ギター練習に役立つのではないか、という定番フレーズ19回目。
右手強化練習として以前取り上げました
マシンガンピッキングとその
応用。
今回も似たような右手強化目的の練習フレーズです。

頭から8分4つ、16分音符2つ挟んで8分休符、最後に8分二つと言うリズムです。
以前の応用編より簡単になっているじゃないか、と思われるかもしれません。
ところがこの8分音符から16分音符二つへの変化、ダウンピッキングの連続から急なアップダウンというピッキングの緩急はコントロールの難しい部分なのです。
マシンガンピッキングに自信のある方でも、テンポの狂いが無いよう、急に16分二つ挟むというのは難しいかもしれません。
メトロノームを利用して上記フレーズを繰り返し演奏してみると、より難しさがお分かり頂けると思います。
地味な練習ですが、このピッキングの緩急というものを意識して練習に取り入れると、右手ピッキングの上達に繋がると思います。

さらに上記フレーズの応用。
16分音符2つ8分休符のセットを今度は二回挟みます。
一回弾いて終わりではなく、繰り返し繰り返し弾いてみるとなかなか難しい課題だと思われます。
これらのフレーズの難しいポイントは、先ず8分から16分への変化の部分。このピッキングコントロールが一つ。
次に16分音符から8分休符部分へのコントロールです。
16分音符から8分休符の部分では、空ピッキングを入れてリズムキープを図るのも一つの手段かもしれません。
それでもなかなか上手く行かないという方は、上手く弾ける弾けないを一旦抜きにして、上記リズムを意識しながらとにかく右手を動かす練習をしてみるのも手です。
メトロノームと多少ずれていても構いません。繰り返し練習する事でそのうちリズムは安定してくると思います。
そうなれば、今度はなるべく正確にピッキングをする事に意識を集中出来るはずです。
ピッキングの練習メニューというのは、兎角地味になりやすいものですが、ギター上達にジワリジワリと効いてくるのがこうした右手強化練習であると思います。
マシンガンピッキングやその応用と合わせて、このピッキングの緩急を練習メニューに取り入れてみると、右手ピッキング動作の更なる上達に繋がると思います。

VHT / Special 6 Combo コンパクト・フルチューブアンプ

Gibson、Fender、Martinなら充実の品揃えの石橋楽器店!
- 関連記事
-
スポンサーサイト