古い世代の人間にとっては、”顔”の様に見えるエフェクターと言えば、JIM DUNLOP FUZZ FACEですが、最近、顔に見えるエフェクターと言えばこれ。

HOTONEブランドのskylineシリーズコンパクトエフェクターです。
HOTONEは、近年進歩著しい中国製エフェクターブランドの一つで、株式会社オールアクセスが輸入代理店を勤めています。
コントロールノブに施された模様とスイッチ類の配置デザインによって、なんとなく顔に見えたり、エフェクターロボ的な外見がこのシリーズの特徴です。
おまけにこのskylineシリーズ。物凄く小さいです。
寸法は、D74mm×W44mm×H44mm。
掌サイズなんて言葉を良く耳にしますが、掌サイズどころか、掌にすっぽり収まってしまうほどのミニサイズです。
更にこのシリーズの面白いと思ったポイントは、顔の上に帽子の様に乗っかった、クリアカラーのビックノブの存在です。
コンパクトサイズ故にこの位置なのか、操作性の為に大型なのか、なんて事は普通に考える所ですが、クリアノブには重要な意味を持たせてあるのです。
なんと、光ります。
よくよく見てみると、本体に動作インジケーターがみあたりません。
この帽子の様なビックノブが動作インジケーターとして光る様に設計されているんですね。
キュートな見た目とこのとぼけた設計(失礼)。
実に良く考えられたデザインとアイディアでは御座いませんか。
使い易さや、音質面ばかりが注目されてしまうエフェクター。こういった遊び心と実用性を上手く形にした製品というのは珍しいと思います。

このHOTONE skylineシリーズ。
オーバードライブ/ブースター系3種、ファズ/ディストーション系3種を含む、計12種類のエフェクターを発売しています。(+同サイズのチューナー製品有り)
モデル毎に”grass”や”LIFTUP”の名が付けられていて、カラフルな本体カラーの色分けと共にその機能をあらわしています。
しかし、”KOMP”(コンプレッサー)や” VERB”(リバーブ)ならまだ何となく分かるものの、”CHUNK”(ディストーション)と言われても一体何のペダルなんだか良く分かりませんね。
大体、CompressorをKOMPとする事に意味があったのかどうか分かりません。これもまた、遊び心なんでしょうか?
そういえば、以前ご紹介した、中国産エフェクター
MOOERブランドでも同じような、分かり難いエフェクトネーミングをしていましたが、~OVER DRIVEや~Distortionと名付けるのに何か問題でもあるのでしょうか?
確かに○○ディストーション~なんて名付けられれば、イメージも限定されてしまいますし、名前も出尽くしている感じもしないでもないですが。不思議です。

さて、価格的なお話ですが、中国製というと格安・廉価なんてイメージも付き纏う所ですが、HOTONE skylineシリーズはそれ程廉価シリーズという訳でもありません。
大体、一台7,000円~10,000円といった価格です。
価格を見る限り、同じ中国ブランドMOOER同様、中身まで拘りを持って作られているという感じがします。
おもちゃの様なキュートな見た目に反して、その実力には自信ありという所でしょうか。

HOTONE skylineシリーズは、亜鉛ダイキャストボディ。トゥルーバイパス仕様。
これだけのミニサイズですので、DC9V駆動専用で電池駆動は出来ませんが、この小ささは大きな武器にもなると思います。
何よりこの可愛らしい見た目。
コレクションしてしまいたくなる様な魅力溢れる製品であると思います。


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