ギター練習に役立ちそうな定番フレーズ36回目。
今回は、教則本などでよく見られるフィンガリング技術(+ピッキング技術)向上の為の定番反復練習課題とその応用です。

図では、二弦7フレットからのポジションになっていますが、どの弦でも、どのポジションでもかまいません。
要するに、一連のこうしたフレーズを澱みなくスムースに弾ける様、繰り返し練習をするためのメニューです。
数小節なら上手く弾けても、これがずっと続くと意外と難しく、単純ではありますがなかなか練習し甲斐のあるメニューであると思います。
自分の苦手な弦やポジション、苦手なテンポを見つけ出し、それをまた積極的に修練するとより効果的であると思います。
さて、上記の練習フレーズを何気なく弾く場合、左手のどの指を使っていらっしゃるでしょうか?
普通、人差し指、中指、薬指というケースかもしくは、人差し指、薬指、小指というケースどちらかであると思います。
どちらかが正解という事も無く、弾き易い方の指を使えば問題はありませんが、今回特に鍛え辛かったり苦手意識を持っている方が多いであろう薬指と小指を鍛錬すべく、この課題をちょっとアレンジしてみたいと思います。

先ほどの反復練習フレーズに、一つ上の弦の一音を挟んだ形です。
これも、最初の練習フレーズ同様、繰り返し反復し続ける様な課題として捉えて下さい。
運指指定をみるとお分かり頂けるかとおもいますが、こうすると少し薬指の負担が増します。
加えて、この場合三弦のノイズが出易いので、7フレットを押さえる人指し指の頭を軽く三弦に触れたままにして、ミュートを意識しながら練習すると良いと思います。

次に、三弦の音を半音上げて、小指の運指強化練習もしてみましょう。
今度の場合は、三弦10フレットから最初に戻る部分、三弦10フレット→二弦10フレットと小指の押弦が連続する部分が少々困難になるかと思います。
初めの間は上手く行かないかもしれませんが、粘り強く反復練習する事で徐々に克服していけるものと思います。
運指強化練習と言うと、とにかく単調な練習になりがちで、続けるにはなかなか忍耐を要するものだと思います。
一つの練習メニューを延々続けるのは、なかなか大変なものです。
今回最初にあげた基礎練習や、その応用、少しづつ違うフレーズを織り交ぜ練習すると、多少気分転換にもなり忍耐強く続けられるかもしれません。
以前の記事、
左手運指強化の為のエクササイズなども取り入れながら頑張ってみてください。

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