記念すべき初投稿は、ここ二年ほど愛用している練習用ギターのご紹介です。
練習用ギター?何故、練習用なのか。
ギターとお付き合いの長い方には説明不要でしょうが、そうですギターは
消耗品だからです!
正確には、ギター各部のパーツが経年劣化を起こしたり、演奏することによりさらに劣化ししていく物だからですね。
なので、長く愛用したいギターであれば、メンテナンスが必要であったり、時にはパーツ交換も必要になってきます。
プロミュージシャンの方であれば、そのつど優秀なリペアマンに修理を依頼するのでしょうが、
BlackDogのような普通のおっさんは、メンテナンス費用や交換パーツ費用を、お小遣いの中から捻出するのは難しかったりするわけです。
そこで練習用ギターの登場です。
ARIA PROⅡ Vangurd VA-353

日本が誇る老舗メーカー。荒井貿易製の入門機種です。
ピックアップは今や時代遅れの感が否めないS-S-Hレイアウト。
ボディは普通のストラトタイプに比べて小さくコンパクトに作られています。
分解清掃してみると、どうやらきちんとした木材の数枚張り合わせ?かと思われます。20年位前には良くあった、ベニヤ材の積層合板ではないのが○。 後日、ネックをはずしてみた所、見事な積層合板でした。
(若い方は?かもしれませんね。昔はギターの厚みだけ、ベニヤ材を重ねて張り合わせて作った物もめずらしくなかったんです!)
音は・・・確かにパワー感はあるんですが、べちゃっとぶちゃっとした感じ(あくまで私感です)
あと気になる点と言えば、製造年代が若干古い事もあり、ネックが太め。
当時としてはチャレンジ精神溢れるボディー形状なんでしょうが、ネックデザインはレスポール的といいますか、
太く厚めですね。
同時期に作られたギターと比べても、こいつは9フレットあたりから幅が広いななんて感じます。
このギターは、某オークションにて1000円に満たない価格で落札しました。
当然、送料はかかるので1000円未満でゲットしたわけではないのですが、
コストパフォーマンスを考えると大変お買い得でした。

手元に届いた状態でのコンディションはそれなり。自分でフレットすり合わせをし、パーツ清掃程度で立派な練習用ギターとなりました。
このギターには少々申し訳ないですが、練習して使い倒しても惜しくない!
当面フレットすり合わせが出来なくなるまで練習のお供になりそうです。
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