One Controlブランドより、
ビヨン・ユール氏設計のBJFシリーズ、新作ブースターが発売されるようです。

One Control / Purple Humper ブースター 《予約注文/9月25日発売予定》
One Control「Purple Humper」です。
DESIGNED BY BJFのブースター製品としては、「Granith Grey Booster」という製品が既に発売されていますが、こちらはピュアクリーンブースター。

One Control / Granith Grey Booster
近年、各社各ブランドから多数発売されている入力信号を増幅する製品。
”極端な音色変化を産まない”タイプのブースターでした。
一方、今回発売となる「Purple Humper」は”ミッド”ブースターになります。

One Control / Purple Humper ブースター 《予約注文/9月25日発売予定》
アンプやギターに回路が組み込まれているケースは良く有ると言えますが、単体ペダルとしてミッドブースターの発売というのは少々珍しいと思います。
元々Purple Humperは、ビヨン・ユール氏自身のブランド、BJFE Guitar Effectsから発売されていたペダルです。
それが今回、洗練された姿でOne Controlブランドより登場するという事になります。
製品解説を見ると「ギターサウンドに於いて、最も重要とされるのはミッドレンジです。」と書かれています。
確かに、ミッドレンジの調整というのは、実に分かりやすい変化を産み出すものですから、歪み系エフェクターの味付けやアンプキャラクターの設定上大変重要な部分であります。
私も、アクティブ回路のミッドブースト付ギターを所有していますが、その効果は実に面白いものだと感じます。
しかし、正直言ってミッドブーストを使いこなせるか?というと微妙でありまして、変化が大きく効果的である反面、用途やセッティングが非常に難しいと感じたりもします。
そんな、積極的音作りの楽しさや難しさを感じさせてくれるミッドブースターですが、ビヨン・ユール氏設計という事で何やら魔法がかかっている製品の様です。
ギターやアンプ、エフェクターを選ばずトーン・キャラクターの調整・微調整が可能となっているそうで、絶妙に設定された周波数レンジにより非常にコントローラブルなミッドレンジブースターになっているようです。
その自信は「世界よ、この謎が解けるか?」というキャッチコピーにも表れているものと思えます。
Purple Humper本体に搭載されたコントロールは、BLENDのみの1コントロール。
最小ではほとんど音色を変化させず、BJF特有のバッファーサウンドとなり、最大にすれば強力なミッドレンジブーストがかかる仕組み。
最大ブースト時には、入力信号の8倍、約+15dbのブーストがかかる仕様です。
大きなブースト量でありながらも、聴覚上の音量はそれ程上がらないそうで、これにより他の歪みエフェクトとの共存が可能。”Purple Humperの特性”と表現された広い汎用性を産み出す秘密の一つであると考えられる部分です。
必ず世界がPHを理解すると信じている。 ───Bjorn Juhl (製品説明より抜粋)
有名エフェクター・ビルダーの産み出した幻のミッドレンジブースターの復活。
その内に秘められた力を想像するだけで、なにやら楽しくなってしまう様な注目の新型です。

One Control / Purple Humper ブースター 《予約注文/9月25日発売予定》

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