ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ49回目。
今回は、解放弦と省略コードを組み合わせて使うパターンの練習です。
解放弦でリズムを刻みながら、間に省略コードを挟むバッキングパターン。
幅広い音楽ジャンルで広く使われているフレーズだと言えます。

内容としてはそれほど難しくはありません。
特に明記していませんが、五弦解放部分は、軽くブリッジミュートをかけた状態で弾いた方がフレーズ全体が締まると思います。
省略コードが苦手という方は、特に省略コードの押さえ方/コードチェンジの練習にもなると思いますので、繰り返し練習してみると良いと思います。

更にもう一パターン。
この場合、一小節目に出てくる省略コード(E・G♯・B=Eメジャー)に二弦解放が含まれています。
その為、Eメジャーから五弦解放に移る瞬間に、人差し指の腹で二弦解放をミュートしてやる必要が出て来ます。
二弦解放が鳴りっぱなしにならずピタッと止められる様、左手ミュートを意識しながら練習すると良いと思います。
最終的には、上下2パターンを続けて、繰り返し演奏出来るように練習してみても良いでしょう。

このような解放弦+省略コードというフレーズは、解放弦+1オクターブ上の省略コードという形でも良く使われます。
1オクターブ上になると省略コードの押さえ方や感覚にも随分と違いが産まれますので、同様に練習してみると良いと思います。
右手ピッキングの動きはもちろん、左手ミュートはしっかり出来ているか?円滑なコードチェンジ+正しくコードは鳴っているか?等に注意を払って練習すると、意外と奥深い課題であると思います。

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