私が幼児の時分には、家庭にパソコンなんてものはありやしませんでした。
時は流れて家庭にパソコンが普及したこのご時世。
我が愚息が生まれたときにも既にパソコンが我が家にありました。
当然、親が操作するパソコンのモニターに興味を示しだす我が子。
初めは、妻が洗濯やらなにやらで手が離せないときに、Youtubeで車の動画を見せていたそうです。
(当時我が子にはちょっとした車ブームが来ていました)
2歳半くらいになった頃でしょうか?
一人でぎこちないながらマウスを操作し、
インターネットエクスプローラーを立ち上げ、
お気に入りからYOUTUBEを選択し、
サムネイルを眺め、
自分で好きな動画を再生しだすようになりました。
この一連の作業を我が子がやっている様を初めて見た私は、文字通り目が点になっていたと思います。
そんな息子はいつも、車や電車などの動画を見ていたらしいのですが、ある日急にアルファベットに興味を持ち出し、外国の子供向けアルファベット学習?のアニメを見るようになっていました。
誰しも一度は耳にしたことがありますよね?ABCの歌。
Youtubeに何種類(何十種類?)もあがっているABCの歌の動画を巡回し、気に入った動画はリプレイして毎日何時間も見ていた我が子。
それから数週間・・・
ついに、歌いだしやがりました。
愚息「えーにーしーでぃーいーえっじー」(笑) 2歳半の幼児がパソコン相手に自習を繰り返し、最終的にA-Zまで読めるようになりました。
私も妻も基本ノータッチです。
息子は、読みがわからないときに、
「これなんだ!」
と指差しながら聞いてくるので答えていた程度です。
人間、興味を持ってチャレンジするというのは大切な事なんだなと、改めて息子に教わったような気がしました。
当時、息子はまだひらがなも読めませんでしたし、アルファベットよりも先にひらがなを覚えて欲しかったな。(笑)
今でもたまに、二歳当時の息子が歌う「えーにーしーの歌」が頭の中で聞こえてきたります。
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