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 四十代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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気になるギタリスト95

 今回の気になるギタリストは、かつてガレージロックを代表するバンドと評された「ザ・ホワイト・ストライプス」で活躍したギタリスト、「ジャック・ホワイト」です。

ゲット・ビハインド・ミー・サタン




 アメリカのインディーズシーンから活動を始めたジャック・ホワイト。

 後にグラミー賞を何度も受賞するザ・ホワイト・ストライプスは”姉弟”のユニットという事でしたが、実はこの二人ご夫婦。

 この時から既にグラミー賞アーティストとしてのプロデュースが始まっていたのかもしれません。


 ギターと共にボーカルも務める彼は、独特な存在感と激しさを含むギタープレイなどロックアーティストらしい魅力で一躍人気者となって行きます。


Elephant




 2003年にメジャーレーベルより発売されたアルバム「Elephant」からのシングル、「Seven Nation Army」がいきなりグラミー賞、最優秀ロック・ソング賞を獲得。

 インディーズ時代より稀有な存在と知られていた彼の知名度は一気に爆発する事となりました。


イッキー・サンプ




 耳に残る歌唱。

 ハードなギターサウンド。

 ファズと独特なフレーズやギターソロ。

 作り上げられたジャック・ホワイトというキャラクターは、多くの人々が忘れかけていたロックスターそのものと言える存在なのかもしれません。


 しかし、ガレージロックでアーティスティック、激しいギタープレイなどと聞くと技術はあまり・・・とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。

 ですが、彼は歌いながらも独特なフレーズを披露し、さらには挑戦的とも言えるギターソロもこなす素晴らしいギタリストであります。


 歌いながらギターを弾く難しさ。

 実際にやっている方には良くお分かり頂ける事だと思います。


 ギターとドラムという最小(以下)のメンバー構成でありながら、これだけの表現力を発揮するギタリストも珍しい存在なのではないかと思います。

 そういった意味でもまさに2000年代のギターヒーローと呼ぶに相応しい人物であると思います。


 残念ながら離婚という形でその活動を終えてしまった「ザ・ホワイト・ストライプス」でありますが、「ジャック・ホワイト」はソロ活動を含め現在も活躍中です。

 そのロックスターとしての輝きは今も衰える事無く健在であります。


Lazaretto



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気になるギタリスト94

 今回の気になるギタリストは、惜しまれつつも2011年に解散を迎えたアメリカのオルタナティブロックバンド、「R.E.M.」のギタリストである「ピーター・バック」です。


Opium Drivel EP




 一般的にオルタナティブロックに分類されるバンド達は、やはりその源流であるパンクやニューウェーブと言った音楽/ジャンルの影響を感じさせるものでありますが、「R.E.M.」はその中でも特にニューウェーブな雰囲気を感じさせるバンドであったと思います。

 アメリカ出身のギタリストである「ピーター・バック」ですが、その生み出す楽曲やギターワークは何処かイギリス的。

 何処か英国ニューウェーブバンド/ギタリストの雰囲気を感じさせます。


 基本的にギターソロなどは執らないタイプのギタリストである彼は、コードワークやアルペジオを主体とする演奏がその持ち味。

 特に、同時に複数の音程を鳴らすことが出来る多弦楽器(=ギター)の特性を生かしたアルペジオ演奏が印象的で、エフェクティブかつ和声を取り入れたフレーズワークが特徴です。


 もちろん、ニューウェーブを感じさせる実験的な要素、雰囲気ある音楽性と言った部分も彼の持ち味だと思います。


Murmur




 そんな音楽的なギタリスト「ピーター・バック」が長年活動した「R.E.M.」は、1981年にインディーズレーベルからスタートしたバンドですが、1983年に発表したメジャーデビューアルバム「Murmur」でいきなりヒットを飛ばします。

 このデビューアルバムは、有名なローリングストーン誌の発表する年間ベストアルバムにも選ばれるという快挙を成し遂げています。


ARTHUR BUCK




 地道なインディーズ活動があったとは言え、いきなりの大成功を収めた「ピーター・バック」でありますが、それだけでは満足しないのが彼のすごい所。

 「R.E.M.」の活動と並行して数々のサイドプロジェクトをこなすという精力的な活動を続けて来ました。


 これらの活動は、よくある人気バンドに在籍するが故のギタリストの葛藤やストレスを解消する様な類ものではなく、溢れ出るアイディアを様々な形で表現しようとした彼の豊かな才能を表している事だと思います。

 個々の活動がそれぞれ「ピーター・バック」。

 ギタリストとして、また音楽家としての彼の存在感を示している様に思えます。


AUTOMATIC FOR THE PEOPLE (DELUXE EDITION) [2CD] (25TH ANNIVERSARY)




 溢れ出る音楽表現で大人気バンドへと成長した「R.E.M.」と「ピーター・バック」。

 ならばなぜそんなベテランバンドが解散したのか?と不思議にもなるところですが、ボーカリストである「マイケル・スタイプ」の意向が大きかった様です。

 しかし、それは仲たがいでも音楽的な趣向の違いでもなく、メンバーそれぞれの為に離れるというのがその決断の意味だった様です。


 後に、ピーター・バックは、

 「表向きでは、バンドは解散した。しかし本当は違う。

 ニューアルバムを作らず、ツアーを行っていないだけ」

 と発言していたそうです。


 現在も(あくまで)サイドプロジェクトの活動を続ける「ピーター・バック」ですが、DTMの進歩などによる音楽制作の変化に戸惑いを感じる発言もしています。


 彼の中で、音楽は人間同士のやるもの。

 便利になったからと言ってそれが全てではないという意味にも聞こえます。


 そう考えると、彼の本格的な活動再開には「R.E.M.」の活動再開が必要不可欠に感じるところですが、メンバー皆が納得の上で解散したのですからそれも難しい話なのかもしれません。


 しかし、音楽家として完全引退した訳ではありませんので、まだまだこれからも様々な形の「ピーター・バック」を見せてくれるのではないかと期待が持てます。

 さらなる今後の活動が気になる、偉大なギタリストのお一人です。


アウト・オブ・タイム(25周年デラックス・エディション)(完全限定盤)



気になるギタリスト93

 気になるギタリスト93回目は、1970年代に活躍したイギリスのハードロックバンド「Free」のギタリスト、「ポール・コゾフ」です。


ファイアー・アンド・ウォーター 6




 僅か3年程の活動期間でありながら、後世に与えた影響は計り知れないとされる「Free」。

 ハードロックファンの方にはお馴染みの存在であると思われます。


 しかしながら、同様の時期にハードロックの王とも言える「Led Zeppelin」が活躍していた為か、(今となっては特に)一般にはあまり知られていない存在かもしれません。

 Led Zeppelinのジミー・ペイジと同じように、「ポール・コゾフ」の愛機も主にレスポールモデル。


 同じ時期の英国のバンドでありハードロックのギタリスト。

 そして、レスポール愛用者と自然と比較された存在になってしまうのは仕方の無いことかもしれません。


トンズ・オブ・ソブス 8




 しかしながら、何処か計算されつくした知的さを感じさせるジミー・ペイジとは違い、ポール・コゾフのプレイはよりエモーショナルなスタイル。

 理屈抜きのノリ重視と言ったギターソロなど、ポール・コゾフらしい魅力に溢れたものだと思います。

 バンドとしても、よりブルース主体のハードロックであり、Led Zeppelinとはまた違った(全然別の)ハードロック路線でもあります。


 1971年、英国チャート入りを果たした代表曲”All Right Now”を発表したFreeですが、当時メンバーの平均年齢は20歳だったというのですから驚き。

 そんな若さであのギタープレイを見せていたと考えると驚かずにはいられません。


 そんな若い時分から才能を発揮したポール・コゾフが、今現在ジミー・ペイジ程の知名度を得ていないのは何故かと不思議に感じるところですが・・・

 僅か25歳という若さで亡くなっています。


ハートブレイカー 6




 当然Freeも解散。

 今では伝説としてその名を残すのみとなってしまいました。


 英国のハードロックと聞いて、Led Zeppelinと答える方は多いと思います。

 しかし、Freeという伝説、そこにポール・コゾフと言う若き天才が居た事はあまり知られていないのが少し寂しく思えます。


バック・ストリート・クローラー




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