つい最近も50th Anniversary 1Watt Seriesを次々と発表し、話題ともなったMarshallアンプ。
また新たな小型チューブアンプの発売が発表されました。

Marshall / DSL5C
今度の新作は、DSL5C。
Marshallのヒット商品、JCM2000の2チャンネルバージョンであるDSLシリーズ。その5w出力モデルです。
50th Anniversary 1Watt SeriesとしてもDSLコンボ、アンプヘッド共に発売されましたが、記念モデルは完全限定品。
こちらのDSL5Cはレギュラーラインナップとしての製品となるようです。
となると、チューブアンプの正式ラインナップとしては、もっとも小さな出力のチューブMarshallという事になります。
小型とは言え、こちらのDSL5Cもクラシックゲインとウルトラゲインの2チャンネル仕様。
プリ管には、ECC83×3。パワー管に、12BH7/ECC99×1。
サイズは、455x430x240(mm)です。

Marshall / DSL5C
3Bandイコライザーに加え、Tone ShiftとDeepスイッチが搭載されていて、幅広い音作りに対応している仕様に見えます。
最近のMarshallアンプ同様、パワーダウンスイッチも搭載されていますので、1w出力として稼動させる事も可能です。
これにより、音量を下げてもチューブのドライブ感を損なう事無く、良質なMarshallサウンドを堪能出来る作りになっています。
さて、最近では、小型のMarshall製品も珍しくありません。

Marshall / MG2CFX
Marshall MGシリーズには、2wのモデリングアンプや10w出力程度から小型アンプが幾つも発売されています。
今度の新作DSL5C。もっとも小さな出力の”チューブMarshall”と書いたのも、そのあたりのMarshallソリッドステートアンプの存在があるからです。
良い悪いではなく、やはりソリッドステートとチューブでは違いがあり、同じMarshallブランドと言えども別物と言えます。
そういった観点からすると、このDSL5Cという小型チューブMarshallは、チューブMarshallを自宅で楽しみたいという方にとって、仕様・サイズ・出力・価格どれを見ても良い製品であるなと感じます。
しかし、そこはリアルな真空管。
DSL5Cの実売価格は4万円代とソリッドステートのMGシリーズに比べると随分価格に開きが産まれます。
それでも尚、Marshallそして真空管と思えば、嫌にお買い得に感じてしまうのは、Marshallという有名ブランドの持つパワーであると感じます。
5W出力の小型チューブMarshall。DSL5Cは、2014年3月25日頃発売予定だそうです。

Marshall / SL5C Slash Signature Amplifier

業界No.1のインターネット楽器販売専門サイト石橋楽器店!
- 関連記事
-
スポンサーサイト