今年4月。新体制となってスタートをを切った
日本製Fender。
Fender Japan名義に変わる新シリーズ”Japan Exclusive”の各モデルがFenderブランド製品として楽器店に並ぶようになりました。

Fender / Japan Exclusive Classic 60s Stratocaster Vintage White【S/N JD15013885】
ブランド名称こそ変わりましたが、基本的な部分での変化は無し。
現行Fender USA製品がモダンスペックを取り入れたモデルを増やして行く中、指板184R採用等ヴィンテージスペックを意識したFender有名モデルをラインナップ。
作りの確かな安心のMade in Japanが売りのシリーズです。

Fender / Japan Exclusive Classic 50s Telecaster Special Off White Blonde S/N JD15012618
Fender Japan時代からそうですが、ブランドロゴ等も特に区別されている訳では無く、時代を表すスパゲティロゴ等が採用されているだけで、本家Fenderと同じ仕様。
パッと見た程度では、Fender USAもFender Japan/Japan Exclusiveも見分けが付きません。

Fender / Japan Exclusive Classic 50s Stratocaster Fiesta Red 【S/N JD15002081】
昔からFender Japanと言って思い浮かぶのがバスウッド材をボディに採用したモデル。
伝統的なアルダーボディやアッシュボディ採用のFender製品と並んで、日本製Fender製品として非常にポピュラーなスペック。
こちらも変わりなくJapan Exclusiveモデルとして生産されております。
伝統的なFenderトーンを求める方には、少々厳しい意見を言われてしまったりするバスウッド採用モデルですが、これは昔から、廉価ギターに多く使用されて来た材というイメージ的な問題もあるのだと思います。
一方海外での評判はと言うと、Suhr等有名ブランドがバスウッドを積極採用している(来た)実例を挙げ、良質な材選定が行われていると言う前提で日本製Fenderの実力を認める声が多く聞かれます。
この辺りは、国内での日本製Fenderを推す意見と差が無いようです。
Fenderはやはりアルダーやアッシュでなければ、という意見も十分分かりますが、だからと言ってバスウッドモデルが良くないという訳では無いという事なのだと思います。
確かな技術と徹底した素材管理の日本製Fender。
質のあまり良くないアルダー材ギターよりも、日本製バスウッドモデルの方が楽器として良い品であるのは、当たり前と言えば当たり前の事なのだと思います。
一時はどうなってしまうのか心配になった日本製Fender製品ですが、こうして沢山の品が変わらず店頭に並ぶ姿を見ると、なんだかほっとする様な嬉しい様な気持ちになります。
これからも魅力的な製品ラインナップを作り続けて行って頂きたいです。

Fender / Japan Exclusive Aerodyne Strat Medium Scale HSS / Black 【S/N JD15003624】

楽器の事なら石橋楽器!
- 関連記事
-
スポンサーサイト