名アンプシミュレイター「SANS AMP」でおなじみのブランドTech21から、ギタリストの為の即戦力として期待出来そうな新型フロアエフェクターが発売となりました。

TECH21 / SansAmp FLYRIG 5
TECH21 FLYRIG 5です。
複数のエフェクターを横に繋げた様な形のフロアペダル。
右から順に、先日発売になったTECH21「
HOT-ROD PLEXI」同様のホットロッドシステム付のPLEXI。
続いて真ん中はリバーブ付のSANS AMP回路。
左側には、タップテンポ機能付きのディレイ回路が搭載されています。
それらすべてが、アナログ信号経路で接続されており、リバーブとディレイは並列に接続されています。
本体は、約300 × 60 × 30mmというコンパクトなサイズにまとめられ、第一印象よりも大分小さいサイズに感じられます。

TECH21 / SansAmp FLYRIG 5
スリム・コンパクトなこのサイズは、エフェクターボードなどに設置する場合にも場所を取らず、システムへの導入も簡単であると考えられます。

TECH21 / SansAmp FLYRIG 5
本体上部にずらりと並んだコントロールノブ。
右側PLEXI部から見ていくと、HOT・DRIVE・TONE・LEVEL。
SANSAMP部に入り、DRIVE・LOW・MID・HIGH・REVERB・LEVEL。
ディレイ部は、TIME・DRIFT・REPEATS・LEVELとなっております。
各コントロールノブは分かりやすく色分けされ、説明書なしでも操作可能であろうシンプルな操作系が好印象です。
5つ配備されたフットスイッチも左右両サイドはHOTとTAPスイッチで、中央三つがPLEXI・SANSAMP・ディレイそれぞれのOn/Offスイッチと分かりやすい造りになっています。
複数のエフェクトを一つにまとめた機器という事で、エフェクト同士を繋ぐパッチケーブルが不要になりますので、メンテナンスやノイズ面で優秀でありますし、システムの移動やセットアップを考えても大変便利な一台であると思います。
アンプシミュレイターで実績のあるTech21ブランドの製品ですので、品質に間違いは無いでしょう。
便利ではあるが、廉価なマルチエフェクターでは音質的に不満だと感じる本格派の方には、大注目の一体型フロアペダルであると思います。

TECH21 / SansAmp FLYRIG 5

石橋楽器店
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