1980年代のロックシーンを彩った、改造マーシャルアンプサウンド。
多くのアンプビルダー達によって様々なカスタムアンプが生み出されました。
やがて、有名アンプビルダーとして名を起こした人物は、独自のブランドを立ち上げ理想のアンプリファイを作り出して行く事となります。
そんな、有名アンプビルダーの一人、ラインホルト・ボグナー。
1989年、彼はアメリカ・ロサンジェルスの地で「Bogner AMPLIFICATION」を立ち上げます。

真空管、ハンドワイヤード、そんな特徴を持つBognerブランドのアンプは、当然、超高級品。
アンプヘッド単体で20万円~30万円は当たり前。場合によっては、60万円を超える様な物まで。
そんな高級アンプにもかかわらず、拘り抜いて作り上げられたBognerアンプは多くの有名アーティストに愛用され、世界的知名度と評価を得ていきました。
しかし、Bogner製品は、基本的に大出力のプロユースモデル製品が其の大半を占め、価格と合わせて素人がなかなか手を出し辛い高嶺の花たるブランドの一つでもあります。
最近では、小型アンプヘッドが発売される様にもなりましたが、小型でもそこはBogner。なかなか高価です。
所詮、素人には縁遠い存在なのかなと思いきや、時代の流れなのか、今ではBognerブランドのストンプペダルなんて物も発売されるようになりました。

Bogner / UBERSCHALL Effect Pedal
Bogner UBERSCHALL Effect Pedalは、Bognerの代名詞、ウーバーシャルサウンドを再現したストンプペダルです。
格安ストンプペダルとまではいかない価格設定ですが、名ブランドBognerを感じられるとあれば、それ程高額にも思えて来ないから不思議です。

Bogner / Ecstasy Red Effect Pedal
他にも、Bognerの名アンプ、Ecstasyの各ドライブチャンネルを再現したペダルも発売されています。
こちらは、GAINやEQコントロールの他に、ModeやPre Eqなどサウンドを詳細にコントロールする為のミニスイッチが装備されていて、よりキメ細やかな歪みサウンドを作り出せる様設計されています。
どのストンプペダルにも、電力低下を警告するインジケーター付き。
電池駆動でも安定したサウンドを、というBognerの拘りが見える部分でもあります。
こちらのストンプペダルには真空管が使われているわけではありませんが、手軽に名アンプビルダーの生み出すBognerサウンドに触れられる物と思えば、非常に嬉しい製品であると思います。
さて、そんな憧れの高級ブランドBognerですが、また新たなストンプペダルを発売するようです。
それについては、また明日。

Bogner / Ecstasy Blue Effect Pedal

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