ギター練習に役立ちそうな定番フレーズ38回目。
今回は、運指練習というよりも、音の位置関係を把握する為のトレーニングフレーズです。
もちろん、スムーズに弾ける様に練習すれば、運指練習としても使えます。
先ず初めに、こちらのポジションを確認して下さい。
定番フレーズ16でも出てきた、メジャースケール4フレットからのポジションから、1オクターブ分抜き出したものです。
これを、六弦から順に弾いていけば、長音階。

六弦8フレットはC音ですから、順に弾いて行けば、ハ長調(一般的なドレミ~)になります。
今回は、この1オクターブ分のドレミ~を基準に、その音のオクターブ上の音は何処になるか?という事を考えてみたいと思います。
よくオクターブ奏法を使ったりするので、六弦や五弦ならすぐ分かるよ!という方も多いと思われますが、今回は、なるべく狭い範囲でのオクターブを考えてみようと思います。
初めに示したポジション、4フレットから8フレットの間で1オクターブ上の音を探します。
したがって、六弦8フレットのオクターブ上は四弦10フレットというのは、なしです。
そうなると”4フレットから8フレットの間”で、六弦8フレット(C音)のオクターブ上は何処だ?と改めて考えてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで登場するのが、今回の練習フレーズとなります。
C音、1オクターブ上のC音、D音、1オクターブ上のD音~と交互に弾いて行く練習フレーズです。


初めは戸惑うかもしれませんが、何度か反復していく内に慣れてくると思います。
それ程複雑なフレーズでもありません。何度も反復練習をして丸ごと憶えてしまうと良いでしょう。
このフレーズを暗記してしまえば、今押さえている場所から1オクターブ上は何処になるのか?と言う答えがすぐに導き出せるようになるはずです。
フレット上の音の位置関係を把握しておくと、スケール練習や新しいスケールを追う場合などに大変役立ちます。
また、コードの構成音を考える上でも役に立つはずです。
なんて言うことは無いちょっとしたフレーズですが、憶えておいて損の無い練習フレーズであると思います。

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