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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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気になるギタリスト126

 気になるギタリスト126回目の今回は、久しぶりのベーシスト回。


Unorthodox Behaviour




 イギリスのフュージョンバンド「Brand X」のベース担当、「パーシー・ジョーンズ」です。


 ギタリスト「ジョン・グッドソール」も「Brand X」の看板的人物ではありますが、その超絶技巧に引けをとらないハイテクニックを見せるのがベーシスト「パーシー・ジョーンズ」であります。


 高速フィンガーピッキングとフレットレスベースから繰り出されるアグレッシブなサウンドは、一度見聞きすれば唯々関心させられてしまうハイレベルな物に感じられる事でしょう。


 何より、そこまでハイレベルな演奏を行いながらも、彼から感じられる信じられない程の安定感。

 まさにプロ中のプロだと感じさせるベーシストなのであります。


Is There Anything About [Analog]




 1975年結成の「Brand X」は、オリジナルメンバーでもある「パーシー・ジョーンズ」が2020年に脱退するまで活動を続けていました。

 年齢を重ねてからの「パーシー・ジョーンズ」の演奏を見ると、さらに円熟味が増した流石ベテランという印象を受けるかもしれませんが、実は若い当時から恐るべきテクニックと安定感を感じさせているベーシストでした。


 元セッションミュージシャンで、フュージョンバンドのベーシスト。


 その経歴を聞いただけで、超絶技巧を操るのは間違いないという印象を受けてしまいますが、長年にわたってそのイメージ通りの凄腕を披露し続けてくれた、偉大なベーシストであると思います。


Cape Catastrophe


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気になるギタリスト125

 気になるギタリスト125回目の今回は、デビューするなり全世界でチャートインするなど、世界的ヒットを飛ばしたイギリスのバンド「ダイアー・ストレイツ」のフロントマン、「マーク・ノップラー」です。


マーク・ノップラー ポスター 1 家の装飾 アートパネル 印刷 キャンバス ウォールアート モダン 壁掛け 絵画 アートワーク インテリア 装飾 フレーム-スタイル12x18inch(30x45cm)




 1976年結成の「ダイアー・ストレイツ」は、当初4人編成のロックバンド。

 ちなみにリズムギター担当は、マークの実弟でした。


悲しきサルタン(SHM-CD)




 1978年に発売されたファーストアルバムは、ある種独特な雰囲気を持っており、世界的ヒットとなるまでに多少時間を要します。

 何より、あの時代のイギリスのロックバンドとして想像するようなギターサウンドではなく、むしろローゲイン。

 ギターサウンドをドライブさせても最小限であり、エレキギター本来のサウンドを生かした様な音作りが印象的です。


 マーク・ノップラー自身、ピックを使って演奏する事は無く、フィンガーピッキング主体のギタリストでありました。


Brothers In Arms (Remastered 1996)




 あまりドライブさせないギターとフィンガーピッキング。

 これがどれだけ難しい事か、ギター愛好家の方ならば直ぐに想像できるかと思います。

 しかも、マーク・ノップラーは歌いながらです。


 彼の高い音楽性は元より、その演奏技量の高さにも世界の名だたるギタリスト達が注目したというのにも納得出来るでしょう。


オン・エヴリー・ストリート (SHM-CD)




 数々のヒットを飛ばした「ダイアー・ストレイツ」自体は、1988年に解散。

 その後、再結成をしたりしましたが、大規模ツアーを嫌ったマークの判断で1995年に再び解散しています。


 バンド活動自体が、ほぼマーク一人の楽曲で成り立っていたという事もあり、バンド以外にも多くのソロアルバムを残してきた彼。

 最新ソロアルバムの発売は2018年と、今だ現役を続けるレジェンドギタリストであります。




 ギター本来の音を追求した様なサウンドでポップな雰囲気。

 その裏には、違った意味での超絶技巧が潜んでいる。そんなギタリストであると思います。

 歪んだサウンドばかりがエレキギターではないといわんばかりの彼の音楽は、今も尚魅力的に聞こえます。


Down the Road Wherever



気になるギタリスト124

 気になるギタリスト124回目。

 今回は、60年代後半から爆発的人気を誇ったアメリカのバンド「The Doors」のギタリスト、「ロビー・クリーガー」です。


In Session




 「The Doors」という名は、ファンの方でなくても一度は聞いたことのある有名なバンドであると思いますが、実は少々変わった構成の4人組でした。


 ロックスターは27歳で死亡するというジンクスの一人ともなっている、有名なボーカリスト「ジム・モリソン」。

 後に、ロビー・クリーガーと再び活動をすることになるキーボーディスト「レイ・マンザレク」。

 元々は、ジャズ志向であったドラマー「ジョン・デンズモア」。

 そして、ギタリストの「ロビー・クリーガー」の計4人。


 そうです。なんと、ベーシストの居ないバンドなのであります。


The Doors




 無論、キーボードがベースの音域をカバーするような事は可能ですが、この少々変わった編成とジャズ志向のドラマー。

 そして、ロビー・クリーガー自身もフラメンコギターがそのルーツであるという事から、他にはない音楽性を持ったバンドとして注目される事になったのです。


 事実、ロビー・クリーガーの演奏スタイルや指使い等は、フラメンコギターを髣髴とさせるものであり、当然独特なフレージングとして人々を魅了していく事となります。

 しかしそれは、ギター愛好家からの目線であり、Doors時代にはもっぱらソングライターとしての評価が高かったと言われております。

 変わったバンド編成であれば、それだけ注目されるのは当然としても、そこにカリスマ性が無ければ、曲が良くなければ売れないのは当たり前ですので、ロビー・クリーガーのこの評価もごく自然なものなのかもしれません。


THE SINGLES [2CD BLU-RAY]




 しかし、大人気となった彼らも僅か5年程の短い期間で、ジム・モリソンの死と言う突然の出来事からバンドは解散。

 彼らだからこそ出来たバンド活動は、その誰か一人が欠けても立ち行かなかったのです。


La Woman Live [DVD]




 2000年代に入り、ロビー・クリーガーとレイ・マンザレクが「21世紀のドアーズ (The Doors 21st Century)」としての活動を開始したりもしましたが、そこにドラマー、ジョン・デンズモアの姿は無く、ロビー・クリーガーのバンドで活躍していたベーシストを招き入れるなど、Doorsとは全く違う形での活動形態となっていました。

 ボーカリストが違うというのは大きな差でありますが、それ以上に違うバンドへと変化した形だったと言えます。


 しかし、Doors解散から長い年月を経ている間に音楽は常に変化をしているという事を考えれば、この新しい形を肯定的に受け止める声も多かったのも事実であります。

 新生Doorsの活動は、2013年にレイ・マンザレクが死去するまで続いていたというのも、その証拠であると思います。


 フラメンコをルーツに持つギタリストでありながら、ロックギタリストとして一時代を築いたロビー・クリーガー。

 そんな彼のルーツを想いながら曲やフレーズに注目してみると、また新たな魅力が発見出来る様な、そんなギタリストであると思います。


Ritual Begins at Sundown








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