Casinoや
Rivieraモデルと並んで、Epiphoneブランドを代表するセミアコースティックギター「Sheraton」。
今回、Limited Editionとしてユニオンジャックカラーのペイントされた特別なSheratonが発売になりました。

大胆にもボディートップに描かれたユニオンジャック。
ユニオンジャックカラーのSheratonと言うと、イギリスを代表するロックバンド「Oasis」の元ギタリスト、ノエル・ギャラガーを思い出しますが、今回のLimited Editionは特に彼のシグネイチャーモデルという訳でもないようです。
彼の使用していたユニオンジャックカラーのギターは、ボディサイドまでユニオンジャック柄。
このLimited Editionの場合、ボディサイドはボディバックと同じくアルペンホワイトカラーです。
個人的には、Limited Editionの塗装の方が好みですが。
Epiphone / Limited Edition “Union Jack” Sheraton
さて、このLimited Edition Sheraton。
見た目が派手なだけの特別モデルかというとそうでもありません。
採用されたミニハムバッカーピックアップは、Gibson USA製。
ゴールドパーツ採用。ポット類はCTS製。
ヘッドに施されたツリー・オブ・ライフのインレイや指板に施されたブロックトライアングルインレイ等、大変豪華な仕様。
Epiphone / Limited Edition “Union Jack” Sheraton
ボディとトップは、5レイヤーのラミネイテッドメイプル。
マホガニーネック、ローズウッド指板仕様です。
現行モデルSheraton Ⅱを見てみると、レギュラーサイズのハムバッカーピックアップになっていたり、ストップテールピース化されている等、改良点が見られるSheratonモデル。
Epiphone / Sheraton II Natural
以前発売された、50th AnniversaryモデルのSheratonと見比べて頂けると差が良く分かると思います。
Epiphone / 50th Anniversary Collection 1962 Sheraton
六弦側と一弦側で大きく段差の付けられた特殊なテールピース「Frequensatorテールピース」。
巻き弦の弦全長を長く取れる様設計されています。
見た目としても、Frequensatorテールピースの存在感による差異が大きく感じられます。

今回発売の限定ユニオンジャックカラーモデルはFrequensatorテールピース仕様。
ミニハムバッカー採用と合わせて、クラシカルなスタイルを継承した姿となっております。
こういった辺りもLimited Editionならではの拘りと言える部分だと思います。
余談ですが、このFrequensatorテールピース。
廉価な交換弦などは、新品でも巻き弦が意外と短かったりする場合があります。
安い弦を張ろうとすると、長さがギリギリなんて事が起きてしまいます。
有名メーカーの弦ならばあまりそんな心配は無いのですけれど。
Epiphone / Sheraton II

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