今月、Fender初となるフロアタイプマルチエフェクターが発売になりました。

Fender / MUSTANG FLOOR
アメリカでは既に発売されていた様ですが、この度国内流通が開始した模様です。
Fenderと言えば、ギターやアンプメーカーとして有名な歴史あるメーカー。
そのFenderからマルチエフェクターが発売されるとは時代も変わったものです。
もっとも、Fenderでは、エフェクター搭載のモデリングアンプ「Mustang」アンプシリーズを発売していましたから、こうしたフロアタイプのマルチエフェクターを市場投入してくるのではないか?という予感は予てよりありました。

Fender USA / MUSTANG I V.2
とは言うものの、実際に「F」のロゴ輝くFender製マルチエフェクターを目にすると、やはり驚きを感じない訳には行きません。

Fender USA / Mustang Floor
今回発売されたFender USA「Mustang Floor」は、Fender往年の名機'65 Twin Reverb®や'57 Deluxe™などのFender系アンプ8種とブリティッシュ'70sやアメリカン'90sなどを合わせた13種類のアンプモデリングを搭載。
「本物のアンプを鳴らしたかの様なリアルさ」と言う触れ込みですので、本家FenderによるFenderモデリングアンプへの自信が感じられます。
其の他にも、コンプレッサーやワウ、コーラス、ディレイ、リバーブなど37種類のエフェクトを搭載。
ステップフィルターやリングモジュレーター、Fender’63スプリングリバーブなどエフェクトバリエーションも豊富です。
本体にはUSB端子が搭載されていて、Mustangアンプシリーズと同様、Fender® FUSE™というアプリケーションでパソコン上でも音色編集が可能です。
このUSB端子は、オーディオインターフェイス機能も併せ持っていますので、Mustang Floorからパソコンへダイレクトレコーディングする事も出来ます。


見るからに堅牢なボディ。MIDI端子やXLR出力端子など多彩なIN/OUTを搭載するなど、実践的な使用を考えての作りに見えます。
Fenderが満を持して投入してきたマルチエフェクター。
Fenderファンはもちろんの事、歴史あるメーカーの手がけるマルチエフェクターの実力は如何にと興味が尽きない所だと思います。

Fender USA / American Standard Telecaster

石橋楽器店
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