ギターにまつわるちょっと面白いグッズのご紹介。
エフェクターの数が増えてくると、意外と面倒なのが電源管理。
パワーサプライを使うと言う手もありますが、やっぱり9V電池が手軽と言う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、いつでも新品の9V電池を使うなんて言うのは難しく、使いかけの9V電池が増えて行く事にもなります。
マメな方であれば、使用開始日時を電池に書いておくかもしれませんが、それも面倒な話。
結果、ライブや練習中に音が出なくなった!→実は9V電池切れでした。なんて事にもなりかねません。
こういった、バッテリー管理の不便さを感じているギタリスト/ギターテクニシャンはやっぱり居るようで、こんなすぐれものが世の中にはあるんですね。

Keith Macmillen / Batt-O-Meter 
商品名そのまま、バッテリーテスターです。
ジャックをアクティブピックアップやブースター搭載の9V電池の必要なギターに繋いだり、エフェクターに直接繋ぐ事で、簡単に電池残量を計測する事ができます。
本体側面には、9V電池に合うターミナルも装備されていて、電池単体の計測も出来るそうです。
エフェクターやギターに9V電池を沢山使うような方には重宝するアイテムなのではないでしょうか。
ただ、どんな機器でもジャックを接続するだけで計測可能ではないそうです。
エフェクターの構造によっては使えない機種もあるらしいので、その点は残念です。
その場合は、電池を取り外して電池単体で計測と言う事になるのでしょう。
それでも目に見えない電池残量を検知出来るのはありがたい話ですけれども。
もう一点は、こちらのなんてこと無いシール。

Greco / グレコ G-GRIP ピックの滑り止めシール
ピックに貼るだけで強力なグリップを確保!とあります。まさにそのままなんですが。
私も手汗が気になる方なので、ピックを持つ手が滑るなんていう悩みは痛いほど分かります。
昔は、ピックにカッターナイフで傷を付け滑り止めを図ってみたり、滑り止め加工のされたピックを使ってみたりしたものです。
カッターナイフで傷を付ける方法は、ある程度の滑り止め効果はありましたが、気休め程度。
第一、ピック一枚一枚に傷を付けていくのが面倒で、結局やらなくなってしまいました。
指で持つ部分が凸凹に加工されたピックは、確かに滑り止め効果は感じられたものの、少々値段が張るのが難点。
特に、ピッキングが安定しない状態での演奏はピックの減りも激しく、次々と新しいピックが必要となる私にはちょっと使い辛い価格に感じて止めてしまいました。
素材自体工夫された「すべり難いピック」も同様の理由で使わなくなってしまいました。
結局、厚さと形の好みだけ選び、安価なピックを使っている状態なので、ピックが滑るという悩みは未解決のまま。
しかし、こうしたシールを貼り付けて滑り止め対策になるのならば、値の張る滑り止めピックを用意するよりもリーズナブルですね。


普段使っているピックに貼り付けるだけと言う手軽さも良いです。
単純なシールに見えて、水中での滑り止め効果も実証済みだとか。
普段気に入って使っているピックをそのまま使いたいという繊細な要求に答え、水中でのすべり止め効果まで実現した高機能。
こういう何気ないアイテムを商品化するあたり、まさに日本人的発想の商品に感じてしまいますね。さすが老舗Grecoと関心させられてしまいます。

Greco / EW-88 TRD

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