”BAN”と聞いて、直ぐにあるベーシストが思い浮かぶのは私と近い年齢の方なのではないかと思います。
”BAN”とはもちろん、1980年代に日本のロックシーンを席巻した、ジャパニーズヘヴィメタルの大御所「44MAGNUM」のベーシスト「吉川“BAN”裕規」氏の事です。
44MAGNUMを解散後には、元PRESENCE
白田一秀氏等と共にGRAND SLAMを結成。
2013年には、復活した44MAGNUMのベーシストとして復帰し、現在も活躍を続ける日本ハードロック界の大物ベーシストであります。
そんな、吉川“BAN”裕規氏シグネイチャーモデルのエフェクターが、高品位なプロ製品で有名なBoot-Legブランドよりリリースされる事となりました。

Boot-Leg「BHA-1.0 Holy Angelトーンシフター」です。
吉川氏が長年培ってきたベースサウンドを表現するべく産み出されたこの一台。
3バンドイコライザーを備えたベース用ブースターと言った感じの製品です。
LOW/MID/HIGHの各イコライザーそれぞれの帯域は、吉川氏が選び抜いたQ幅で固定され、±15dbの幅で可変可能という仕様になっています。
コントロール出来る帯域が選定されているこのペダルでは、繋ぐだけで吉川氏同様のサウンドメイクが可能という事になるでしょう。
ファンはもちろんの事、吉川氏のサウンドメイクが好きという方には必携とも言えるペダルであります。
一応、ベースギター用ではありますが、ギターにもドラムのマイク録音にも幅広く使える製品との事です。
アウトプットレベル設定を持った3バンドイコライザーと考えれば当然の事なのですが、それだけ吉川氏がこのエフェクターに施したセッティングが、楽器を選ばずカッコ良く聞こえるものになっているという証なのかもしれません。
Boot-Legブランド、44MAGNUMと言うと思い出されるのが、昨年発売となった44MAGNUMのギタリスト「
広瀬“JIMMY”さとし」氏シグネイチャーモデルエフェクターです。

“JIMMY”モデル、Boot-Leg「JWB-1.0 WILD BEASTディストーション」。
ハードドライブからブースターとしても使用可能な歪みエフェクター。
広瀬氏を彷彿とさせるソリッドな効き味をみせるこの歪みペダル。
エフェクターとして高品位なのは当然として、私の様な世代の人間は“JIMMY”モデルなどと言われてしまうと興味をそそらない訳が御座いません。
目下、私が狙っている大本命エフェクターであります。
たとえ、個人的な趣味趣向に合わないサウンドであったとしても“BAN”モデル・“JIMMY”モデルなどと言われてしまうと強烈に欲しくなってしまうものです。
そんなミーハー根性。それはそれで良いのではないかと開き直るしか御座いません。
そんな私の心のロックアイドル44MAGNUM。ベーシスト吉川“BAN”裕規氏が、2014/11/9(日)Zher the ZOO YOYOGIでライブを行うそうです。
"BAN PROJECT TREASURE・GRAND SLAM NIGHT"と題されたこのライブ。
現DAIDA LAIDAとして活躍する白田一秀氏と共に、GRAND SLAMとしてステージに上がる様です。
残念ながら、音楽活動を引退したと言われているGRAND SLAMのボーカリスト加藤純也氏は不参加なものの、豪華ゲストを招いてのステージになる模様です。
チケット一般発売は、2014/8/30(土)イープラス(http://epius.jp)にて販売されるそうです。


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