ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ54回目。
今回は、通常巻き弦の利用されている低音弦部分の練習フレーズです。

内容は至って簡単。初めはフリーテンポで構いません。
特に注意もする事無く、直ぐに弾ける内容であると思います。
ただ、ここで注意して頂きたいのは、正しく巻き弦を鳴らせているか?綺麗に発音出来ているか?と言う点です。
ご承知の通り、低音弦(巻き弦)は押弦の不備があると”ビビり”が出易い部分であります。
それと同時に、運指とピッキングのタイミングがずれても”ビビり”が発生します。
それでもビビっているか否かが分かり難いと言う場合には、一度アンプにつながない状態、ギター単体・生音で弾いてみて下さい。
そうすれば、低音弦が正しく鳴らせているか?ビビってしまっているかが幾分わかり易いと思います。
しかし、正しく鳴らそうと意識し過ぎて押弦に余計な力が加わればピッチに狂いが生じてしまいます。
必要なのは”適宜な押弦”と”運指+ピッキングの正確な連携”。
簡単なフレーズでも綺麗に鳴らす事を意識すると、なかなか難しいものであります。

低音弦(巻き弦)は、正しく鳴らせているか否かが分かり易いと思いますので、色々なパターンを試してみると良いとおもいます。
日々スケール練習に取り組んでいると言う方は、スケール練習をする中で低音弦部分のチェックも同時にしてみると良いかもしれません。
ある程度安定して鳴らせる様でしたら、他の練習と同じようにリズムマシンやメトロノーム等を使って様々なテンポに対応出来る様練習してみるのも手です。
テンポが上がるとどうもビビりが起きると言う場合には、鍛錬不足な指があったり、苦手な運指パターンがあったりと運指力不足が考えられます。
苦手な部分が発見出来たら、その部分を丹念に練習する事でビビりは軽減出来て行くと思います。
同時に、ピッキングとのタイミングも合わせなければなりませんので、ピッキング動作もまた鍛えねばなりません。
綺麗に弾ききるとなると、運指力アップだけでは不足ですし、ピッキングばかりが上手でも問題なのです。
正しく弾けているかそうでないか、入門者と上級者の差が出易い部分でもありますので、正確に発音出来ているか意識しながら練習してみると良い練習になると思います。

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