人気のDAWソフトウェア「CUBASE」の最新バージョン、CUBASE”8”が発表となりました。

発売は12月下旬予定。今回、Cubase Pro 8とCubase Artist 8とが発売されます。
価格は、Pro版が55,000円、Artist版が30,000円(どちらも税抜き)。
Windows/Mac両対応は変わらず。
Windows 7/8/8.1 すべて 32/64-bit ネイティブ対応。
OS X 10.9 / 10.10 こちらもすべて 32/64-bit ネイティブ対応。
Intel / AMD デュアルコアプロセッサー以上、推奨RAMサイズ: 8 GB (最低 4 GB)となっております。
USBライセンサーを使用するので、USB端子が必要な点、アクティベーションの為にインターネット接続が必要なのも以前のバージョンと同様です。

さて今回、Cubase7シリーズからCubase8へとメジャーアップデートされた訳ですが、どのような大規模変化があったのでしょうか?
既存の機能の進化、新しい機能の追加はもちろんですが、今回のアップデートに伴い、オーディオエンジンをすべて新しく書き直したとのアナウンスがされております。
これにより、パソコンのマシンパワー節約を図り、ソフトウェア動作の軽さ、低レイテンシーを実現させたとの事です。
確かに、Cubaseに比べ、起動の早さや動作の軽さが評価されているDAWソフトウェアは幾つもあります。
パソコンの性能が上がっているとは言え、DAWソフトウェアの高機能化に伴い随分と動作の重さを感じてしまう事が多くなって来ていただけに、このバージョンアップは嬉しい改良と言えるでしょう。
機能面の拡充と快適動作のバランス、この点どこまでCubase8が頑張れたのか注目したい所です。

新たに追加される機能に目を向けてみると、進化した「コード機能」が気になりました。
新らしいコードアシスタントモードには、図表化されたコードパレット追加され、現在のコードから繋がるであろう次のコードを予測し視覚的に分かりやすい図として表示してくれます。
この図も、近接モードと五度圏モード、二つの表示方法が選択出来ます。(近接モードはPro版のみ)
和音構成音がビジュアルとして見えやすいコードパッド機能と合わせて、製作者の負担を減らす便利な機能であると感じました。
最低限の音楽知識さえあれば、音楽辞書等を確認する必要も無く、アイディアとして試行してみるのも簡単。
コード進行創作の上で大変有用な機能だと思います。
どんどん便利になっていくDAWソフトウェアの機能。
最終的に人間のやる事(考える事)は何処まで残るのだろうと考えてしまいます。

従来通り、既存のバージョンCubase 7.5 / Cubase Artist 7.5からのアップデートも予定されている新バージョン。
最近、Cubase 7.5 / Cubase Artist 7.5を導入したという方には、新バージョンへと無償アップデートが可能だそうです。
(2014年10月15日以降にアクティベートされた場合にはCubase Pro 8 / Cubase Artist 8へ無償アップデート可能。)
新しく生まれ変わったCubase 8。
人気DAWソフトウェアの進化はまだまだ止まりません。
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