今年初めに開催されたNAMM SHOW 2015でプロトタイプモデルが出品されたGibson Custom 2015年モデル。
2014年Historic Collectionに変わる新シリーズとして、「True Historic」、「Historic Core」、「Custom Core」と3シリーズが発表になりました。
本日はその中から、早くも店頭に並び始めた3シリーズ中もっとも価格を抑えたモデル(と言ってもCustom Shop製品ですので高価な品には違いありませんが)”Custom Core”Seriesモデルを取り上げてみたいと思います。

Gibson Custom / 2015 Custom Core CS8 50’s Style Les Paul Standard VOS Washed Cherry S/N 50030
先ずはこちら、Gibson Custom 「2015 Custom Core CS8」。
Custom Core Seriesは、2014年までのHistoric Collection仕様を継承しつつ、ネック接合部をナロージョイント(ショートテノンネック)化する事でコストを抑えた製品。
50’sスタイルのCS7~9、60’sスタイルのCS0が発売予定になっています。
こちらCS8は、58年仕様の肉厚なネックを採用したモデル。

Gibson Custom / 2015 Custom Core CS8 50’s Style Les Paul Standard VOS Washed Cherry S/N 50030
Custom Core Series製品には、「CS」で始まるシリアルナンバーが刻印されるそうです。

Gibson Custom / 2015 Custom Core CS8 50’s Style Les Paul Standard VOS Washed Cherry S/N 50030
マテリアルはもちろん伝統のマホガニー材ボディ&ネック。
トップ材には、フィギアードメイプル。
指板材はローズウッドを採用です。
ピックアップは、ヴィンテージPAFを研究し開発されたCustom Bucker Alnico 3。
細部にまで拘るCustom Shop製品。テールピースはもちろんアルミ製です。

Gibson Custom / 2015 Custom Core CS8 50’s Style Les Paul Standard VOS Washed Cherry S/N 50030
ネック接合や指板接着に使用する接着剤にハイドグルー(ニカワ)を利用。ロングスタッド&ロングアンカー。オールドスタイルのチューブレスヒストリックトスロッド採用等、拘りのスペック。
これまでのHistoric Collectionに変わる、新しいGibson Customヴィンテージリイシュー製品の形となっております。

Gibson Custom / 2015 Custom Core CS9 50’s Style Les Paul Standard VOS Lemon Burst S/N50054
続いてこちらは「2015 Custom Core CS9」。
2014 Historic Collection 1959 Les Paul Standard Reissueに変わる新モデルです。
ショートテノンネックを採用している点以外は、Historic Collectionから受け継がれた仕様です。
それだけ、昨年までの時点でその完成度は、究極の状態/仕様になっていたとも考えられるのだと思います。
リアルヴィンテージには到底手が届かない。という多くのヴィンテージレスポールファンの夢を少しだけ身近にしてくれるGibson Customヴィンテージリイシュー製品。
登場予定の「True Historic」、「Historic Core」両シリーズ製品も楽しみです。

Gibson Custom / 2013 Historic Collection 1959 Les Paul Standard Reissue VOS Washed Cherry S/N 932515 【現地買付け品】【チョイキズ特価】

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