製ロックピンを使用する理由は無くなりましたので、PERFECT LOCK BOLTストラップピン付属の交換ピンにSchaller製本体が使えなくとも私としては全く問題はありません。

 むしろ他社製互換ピンが使えるという点にありがたみを感じます。


 以上の点を踏まえまして、製品の感想を述べさせて頂きますと、「PERFECT LOCK BOLTストラップピン」は私個人的に大変満足度の高い品でありました。

 導入のし易さから、PLBシステム、製品クオリティまで。

 現時点で”最強のロックピン”と言ってしまって良い程、大変優れた製品であると思います。



 この「PERFECT LOCK BOLTストラップピン」は、国内有名楽器店「島村楽器」さんにて入手可能です。


PERFECT LOCK BOLT ストラップピン 【パーフェクトロックボルト】




PERFECT LOCK BOLT ストラップロックピン シャーラータイプ(SCHALLER Type) パーフェクトロックボルト




 お近くに店舗がない場合には、楽天市場やAmazon経由で購入することも可能になっております。



 ロックピンを実際に使ってみると分かる”安心感”と”取付けナットが緩む問題”。

 PERFECT LOCK BOLTストラップピンさえあれば、ロックピン使用時の”安心感だけ”を手に入れる事が出来ます。


 是非多くの方に使ってみて頂きたい製品です。




 最後に。あとがきの様なもの


あとがきの様なもの

 昔に比べるとかなりメジャーなギター部品と言える様になった”ロックピン”。

 そんな現在の状況を表す様に、今や他のギターパーツと同じくかなり廉価な中国製品なども販売される様になってきています。


 姿形はSchaller製にそっくり。

 私は使用した事がないのでハッキリとは言い切れませんが、おそらく他社製互換ピンなども使用出来るのでしょう。

 驚いたことにダブルナットの製品まで出ております。
 

 ですが当然、このダブルナットは通常のナットを2本はめただけのもの。

 PERFECT LOCK BOLTの様な性能はありません。


 価格的なものだけをみてしまえば、廉価な中国製品は魅力的に見えるものかもしれませんが、これを選択してしまえば必ずやナットの緩みに悩まされる事態に陥るでしょう。


 長年そんなナットの緩みに悩まされて来た私は断言します。

 余計な手間をかけたり緩みを心配するのは、時間がもったいないです。

 販売価格を見るだけでなく、しっかりとその機能性まで試算に入れて考えれば、PERFECT LOCK BOLTストラップピンの方がはるかにコストパフォーマンスが良い製品だと言えます。


 私も今後、ロックピンを買い替えたり、買い足したりする機会があれば、必ずPERFECT LOCK BOLTストラップピンを選択します。


 最後になりますが、今回こうした機会を与えて下さいました「株式会社ニッセー」様、ならびに担当者様にお礼申し上げます。

 ありがとうございました。





楽天市場

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