エレキギター誕生、ブームから5~60年経っても劇的には進歩しないエレキギター本体ですが、その周辺機器の進歩はめざましいものです。
小型、高性能化するエフェクター/シミュレーター。
同様に昔からあったミニアンプなんてものも随分高性能なものも発売されるようになりました。
特に、20cm×20cmにも満たない、電池駆動のポケットアンプも昔からは考えられない程の高性能になっていますね。

VOX / AP-CR amPlug/Classic-Rock
今や随分と有名になった感じのVOX社のamPlug。
ギターのアウトプットジャックに差し込むだけで、本格的なサウンドが楽しめる手軽さ。
有名アンプをこだわりのアナログ仕様でシミュレート。
びっくりするほど小さな本体では考えられない程の高性能です。

VOX / amplug Twin AP-TW
ギタリストの趣向に合わせて、様々な有名アンプをシミュレートしたシリーズ製品も多数ラインナップされています。
LeadモデルやMetal、Acousticなんてモデルもあり、現在10種類ほどのシリーズ製品が発売されています。
モデルによってはコーラスやディレイエフェクトも搭載されているものもあります。
Twinモデルにはコーラスエフェクト搭載。これだけで随分と豪華なサウンドになってしまいます。
こんなに小さなボディに良くぞ詰め込んだと関心しきりです。
但し、ヘッドフォン端子と外部入力端子は搭載されていますが、スピーカーは搭載されていません。
ミニアンプと言うよりもミニヘッドフォンアンプと言ったほうが良いかもしれませんね。

VOX / AP-CAB
しかし、ヘッドフォンは嫌だという方にはちゃんと専用キャビネットも販売されています。
このキャビネット上部にamPlugを指し込み、キャビネットから出ている端子をamPlugのヘッドフォン端子と接続。
後は、キャビネット側のインプット端子とギターをシールドケーブルで接続してやれば、通常のミニアンプとして利用できます。
こちらのキャビネットもamPlug同様に電池駆動可能なので、何処でも手軽にギターサウンドを楽しむ事が出来ます。
キャビネットとセットで使えば見た目にも可愛らしく、ギタリストのちょっとしたインテリアにもなりうると思います。
しかし、色々なamPlugを試したい、キャビネットも欲しいなんて言うと結構な出費になってしまいます。
いくつもそろえてしまえば、小型卓上アンプが買えてしまいますね。
それでも気になってしまう「ギタリスト向け実用的おもちゃ」amPlug。
メーカーも上手い所を突いて来るものです。
練習に使うのだから、とにかく音がなればいいんだなんて方には、激安ヘッドフォンアンプなんてものも売られています。
これもまた技術の進歩の賜物ですね。

Mavis / HA-3 ヘッドフォンアンプ

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