ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ52回目。
今回もフレーズと呼ぶにはあまりに単純。
且つ、過去最高に取り組んでいてつまらないと感じる課題であるかもしれません。
先ずはTAB譜をご覧ください。

これだけ。
使うのは人差し指と薬指だけです。
ピッキングは、なるべく早く弾く事も想定してオルタネイトピッキングで行います。
ギター演奏をする上で頻繁に使う事となる”
薬指”は、思いの外、言う事のきかない指であるのが普通です。
良く使う指であるが故に、十分練習は積んでいるはず・・・そう考えてしまいがちではあると思いますが、実際に上記フレーズを ”一定のテンポ” で、早く・スムーズに演奏しようと思うと実は難しかったりするものだと思います。
単純(過ぎる)フレーズこそ難しいと感じてしまう様な課題です。
もちろん上手く弾けない、短い小節なら何とかなるが安定して継続させるのは難しい。と言う場合には、薬指の鍛錬不足が考えられます。
薬指の押弦力は十分でも”指を動かす力”が不足していたり、はたまた柔軟性・他の指との分離が不十分であるために力のロスをおこしているのかもしれません。
そうなれば、この至極つまらないフレーズを練習する価値があります。

更に、同様のフレーズを低音弦で行おうとすると、指を伸ばし気味での押弦になります。
こうなると、より柔軟性や各指との分離が必要となり、弾きこなすのが大変になるかもしれません。
こちらも練習を要する課題だと思います。
押弦力、実際に指を動かす力、柔軟性や各指との分離。
こんな単純な動作でも、弾きこなすのに必要とされる要素は色々とあります。
過去とりあげました
各指の分離エクササイズなどと合わせてじっくりと取り組んでみてはいかがでしょうか。
積極的に鍛錬すれば、意外と早い段階で”薬指が軽い”なんて感じられるかもしれません。

VOX / Night Train G2 NT15H-G2

石橋楽器店
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