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 四十代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ギターと木材

 以前の記事でギターの重量について少し書きましたが、今回はギターの重量その大部分を占める木材についてです。

 エレキギターのボディやネックには、世界中の様々な種類の木材が使われています。

その種類によって、ギターの鳴りや音質に影響を与えるとされています。


 何故、音の変化が生まれるかを考えてみると、音波は硬い物質を伝う方が速く伝わる特性があります。

音が伝わる物質が硬ければ、空気中を伝うよりも音は速く伝わり大きな響きとなります。

 こうして考えると、硬い木材は音の伝達が速く、大きな音になると言う事が言えます。


 硬い木材は密度の高い木材と考える事も出来、密度が高い木材は加工し難く、重くなっていきます。


 木材の密度や重さを量る基準に「気乾比重」と言う値があります。

 これは、乾燥させた木材と同じ体積の水とを比較した数値です。

 数値が1に近づく程、密度が高く硬い木材と言え、高密度な木材は水に沈むようになります。
 
 ギターのネックに良く使われるメープルですと、気乾比重は0.7程度。

 極端な比較対照を出すと、工作などで使われるバルサ材の気乾比重は、0.15~0.2。

 双方の数値を比べてみると、メープルはより硬く重い木材である事が分かります。


 他にもギター材として有名な木材の気乾比重を例に出してみると、ローズウッド0.75~0.85、マホガニー0.65、ホワイトアッシュ0.6、アルダー0.4~0.5、バスウッド0.4などなど。


 アルダーと音色傾向が似ていると言われるバスウッド。

 双方の気乾比重が近いことを見れば、気乾比重(又は単純にギターの重さ)の違いに着目すれば、ある程度の音色傾向の目安を掴めると言う事かもしれません。


 しかし、木材は自然物であり、生育環境や其の他色々な要因で個体差が生まれると考えられます。

 たとえ同種の木材同士でも、個体差や木材加工過程の違い、そして、最終的にはギターに加工される時点での構造や加工、ボディの厚みや大きさの違いで、それぞれが全く同じ音になる事はまず無いと思われます。

 こうした事から考えても、有名な木材を使っているから良い音がするとは限らないと言う、ギターの難しさにもつながって来るのだと思います。


 特にエレクトリックギターは、ピックアップによって弦振動を検出しそれを増幅して鳴らす構造なので、ギター本体の鳴りの良さや違いが、何処まで良い音色に繋がるか判断し難い点も問題です。

 ○○種の木材を使っているから安心できると言うわけではないのです。

 もちろん良い音と言っても、弾く人間の趣味趣向が関係してくる事もあり、良い音のギターの判別をより難しくする事になります。


 結局、様々な要因を含んだトータルで考えて、良い音がするギターなのかそうでないかを判断するしかないのです。


 もう一歩何か足りないギターをどうにかしたいという場合、木材の特性や気乾比重を考えに入れれば、ギター本体の鳴りの傾向を大まかに掴む事も出来、交換パーツの選定や求めるべき音色へ近づくためのモデファイの方向性が見えてくるかもしれません。




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定番フレーズ17

 ギター練習に役立つのではないか?という定番フレーズ17回目。

 今回の目的は、オルタネイトピッキングの基礎固めと右手の強化です。


TAB44.jpg

 六弦→五弦→四弦→五弦と、一本の弦をアップダウンと二回ずつピッキングしていくだけのフレーズです。

 左手は、パワーコード(5度コード)のフォームそのままで構いません。

 六弦を二回ピッキングし五弦に移る際に、六弦はミュートするのかどうかは特に指定しません。

 コードフォームを押さえたまま、アルペジオの体で弾いても構いませんし、単音フレーズと解釈して弦移動の際にミュートを挟んでもOKです。

 ブリッジミュートの有り無しで、練習に変化を付けても良いと思います。


 簡単なフレーズですので、直ぐに弾けるようになると思うのですが、”なるべく早く弾く事”を目標にしてみるとなかなか難しい課題に変わると思います。

 メトロノームなどを利用して、どのくらいの早さまで対応できるかを確かめてみると、練習すべき目標が確認できると思います。


TAB45.jpg

 高音弦のピッキングも同様に練習すると良いと思います。

 これも最初のフレーズ同様、なるべく早くミス無くスムーズに弾けるよう勤め、現在自分はどの程度のテンポまで対応出来るかを確認しながら練習すると良いと思います。


 初心者の方で、スピードを上げると右手と左手がちぐはぐになってしまうという方は、一度左手を押さえるのを止め、開放弦を二回ピッキング→弦移動という繰り返しだけでも練習になります。

 難しいと感じる場合、一旦右手と左手を分離して片方ずつ練習するのも一つの手段です。




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変則チューニング1

 ギターは音程の在る楽器ですから、他の楽器と演奏したりする場合には調律をしてやる必要があります。

 それに加え、各弦を演奏しやすい形にバランスをとってチューニングをするわけです。


チューニング1

 普通、六弦から見てE・A・D・G・B・Eとするレギュラーチューニングにします。

 へヴィーメタルなどでより重いイメージを出す為に、各弦の関係性を変えないまま全弦を半音下げた、半音下げチューニングなども良く見かけます。


 これ以外にも「各弦の関係性を崩したチューニング」も数多く存在します。

 但し、変則チューニングの大前提として、各弦の調律を変えると言う事はすなわち弦のテンションを変更することでもあります。

 よって、レギュラーチューニングでフローティング状態にセッティングされたトレモロ有りギターでは、セッティング自体狂ってしまうことになります。

 そういった微妙なセッティングを施されたギターは、セッティングをやり直す手間がかかると言う観点から、変則チューニングに向いていないのでご注意を。


チューニング2

 こちらはレギュラーチューニングを施した後、六弦のみを1音下げたチューニング、俗に言うドロップチューニングです。

 この場合、ドロップされた音がD(六弦、E→D)にあたるので、ドロップDチューニングと呼ばれます。

 元々クラシックギターなどで使われていたチューニングですが、迫力のある低音が鳴る事からメタル系のアーティストが利用したり、90年代のグランジ/オルタナティブムーブメントの頃によく利用された事もあって、現在ではエレキギターのチューニング法としてポピュラーなものであると言えます。


 レギュラーチューニングから六弦を一音下げるという簡単な変化ですから、ワンタッチで1音下げられる六弦用ペグやフロイトローズトレモロ用のパーツも存在します。

EVH EVH-D-TUNA EVH DESIGN DROP D SYSTEM BLACK




 では実際に、このドロップチューニングにする事によってどんな変化が得られるか。

 先ず単純に、六弦が一音低くチューニングされているわけですから、レギュラーチューニングでは出せない一音低い音が出せます。

 実際に弾いてみると、レギュラーチューニングとは随分と印象の違うワイルドな音がするはずです。

 たかが一音、されど一音ですね。


 次に挙げられるのは、六弦のみ一音下がる事によって指板上の音程配置にズレが生じる事となります。

 たとえば、レギュラーチューニングで六弦・五弦を使い、Gのパワーコードを弾く場合、六弦3フレット五弦5フレットを押さえる必要があるのに対し、ドロップDチューニングでは六弦、五弦とも5フレットを押さえてやれば同様のパワーコードになります。

 低音弦でのパワーコードの押さえ方が容易になる事を利用すれば、レギュラーチューニングでは難しい、頻繁なフレット移動を伴うような低音パワーコードリフを簡単に弾けるようになります。

 そういった点を利用して、指一本でパワーコードを押さえられるドロップチューニングだからこそ可能な低音リフの創作という事も出来るようになるわけです。



 次の図は、レギュラーチューニングをしたギターと仮定したTABです。
リフ1


 ブルースやR&Rで良く見かけるリフパターンです。

 途中、六弦3フレット・五弦7フレットとワイドストレッチを強いられる場面があります。


 これを、ドロップDチューニングに変えて弾くとどうなるかが次の図です。
リフ3

 同じフレーズでも随分と簡単な運指になります。


 次にコードですが、六弦の音程配置がずれてしまうことから、通常の押さえ方のフルコードはおかしなことになってしまいます。

 ですが、五弦から一弦まではレギュラーチューニングと変わりはないので、六弦をミュートしてしまえばレギュラーチューニングと同じコードフォームが使えます。

 六弦を必ずミュートしなければならないと言うわけでもありません。

 レギュラーチューニングのコードフォームをそのまま利用しても、和音構成音を確かめてみるとオンコードになっている場合もあり、時に意外な響きを持った和音として利用できる場合もあります。


ドロップ10


 六弦開放がDになることから、開放弦を利用したこんなDメジャーコードを弾く事も可能です。

 工夫次第でレギュラーチューニングとは違う響きのコードを弾く事が出来るのも、ドロップDチューニングの面白さです。




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