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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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伝統的な一本【Hofner】

 廉価モデルとは言え、有名ブランドの品が今やこんな価格で手に入るのかと驚いたお話。

 何故見過ごしていたかと言えば、どちらかと言えば縁遠いベースギターであるからです。

 しかも、一般的かと言われればあまりそうとも言えないモデル。

 しかし、ロックの歴史的観点からすれば、伝統的とも言える超有名モデル。


 ドイツの名門「Hofner(ヘフナー)」のヴァイオリンベースで御座います。




Hofner / Ignition Bass


 言わずもがな、The Beatlesファンの方にはお馴染みの姿。

 ポール・マッカートニーが愛用した事で、世界的に有名となったモデルです。

 このベースギターは、1887年設立という長い歴史をもつ「Hofner」社によって生み出されました。

 多くの楽器メーカーがそうであったように、時代の流れ、価格競争の波にのまれ、他社に買収されたりしながらも現在まで存続し続けている老舗メーカーです。

 そうした流れの中、安価なモデルも生産するようになっていった「Hofner」社。

 このヴァイオリンベースもまた、アジア製の廉価製品です。





Hofner / Ignition Bass


 先ず、ヴァイオリン型のボディデザインが注目されますが、何よりの特徴はスプルーストップ/メイプルサイド・バックというセンターブロックなしのホロウ構造ベースギターである事です。

 Fender社がソリッドボディのエレキベースを定番化させ、伝統として受け継いできたのと同様に、Hofner社もまた伝統的スタイルとして守り続けている構造であります。





Hofner / Ignition Bass


 セットネック接合されたメイプルネックは、これまた特徴のあるスケール。

 ショートスケールとされるベースギター同等の30インチ/760mmです。

 小型サイズのボディと合わせて、ベースギターらしからぬコンパクトさもヴァイオリンベースの売りです。





Hofner / Ignition Bass


 指板材にはローズウッドを採用、ブリッジにもローズウッドが利用されています。

 コントロール類は少々複雑で、前後各ピックアップ用のボリュームに加え、各ピックアップのOn/Offスイッチ、出力切り替えスイッチが搭載されています。

 出力切り替えといってもブースト出来るわけではありません。出力減退スイッチです。


 ボディに施されたバインディングも美しく、上品な出で立ち、高級感を演出しています。


 もちろん今でも、本家ドイツ製Hofnerヴァイオリンベースも制作されている訳ですが、やはりお値段が何倍にもなる以上、更に高級感溢れる製品となっております。




【新品特価】Hofner / Violin Bass Vintage 61 Cavern Bass


 リイシュー品とは言え、プラスチック製ストラップピン採用という部分には、Hofnerの意地を感じさせます。


 また、ヴァイオリンベース/ヴァイオリン型といっても様々な仕様のモデルがあり(ピックアップレイアウトの違いやセンターブロック有のモデル等)その違いに拘れば、はまってしまいそうな名モデルです。

 そんな歴史的名モデルが数万円で手に入る世の中になったのも驚きですが、廉価モデルでもちゃんと「Hofner」ブランドとして発売されているのも驚きであり、ファンには嬉しい事であると思います。





Hofner / HCT500/1 Sunburst




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