今年、大規模な仕様変更が行われた
Gibson2015年モデル。
「G-Force」とアジャスタブルゼロフレットナットという最新システムの組み込まれた機種が並ぶ中、伝統の名モデルFirebird2015年モデルも発表されています。

Gibson USA / Firebird 2015
アウトプットジャックの位置変更等が行われた
Firebird2014。
2015年モデルでもその変更点が受け継がれ、昔ながらのボディトップに置かれていたアウトプットジャックはボディ底面へと移動されております。
ボディトップに置かれたアウトプットジャックはシールドの抜き差しこそ容易ですが、やはりコントロールノブを調整する際にはジャックやコードが邪魔になりがちです。
そういった操作性を考えた上での改良であると思われます。
さて、近年のFirebirdモデルの特徴と言えば、見た目にもインパクトの大きいリバースヘッドにSteinberger「ギアレスチューナー」という組み合わせ。
「G-Force」システムとゼロフレットナットが目玉と言えるGibson2015年モデルに際し、Firebird2015ではどうなったかと言いますと・・・

Gibson USA / Firebird 2015
安定の「ギアレスチューナー」採用でした。
今やこのちょっと変わった見た目を含めてのFirebirdモデル。そんなイメージになって来ている感じが致します。
但し、ナットはアジャスタブルゼロフレットナットを採用。
「G-Force」システムなし。ギアレスチューナー+ゼロフレットナットという独特な仕様となっています。

Gibson USA / Firebird 2015
全体を見ても、安心のFirebirdデザイン。
未来的なんだかクラシカルなんだか良く分からなくなってしまう特異なデザインは、現代に於いても異彩を放ち続けます。
ごついデザインのボディにミニハムバッカーの組み合わせが絶妙なバランス(見た目のです)であると感じます。
Firebird2014からの変更はもう一点。
ブリッジサドルがチタン製へと変更されているそうです。
マホガニー+ウォルナットのマルチプライスルーネック構造。
それを顕示するかの様なボディ構造とデザイン性。
Gibson社レギュラーラインナップとして相応しい、完成されたモデルであると思います。

Gibson USA / Firebird 2015

Gibson、Fender、Martinなら充実の品揃えの石橋楽器店!
- 関連記事
-
スポンサーサイト