デンマーク産。世界的に有名なエフェクターブランド「T-REX」から、新型エフェクターシリーズの登場です。
今回発売されたT-REX新シリーズエフェクトペダル。一気に7つのエフェクトペダルが発売されました。
T-REXブランドのエフェクターというと、やや大きめな高級ペダルシリーズがお馴染みですが、新たに発売されたエフェクターはスリムでコンパクト設計。

T-REXではコンパクトなエフェクターシリーズも作っていたのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、コンパクトサイズのTONE BUGシリーズは既に生産完了となっております。

僅かに残る在庫製品が特売されているケースもありますので、こちらはこちらでお買い得品であると言えます。
生産完了品ですので、TONE BUGシリーズの新品を探していたなんていう方は、お早目に。

さて、今回発売となったT-REX新シリーズエフェクトペダル。
このシリーズの特徴としては、本体上部に接続端子が設けられている事。
確かにこういう風に設計されてみると、パッチケーブルを邪魔なく接続するのに好都合だと考えられます。
それに伴い、電源供給の為の接続は本体右側面に設定されています。
また、どのエフェクトペダルも9V乾電池駆動に対応しています。
気になるラインナップの方ですが、最初に提示しました1コントロールでシンプルなブースター「KARMA BOOST」。
そしてこの、4コントロールを持つコンプレッサー「NEOCOMP」。
続いて歪み系エフェクト。

「VULTURE」は、LOWBOOSTとFATBOOSTのミニコントロールつまみを備えた5コントロールのディストーションペダルです。
右側面、電源端子の下にVOICINGスイッチの搭載された「DIVA」は、Ibanez
TS系のオーバードライブペダル。

Mid/Normal/Fatの三点切り替えVOICINGスイッチと共に、クリーンとドライブ音をミックス出来る機能で、繊細な音色作り込みを可能にしたモデルになっております。
新シリーズ唯一の横型デザイン「REPLAY BOX」は、タップテンポ機能を搭載したデジタルディレイ。

付点音符と3連符対応した3点切り替えスイッチ搭載。
ステレオIN/OUT仕様のペダルです。
こちらも3点切り替えスイッチ付。リバーブペダル「CREAMER」。

切り替えスイッチにより、SPRING/ROOM/HALLの各リバーブタイプが選択可能です。
最後は、オクターバー。「QUINT MACHINE」。

原音に対し、1オクターブ上、1オクターブ下、5度上を同時に出力可能。
それぞれの音程毎にレベルコントロールが設定されていますので、細かな音色表現のセッティングが可能と言えます。
原音とのMIXコントロールも搭載されていますので、各音程のバランスを取った上でエフェクトを薄くかけるといった設定も容易です。
以上7機種。
この他にも、ディストーション・オーバードライブ・ディレイ・リバーブを一つにまとめたマルチストンプユニット「SOUL MATE」も発売になっております。

北欧の雄、T-Rex Engineeringの放つ新作群。
国産やアメリカ製とは一味違ったセンスを感じる新型エフェクターだと思います。


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