今回もまた、音楽機材としての活用がすすむiPhone関連製品。
高性能オーディオインターフェイスなどの製品で有名なFocusriteから2014年10月に発売された「iTrack Pocket」です。

一見すると、iPhoneを乗せて使用出来る拡張スピーカーの様に見える「iTrack Pocket」。
しかし、スピーカーの様に見える部分を良く見ると、MIC R/MIC Lと表記されております。

側面を見ると、ギターアイコンの付いたインプット端子。
そう、こちらの「iTrack Pocket」は、iPhoneを使い手軽に動画撮影とレコーディングが同時に行えてしまうという機器なのです。
対応デバイスは、Lightning端子を搭載したiPhone 5、iPhone 5C、iPhone 5S。iOS7以降のOSに対応します。

iPhoneを乗せない状態では、まさにポケットに入るサイズの本機。
何処でも手軽に使用出来る様、電源はLightningケーブル経由でiPhoneから供給されます。特別な電源は必要ありません。
ハードウェアとして見ると、ステレオマイクとギターインプットを搭載している本機ですが、ソフトウェア的にアンプシミュレイターと簡易マスタリング機能を搭載しています。
Focusrite製iPhoneアプリ「Impact」が付属して来ますので、アプリ内蔵のギターアンプシミュレイター三種(V-AC / Brit / Twin)が利用出来ます。
「Impact」アプリには、録音・簡易マスタリング機能以外にも動画のトリミング機能も搭載。YouTubeへの作品アップロードが視野に入れられ開発されており、ワンタッチで作成した動画をアップロード可能です。
時と場所を選ばず、実に簡単な操作で演奏動画作成が可能になります。
後は、アイディアと腕次第。
しかし、動画アップロード目的でなくとも、自分の練習に活かしたり、練習記録として活用したりしても良い製品だと感じます。
練習風景を撮影しておいて、何年か、何十年か先、以前の自分を振り返ってみるなんて言う使い方も、後々良い思い出になるのではないかと思います。

Focusrite / Scarlett Solo

石橋楽器店
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