先日、我が家に来た
IKEBE Jungle Guitars IJG250。
驚きの低価格の割になかなかのクォリティで、日々の練習に大活躍しております。

そんな、低価格なギターですが、しっかり付属品まで付いてきました。

シンクロナイズドトレモロ搭載ですので、当然トレモロアームが付属。
後は、シールドケーブル1本とトラスロッド調整用の六角レンチ一本、弦高調整用の小さな六角レンチ一本という内容です。
更にはソフトケースまで付いて来ました。
価格が価格ですので、これにはちょっと驚きです。

しかし、このソフトケース。更に驚かされる事となりました。
とにかく薄い!
今まで色々なソフトケースを見たり使用したりしてきましたが、これ程薄いソフトケースは見た事がありません。
それもそのはず、テント生地のようなビニール生地一枚で作られています。裏地なんてありませんから。
もちろん、文句を言う気ではありません。こんな低価格のギターにソフトケースを「おまけ」してくれる販売店には、その企業努力に頭が下がります。
これでも、ギターを保管する際のホコリ除けには十分です。
しかし、この薄いソフトケースに入れてギターを運搬するというのは現実味に欠けると思います。
万が一、ギターが何処かにぶつかった際の防御としては、あまりに無防備だと感じます。
昔良く見かけたタイプのソフトケースです。

楽器店でギターを購入すると、このタイプのソフトケースを良くサービスしてくれました。
表面は合皮で裏面はやわらかい布地。間には恐らく薄いスポンジが挟み込まれています。
こうした作りですと、多少ギターをぶつけた程度ならば打痕が付く事を防げるはずです。
これは、過去に所有していたFenderJapan製ギターに付属していたソフトケース。

表面はビニール素材ですが、内面はやわらかい布地で、これもまた間にスポンジ素材が挟み込まれています。
大切なギターを運搬する必要のある場合には、最低でもこの程度のソフトケースは用意しておいた方が良いと思います。
最近のソフトケースはといえば、リュックサックの様に背負える二本ストラップの製品が主流になってきています。

Mavis / MGEG Black
昔のソフトケースはストラップ一本の物が殆どでしたが、長時間背負っていると結構負担に感じました。
立ってギター演奏をする為の修行だと思い込もうとしたものですが、やはり二本ストラップのソフトケースの方が楽ちんです。
もう少し投資すれば、セミハード構造のケースも買えます。

MAVIS / MULE 
この辺まで来ると、ギターを防御する能力はかなり高くなりますが、安ギターを一本買えてしまうくらいのお値段になってしまうので、練習用ギターには少々勿体無い気もしてしまいます。
「大事なギターの為なら」と、もっと頑丈で良いケースが欲しいとなると、ハードケースという選択になっていくわけですが、金属製ハードケースともなるとケース自体がかなりの重量になります。

Ashton / PLAT500G
そういった場合には、セミハードケースと言う選択も良いかもしれませんね。
ABS樹脂製で内面は発泡スチロール成形になっていますから、完全なハードケースに比べ軽量です。
セミハードケースくらいになると、ギター運搬の安全度も飛躍的に向上しますし、自宅で長期間保存するような場合にも安心だと思います。
ラッカー塗装の高級ギターを保管するような場合、最低でもこのくらいのケースを用意して湿度調整剤を入れておくと、経年変化に拠るトラブルを軽減する事が出来ると思います。

Fernandes / Dr.DRY

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