fc2ブログ

プロフィール

BlackDog

Author:BlackDog
50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


カレンダー

04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最新記事


カテゴリ


最新コメント


月別アーカイブ


FC2ブログランキング


BLOG RANKING


ブログ村

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
にほんブログ村

PR

忍者AdMax

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
音楽
68位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ギター
5位
アクセスランキングを見る>>

気になるギタリスト130

 気になるギタリスト130回目の今回は、アメリカの伝統的な音楽をルーツとする”ブルーグラスギター(※)”界のレジェンド。

 ※ アコースティック楽器によるアンサンブル


Live at Club 47




 盲目のギタリスト、「ドク・ワトソン」です。


 今となっては特別珍しくもありませんが、ピックを使ったアコースティックギター演奏の第一人者と呼ばれている彼。

 実は若い頃の彼は、エレキギターを手にカントリー&ウェスタンのバンドメンバーとして活動していたそうで、そう言った経験からもアコースティックギターにピックを使ったギター演奏・奏法を取り入れて行く事に対し特別抵抗がなかった故、生み出されていったスタイルだったのかもしれません。


 もちろんフィンガーピッキングもお手の物で、サムピックを使うなどして双方を織り交ぜた巧みなピッキング技術を披露していました。


 そこから生み出されるカントリーミュージック主体の速弾きは、とにかく正確無比であり、彼の基礎演奏技術の高さを感じさせるものであります。


Good Deal! Doc Watson In Nashville




 巧みなピック演奏で人々を魅了していった彼が視力を失ったのは、2歳になる以前だったと言います。

 今となっては、世の中に盲目のプロミュージシャンも数多く存在しますが、1920年代生まれの彼にとってその道を行くのは特に厳しかった事でしょう。


 彼が視力を失う以前、当然楽器など触っていません。

 おぼろげながら自身の手の形を覚えて居たとしても、それが楽器に対してどういう形でアプローチしているのか。

 楽器を始めた彼は知らなかった筈なのです。

 演奏フォームなど見て覚えたり、研究したりなど出来なかったという事です。


 点字の教則本などあったとも思えません。

 楽器に触れ、耳で音を感じ取る。

 ただそれだけの情報を元に、技術を磨いて行ったと考えれば、それは大変過酷な道のりだったと言えるでしょう。


Doc Watson




 それでも、演奏家として、シンガーとして、後世のミュージシャンに多大な影響を与える程の活躍を続けて行ったドク・ワトソン。

 後に、息子である「マール・ワトソン」と共に演奏活動を行っていった彼のミュージシャン人生は、きっと幸せなものだったに違いないでしょう。


 ただ、残念な事にその息子は父親より先に事故で急逝。

 その後も精力的に活動を続けた彼は、2012年に89歳の生涯を閉じました。


 視力を失った世界を知らない私では、漠然としか彼の大変さは分かりません。

 もし自分に視力が無かった場合、今の様に楽器と向き合えるか?

 ふと、そんな事を考えると、到底彼の真似は出来なかったのではないかと考えます。

 視力のある自分が、今だ彼の様に演奏出来ない時点で、既に答えは出ているのかもしれませんが。


Sittin Here Pickin the Blues


スポンサーサイト



気になるギタリスト129

 気になるギタリスト129回目の今回はヘヴィメタル界の超大物。

 ご存じ「メタリカ」のフロントマン、「ジェイムズ・ヘットフィールド」です。


BURRN! (バーン) 2023年 6月号




 メタリカのギタリストと言えば、華麗なソロを魅せる「カーク・ハメット」の方を思い浮かべる方が多いかと思われますが、ボーカルを務める「ジェイムズ・ヘットフィールド」に与えられた異名は”リフマスター”。

 彼こそ、開放弦を巧みに取り入れた超絶的なダウンピッキングが唯一無二のものとして知られるギタリストであります。


 そのテンポの速さが注目されるスラッシュメタルに於いて、これほど安定的で速いダウンピッキングを披露するのが如何に困難な事であるか。

 少しでもメタリカをコピーしようと試みた事がある方ならば、それが如何に難しい事であるか良くお分かりでしょう。


メタル・マスター(リマスター)(SHM-CD)




 実際、メタリカの楽曲リフの多くは「ジェイムズ・ヘットフィールド」が産み出したものであり、レコーディングの際にはリズムギターパートをすべて彼が演奏している事もあったそうです。

 まさしく”リフマスター”。


 しかもその超絶的なダウンピッキングはライブ演奏でも完全な形で再現され、まさに超人とも言える姿を披露し続けて来ました。


メタリカ(リマスター・デラックス)(通常盤)(3SHM-CD)(特典:なし)




 その速さもさることながら、驚くべき持久力。

 彼の演奏スタイルには、多くの超絶技巧ギタリスト達も舌を巻く程です。


 一体彼は、何故そんな演奏を可能にしているのか?

 元々、フィジカル的な才能があったとは思いますが、その裏にはダウンピッキングに賭ける執念とピッキングフォームの研究、そして想像を絶するトレーニングがあったからなのではないかと思います。


 人目に付きやすい派手なテクニックではなく、バンドの土台を支える迫力の部分を追求した、ある意味求道者とも言えるギタリスト。

 メタリカをメタリカたらしめているのは、紛れもなくギタリストとしての「ジェイムズ・ヘットフィールド」なのではないかと思います。


72シーズンズ (SHM-CD)


気になるギタリスト128

 気になるギタリスト128回目の今回は、アメリカ南部”サザンロック”の代表的な存在、「クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル」(以下CCR)のフロントマンを務めたボーカル&ギタリスト「ジョン・フォガティ」です。


JOHN FOGERTY




 彼が、後にCCRとなる前身バンドを立ち上げたのが1959年。

 CCRとしてのデビューは、それから随分と時を隔てた1968年の事でした。


スージー・Q 4




 彼らの紡ぎだす泥臭いブルースロックは、瞬く間に人気となり、多くの人気曲を輩出。

 ビルボードチャートを賑わす存在となっていきます。


 しかし、それ程の隆盛を誇ったCCRですが、活動期間は僅か4年余り。

 逆に言えば、その短いバンド活動の中で、人々の心を掴む楽曲を連発し、今や伝説となる存在へとのし上がっていったのです。


バイヨー・カントリー 4




 それは何故かと言えば、フロントマンである「ジョン・フォガティ」の圧倒的才能があったからでしょう。

 一度聞けば忘れられない程の個性的な歌唱。

 ギターのみならず、複数の楽器を操る多才さ。

 デビュー当初からCCRの楽曲の作詞・作曲を手掛けていたのも彼でした。


グリーン・リヴァー




 天才「ジョン・フォガティ」の存在により、時代の寵児となったCCRですが、皮肉なことにそれがバンド解散の引き金ともなってしまいます。

 CCRはジョン一人の為のバンドではない。

 そう感じ始めた他のメンバーとの間に亀裂が生じる事となり、バンド後期にはジョン以外のメンバーによる曲作りも行われる様になっていきます。


 しかし、結果は振るわず。

 バンドは解散の道へ。


 結局、CCRはジョン・フォガティの才能がほぼ全てだったと証明してしまう形となってしまいました。


THE BLUE RIDGE RANGERS




 しかし、CCRが消滅しても、彼には才能がありました。

 元より、彼こそがCCRだった訳ですので、ソロ活動という名の”一人CCR”を続けて行く事が可能だったのです。


 ですが、ここでもまた、才能の邪魔をする不運が彼を襲います。

 レコード会社とのマネージメント問題や金銭問題など、音楽活動を阻む様々な障害。

 天才を悩ませる問題は尽きる事がありませんでした。


ブルー・リッヂ・レインジャーズ・ライズ・アゲイン(DVD付)




 それでも彼の歌への意欲が完全になくなる事は無く、80歳の見えて来た現在も今だ現役。


 世界がコロナ過に見舞われた2020年。

 ステイホームを呼びかける為に自身で撮影したライブ映像を公開するなど、今も積極的な音楽活動を続けていらっしゃいます。




 ちなみに、動画で歌われているCCRのヒット曲の一つ、「Have You Ever Seen the Rain?」は、サザンオールスターズの「桑田佳祐」氏が「KUWATA BAND」として活動していた時に、カバー曲を制作していたりします。

 その曲は、TVCMにもなってお茶の間に流れていた事もありますので、ある程度年齢の行った方であれば、CCRを知らなくとも聞いたことがあるのではないかと思います。


 様々な苦難に遭いながらも、半世紀以上名曲を作り続けてきた天才ギタリスト「ジョン・フォガティ」。

 まさしく、音楽と共に生き続ける、生きる伝説といえる人物であると思います。


ソング・フォー・エヴリワン



 | ホーム |  次のページ»»