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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ギターを始めるのに必要なもの

 早々と2013年も終わりを迎えますが、来年こそは、エレキギターを始めるぞ!という方の為に、エレキギターを始める上で最低限何が必要なのかをまとめてみました。


 先ずは、エレキギターを始める上で必ず必要な物。


 1・エレキギター

 これはもう当たり前ですね。

 エアギターだけでは上達は見込めません。

 様々な種類があるエレキギターですが、これでなくてはならないという決まりはありませんので、好きな物・気に入った物で構いません。

 過去記事、初めてのギター選びも参考になるかもしれません。御一読下されば幸いです。


 2・シールドケーブル

 エレキギターは電気楽器ですから、ギターと他の機材を接続する為にケーブルが必要です。

 接続する機材が増える程、複数本のシールドケーブルが必要となります。

 新品のギターを買うと、最低限の付属品として付いてくる場合もあります。


 3・クロマチックチューナー


KORG / GA-1 ギター/ベース用チューナー


 エレキギターを調律する為の機材です。

 ギターは唯弦を張れば良いというものではありません。

 決まりに従い、六本ある弦の音程を調律してやる事で初めて楽器として機能します。

 チューナーは、正確に音程を測れるメーターみたいな物です。

 先ほどのシールドケーブルでギターと接続します。

 クリップタイプのチューナーであれば、シールドケーブルは必要ありません。


 4・ピック



Fender / 351 Shell Medium


 弦をはじく為のアクセサリーです。

 エレキギターは基本的にピックを用いての演奏になります。

 ピックは消耗品です。削れてきたら新しい物と交換します。


 +α・入門書、交換用ギター弦。

 熟練の方に聞けば、入門書なぞ要らないと言われてしまうかもしれませんが、まったくのゼロからギターを始める場合や身近にギターが趣味の方が居ない場合、入門書は大いに役に立つ情報源だと思います。

 ギターの扱い方やチューニングの方法、基礎的な演奏の仕方など、わかり易く解説してあるものが多数出版されていますので、一冊あれば便利だと思います。

 今やネット上にもギター情報は沢山ありますので、入門書の代わりにネットの情報を頼るという方法も有りですね。

 エレキギター弦は消耗品です。

 使い様/練習量によっても異なりますが、普通の弦ならば1~2週間もてば良い方です。

 新品でギターを購入すれば、既に弦は張った状態だと思いますが、直ぐに使えなくなる物と思って下さい。

 寿命の長いコーティング弦なども販売されていますが、初めの内は通常の安価な弦でも構わないと思います。

 ギターの弦を張り替える作業も、エレキギター練習の一つと割り切って臨んでください。


 とりあえず、上記の物があれば、直ぐにでもエレキギターの練習は始められます。

 しかし、やはり”エレキ”ギターですから、エレキらしい音が聞きたいと思うのは山々です。

 となると更に必要な物が少し増えます。


 有った方が良いもの。


 1・アンプ



Fender USA / Frontman 10G


 エレキギターから発せられる電気信号を増幅し、大きな音として発音させる機材です。

 数ワット出力のポケットミニアップから、マイルームで使える様な10ワット程度の物、スタジオ仕様の100ワットを超える出力の物まで、出力や用途に合わせて色々な種類のアンプがあります。



Mavis / MHA-300G ヘッドフォンアンプ


 普段の練習に音を出す程度でしたら、ポケットサイズのミニアンプかヘッドフォンタイプのアンプで十分だと思います。


 2・マルチエフェクター



VOX / StompLab 1G


 プロギタリストの奏でるギターの音というのは、ギター本来の音をアンプやエフェクターで加工した音です。

 よって、エレキギターと上記アンプを繋いだだけでは、思い描いていたギターの音にはならないかもしれません。

 マルチエフェクターは、エレキギターの音を加工する為の機器、アンプやエフェクターの機能をデジタルシミュレート化し一台にまとめた機材です。

 基本的にギターとアンプの間に接続する機材ですが、こうしたマルチエフェクターの多くにヘッドフォン端子が搭載されていますので、ギターとマルチエフェクターを接続しヘッドフォンを繋ぐだけで練習も可能です。

 こうした使い方ならば、ポケットアンプやヘッドフォンアンプは要りません。


 ギター関連アイテムを一々集めるのは面倒だという場合には、初心者セットも販売されています。


Mavis / MST-200 【ヘッドフォンアンプ入門セット】


 便利なアクセサリーをセットにした商品も販売されています。



エレキギター用15W アンプ&アクセサリーセット


 これ以外にも、ギターが上達するにつれ欲しいアイテムが増えてくるかもしれませんが、当面の間上記の物があれば十分であると思います。


 最後に、ギターを始める上でもっとも必要なものを挙げるならば、それは音楽を、そしてギターを楽しむ気持ちです。


 では、良いお年を。




Epiphone / Les Paul Player Pack




石橋楽器店


 
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ギタリストのお勉強15

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その15。

 今回は、教会旋法(チャーチ・モード)についてです。

 教会旋法とは、元々は教会で「主を賛美する為の歌(賛美歌)」に使用されていた音階で、現代音楽の基礎となったモード/スケールです。

 ギターを演奏する上で出くわすであろう、リディアンモードやフリジアンモードと言ったスケールの事を表します。

 現代音楽における長調(メジャースケール)や自然短音階(ナチュラルマイナースケール)もこの教会旋法に含まれます。

 基本的に、教会旋法での音階構成音は、現代音楽における長調(もしくは自然短音階)と同じ「全・全・半・全・全・全・半」という音程分布であり、その何番目の音を中心と考えるか?基音と考えるか?でスケールに違いを生み出そうと言う考えかたです。

 一般的なドレミファソラシで考えると、ドを主音として考えればハ長調(Cメジャースケール)になりますが、このまま、”音程分布を変えずに”Dを主音として考えたのが、教会旋法で言う所のDドリアンスケールとなります。

 ”音程分布を変えずに”と言う部分が大切で、Dメジャースケール≠Dドリアンスケールと言う事になります。
DD.jpg
 Dメジャースケールの構成音は、Dを主音とし、そこから「全・全・半・全・全・全・半」という音程分布になりますから、其の構成音はD・E・F♯・G・A・B・C♯・Dとなります。

 ところが、Dドリアンスケールは、”音程分布を変えずに”主音をCからDに変えただけですので、その構成音は、D・E・F・G・A・B・C・Dとハ長調のスタート地点を変えただけとなります。

 つまりは、Dメジャースケールの音程分布は、主音が変わろうともCメジャースケールと同じ「全・全・半・全・全・全・半」であり、Dドリアンスケールは長音階の音程分布が一つずれた形「全・半・全・全・全・半・全」になると言う事です。


 少々ややこしい話になって来ましたが、ここで賢明な方は一つ疑問に感じるのでは無いでしょうか?

 現代音楽におけるハ長調(=教会旋法で言う所のCイオニアスケール)と全く同じ音程分布/スケールでスタートをDに変えただけなのだから、結局の所、ハ長調/Cメジャースケールなのではないか?と。

 まさしく其の通りなのです。

 教会旋法におけるDドリアン・Eフリジアン・Fリディアン・・・どれもスタート地点が違うだけで、Cメジャースケールと同じ音階なのです。

 教会旋法は、そのスタート地点(又は中心音)が変わる事による微細な変化を作曲の中に活かそうとした考え方でした。

 ところが、所詮音程分布は現代音楽における長調もしくは自然短音階のそれであり、スタート地点を変えただけの極僅かなモードの違いは分かり難いもので、次第に廃れて行く結果となったのです。

 そうして、現代音楽においては、長調であるイオニアモードと自然短音階であるエオリアモードが残ったという訳です。

 しかし、一時廃れたこの教会旋法は、ジャズにおいてモードを調性と捉える使い方や、アヴェイラブル・ノート・スケールと呼ばれる考え方で再び利用される様になって来ました。

 ギターを学ぶ上で、ミクソリディアンなんて言う言葉を見かける所以ですね。


 とりあえず今回はここまで。

 最後に、チャーチモードの呼び名一覧をまとめておきます。

CM1.jpg

CM2.jpg



Maestro by Gibson / Les Paul Standard




石橋楽器店

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BOSSコンパクトエフェクター(ディストーション系)

 昨日に引き続き、BOSS歪み系コンパクトエフェクター(ディストーション系)。

 先ずは1978年誕生のBOSSディストーション1号機、DS-1。

 今だ現役ラインナップの定番機種です。



BOSS / DS-1 Distortion


 ディストーションペダルの名品、ProCo RATにも影響を与えたと言われている、有名なディストーションペダルです。

 鋭く尖った歪みとレスポンス。ブースターとして使っているギタリストも多い名品です。


 単体でもう少し歪んで欲しいという希望を叶えたのが、ターボディストーションDS-2。

 二種類のターボモードを外部ペダルでコントロール可能。

 こちらのターボディストーションも長く正規ラインナップとして販売されている人気機種です。


 しかし、時代の流れ、流行の変化の中で求められるギターサウンドが変わる様に、求められるディストーションサウンドもより深く歪むものや印象の違う歪みが求められる事になります。

 こうしたサウンド嗜好の変化に対応するべく、新たなディストーションペダルが開発されて行きました。

 新世紀のディストーションサウンドとして産み出されたメガディストーションMD-2。




BOSS / MD-2 Mega Distortion


 ゲインブーストとディストーションという二重の回路で深い歪みを実現。

 コンパクトなボディーに高域と低域二つのトーンコントロールも装備。

 深く歪むディストーションでありながら、ピッキングニュアンスを大切に考える拘りの歪みは、さすがBOSS
といった所です。

 他にも、大型スタックアンプの歪みを再現し、深い歪みから軽いドライブまで幅広い表現を可能にしたパワースタックST-2があります。


 一方で、ヘビーメタルなどに代表される極限のハードディストーションを求める声にもBOSSは応えて来ました。

 私も所有するハイゲインディストーションペダルの名機、メタルゾーンMT-2

 こちらも長年正規ラインナップとして生産し続けられている、ハイゲインディストーションペダルの名品です。

 HI、MIDDLE、LOWの3バンドイコライザーに加え、MID FREQも備え、幅広い音色表現に対応しています。


 ハイゲインディストーションを求める音楽ジャンルが広がりを見せる中、ここでもまた、ギタリストの要求に答えるべく新たなハイゲインディストーションも開発されています。

 7弦ギターやドロップチューニングなど、より重低音を求めるギタリストの為に開発されたペダルが、メタルコアML-2。




BOSS / ML-2 Metal Core


 過激に歪むディストーションを実現。重厚ながらシャープなサウンドを両立させる事に成功しています。


 ひとえにディストーションペダルといっても、これ程様々なタイプを取り揃えるBOSSコンパクトエフェクター。

 どの機種も意外と歪みや音色の可変域も広く、いくつもの機種を揃えなくともある程度対応出来るだけの能力を持っていると言えます。


 しかし、BOSSのディストーションサウンドへの飽くなき追求は留まる事を知りません。

 もっとも新しいディストーションペダルであるアダプティブディストーションDA-2。




BOSS / DA-2 Adaptive Distortion


 新型BOSSコンパクトエフェクターに搭載され始めた、ローランドの独自技術「MDP(Multi-Dimensional Processing)」を搭載。

 この「MDP」。多次元的なプロセッシングをリアルタイムで実現となにやら難しい表現がなされていますが、要するに演奏時の入力信号の変化に合わせて、リアルタイムにそして微細にエフェクトのかかりを変化させるシステムです。

 歪み具合やトーンなどを随時・瞬間的に上手くコントロールしてくれる優れものと言う事ですね。

 これにより、強力に歪ませても弦の分離感が得られ、ピッキングニュアンスやボリュームコントロールへの繊細な追従が可能となっています。

 かけたらかけっぱなしのアナログ的なエフェクトから、リアルタイムにコントロールが可能になった次世代コンパクトエフェクターと言った所でしょうか。


 しかし、デジタル化、高品位化されていくギターサウンドに相反するように、アナログ的な良さを求めるギタリストも依然多い世の中。

 この次世代技術がどれほどの力を持ち、世のギタリスト達に受け入れられて行くのか気になる所ですね。





BOSS / MT-2 Metal Zone




石橋楽器店

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