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 四十代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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高いのにはワケがある1

 エレキギターのお値段は実に様々で、一本数千円の物から数十万円の物までピンキリです。


 良い材料を使っているからだとか、高度な加工をなされているのが高級品なのではないか?

 いやいや、高額な部品類を使っているから自然と売価は上がるはずだとか、色々と単純に考える事は可能ですが、実際の所どうなのでしょう?


 よく聞くのが加工精度。

 ギターと言う楽器の各部は、計算された数値に従って、精密に加工される必要があります。


 酷いものになると、ギターのセンターがずれているなんて事もあるわけですが、高いギターではもちろんそんな事はありません。


 部品などの細かい部分も然り。

 ナットで言うならば、ナット全体から等間隔か、もしくは弦同士の間隔を均一に正確な溝を掘る必要があり、繊細な加工を要する部分です。

 ナット加工の制度が悪ければ、それだけで微妙な微妙なピッチの狂いにも繋がりますし、演奏し易さ・し難さにも影響してくるはずです。

 安価なギターでは、意外とアバウトな加工がなされていたりもしますが、高級品ではもちろん繊細な加工がなされています。

 細かいところでは、ナットの角の部分を緩やかな弧を描くよう面取り加工をしてある場合も多く、奏者に対する細やかな配慮が見られます。
 

 細かい所の気配りと言う点で、フレットエンドの処理も挙げられます。

フレット7

 フレットを真横から見た図ですが、上が一般的なフレットエンドの処理。フレット端の上部をやや面取りしてあるのが普通です。

 対して下は、高級ギターに見られる球面状に加工されたフレットエンド。

 これを全てのフレットに対して施してあるわけですから、その労力と仕上げ技術の高さが分かります。

 これによって、指を切るなどの怪我を防ぐと同時に、滑らかな演奏フィーリングを実現しています。

 フレットの打ち込み精度にあわせて、こんな些細な部分にまで気を使われているんですね。


 演奏フィーリング向上の為に、ネック設計に拘っている場合もあります。

 幅や厚みはもちろんの事、UシェイプやCシェイプなどネックシェイプの差、その形の違いで如何に弾き易いネックに仕上げるかが職人の腕の見せ所の一つだと思います。

 フレット6

 上が一般的なネックの断面図だと仮定します。

 シェイプの差こそあれ、基本的にネック中心から左右対称の半円状に作られています。 

 下の図は、高級品に見られる、中心点を六弦側にずらした左右非対称のネック形状です。

 これによって、親指の乗りや引っ掛かりを良くし、残り四本の指を動かし易くする設計になっています。


 更には、ローフレット側で指板Rがきつめ、ハイフレットに行くにしたがって指板Rがよりフラットにと、段階的に指板Rが変化していくネックもあります。

 演奏フィーリングを追求し続けるギター職人のアイディアも、高度な加工技術があって初めて実現可能な部分ですね。


 次回へつづく。




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