FC2ブログ

プロフィール

BlackDog

Author:BlackDog
50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


カレンダー

03 | 2016/04 | 05
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新記事


カテゴリ


最新コメント


月別アーカイブ


FC2ブログランキング


BLOG RANKING


ブログ村

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
にほんブログ村

PR

忍者AdMax

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
音楽
48位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ギター
2位
アクセスランキングを見る>>

締め切ったトラスロッド

 調律した状態では常に強い力が加わっているギターのネック。

 多くのギターネックの場合、その素材は天然木ですので当然反りが発生します。

 それを補正する為にギターのネックにはトラスロッドという金属製部品が仕込まれているものですが、その調整幅は無限ではありません。

 あまりにネックが反ってしまえば、それ以上の調整は不可能となります。

 順反りを修正する為にトラスロッドを限界まで絞め込んでしまえば、それ以上の調整は出来ません。


 以前、私所有のコンディションの悪い古いギターを使える状態にしようと手を入れたことがあります。

 そのギターのネックがトラスロッド締め切りでもやや順反りと言う状態でした。

 (しばらくの間、弦を張らずに休ませた結果、運よくほんの少しだけ状態が改善しまた使える様になったという経緯があります)


 それからまたしばらく経って、トラスロッドを限界まで締め切ってもかなりの順反りという状態になってしまいました。

 しかし、これは予想出来た事です。

 一度そこまで反りを見せてしまうようなネック(素材)は、そちらの方向に動きたがっているという事でもあると考えられるからです。

 多少、湿度や保管状況に注意したとしても、やはりまた反って行ってしまうわけです。


 困った状態になってしまったネック。

 古いものだから諦めるかとも考えたのですが、きつい指板Rで細いヴィンテージフレット、トライアングルシェイプと今あまり見かけない仕様のネックだという事もあって勿体ないなと思ってしまいました。


 そこで、少しでも使える状態にしようと一つの手段を講じました。


CIMG3316.jpg

 ネックエンドでトラスロッド調整するタイプのネックですので、まずはネックを分離。

 ネックを取り外し可能なボルトオンジョイントならではの仕様ですが、少々面倒なタイプでもあります。

 (ロッド調整後、すぐチューニングをして反り状態を確認出来ないのも厄介です)


CIMG3317.jpg

 そして、ネックエンドの穴の奥に、トラスロッドを調整するトラスロッドナットが仕込まれています。

 本ネックの場合、今やあまり見かけないプラスドライバーで調整するタイプのトラスロッドナットが収まっています。

 ロッドナットが収まっている穴の内径は約10mm。


 ここから、時計回りに締め切っているロッドナットを反時計回りにひたすら緩めて行きます。


CIMG3318.jpg

 すると、トラスロッドナットが外れました。

 システム的には至って簡単、ネック内に仕込まれたロッドの先がボルトの様になっていて、このナットを絞め込むとロッドが引っ張られるという仕組みです。


 かなり大きな力で絞め込んだロッドナット。ネジ山が若干なめている状態なので、別の六角ボルトタイプのトラスロッドナットと交換しようと思ったのですが・・・ロッド先と径が合いません。

 このトラスロッドナット、掘られているネジ径が思いのほか細いタイプだったようです。


CIMG3319.jpg

 ロッドナット交換は諦めて、このまま使う事にしました。

 そして次に用意したのは、ネックに開けられた穴(10mm)に収まり、ロッド部分に通る5mm弱の内径を持つワッシャー類。

 厚みを稼げれば良いので、特にスプリングワッシャーを選んだという訳ではありません。

 スペーサーとして使うので、サイズが合えば何でも良いです。


 これを、ネック内のトラスロッドの先に通し、その上からトラスロッドナットを取り付けました。


CIMG3320.jpg

 ロッドナットを絞め込むと初期状態より仕込んだナットの分だけ手前にロッドナットが見える状態になりました。

 つまり、ロッドとナットの間にスペーサーを挟んだことで、何もしない状態よりも更にロッドを絞め込める(ロッドを引っ張れる)状態にした訳です。


CIMG3326.jpg

 こうして、弦を張らない状態でネックをほぼストレートに調整出来ました。

 とはいえ、こうしたらこうしたでフレットすり合わせや弦高調整など、全体のセッティング見直しが必要になるのでまた大変です。


 さて、物凄く簡単に見える今回のメンテナンス。

 トラスロッド締め切りのネックでも多少使える状態にすることが可能です。

 但し、この方法はかなりの力技であることをお忘れなく。


 トラスロッド調整と言う物自体、無理に勢いよくやれば、ネックに取り返しの付かない損傷を引き起こしかねない作業です。

 今回の様なスペーサーを挟む方法も何時までも何処までも可能な方法ではありません。

 ゆっくり調整したとしてもあまりに無理がかかれば、ネックの内部破壊や指板剥がれ等を起こす可能性があります。

 しかし、もうこのネックは使えないと諦めてしまう前には、試してみる価値のある方法かもしれません。

 (もちろん高級品や大切な品であれば、プロリペアマンに見てもらい任せるのが最良です。)





Roland / JC-40 Jazz Chorus




楽器総合小売店の石橋楽器!
関連記事

意表を突く進化【KORG】

 エフェクターにクリップオンチューナー、少々意外な所ではワウペダルまで、


MOOER The Wahter ワウペダル ミニサイズ エフェクター 【ムーア】




 なんでもかんでも小型・コンパクト化が進むギターの周辺機器。

 そんな中、意外な進化を見せるチューナー機器が「KORG」より発売されました。





KORG / WDT-1 壁掛け式チューナー


 限定で登場。

 このご時世、あえて大型化された”壁掛け式”チューナー、KORG「WDT-1」です。


 その大きさ、なんと462(W)×263(D)×47(H)mm。

 ACアダプター駆動の大型チューナー機器です。


 ラックマウント式チューナーPitchblack Proの基本性能を受け継ぎ、文字通り大型の3Dビジュアルメーターを採用。

 良くある”視認性抜群”という表現の上を行く超抜群な視認性を誇ります。


 しかも、ある意味ビジュアルメーターよりも目立っている「KORG」ロゴが抜群の視認性。メーター以上の存在感を示しています。

 ”IN TUNE SINCE 1975”とチューナー機器にかけてきたブランドの歴史をアピールする事も忘れません。





KORG / WDT-1 壁掛け式チューナー


 本体正面には、ケーブルを接続するINPUTとケーブルの断線をチェックできるケーブルチェッカー端子が用意されています。

 本体にマイクも内蔵されていますので、アコースティック楽器のチューニングにも対応。





KORG / WDT-1 壁掛け式チューナー


 更に、大小のクリップとそこへ取り付けられるトランスミッターも付属していますので、ワイヤレスでのチューニングにも対応。

 トランスミッターを利用すれば、クリップオンチューナー感覚で大画面を見ながらチューニング出来ます。


 さて、こんな吃驚チューナーどう使いましょう?

 ギター教室の先生が生徒さんの後ろの壁に設置?マイギタールームにインテリアを兼ねて?


 実用的かと言われればちょっと疑問を抱いてしまいますが、KORGの遊び心が感じられる品になっていると思います。
 
 目の弱って来た私の様な人間にとっては、これくらい大型のチューナー方がかえって良いのかもしれませんけれども。





KORG / WDT-1 壁掛け式チューナー




石橋楽器店
関連記事

足元に置ける高品位コンプレッサー【Gurus Amp】

 「そこに在るだけで絵になる逸品」

 そんなエフェクター製品を産み出すイタリアメーカー「Gurus Amp」から、また新たなペダルが発売になりました。





Gurus Amp / OPTIVALVE コンプレッサー


 Gurus Amp 「OPTIVALVE」は、世界中のプロフェッショナルに愛されるスタジオコンプレッサーをペダル化した製品です。

 元となっていると思われるのは、Teletronix 「LA-2A」。

 フォトカプラを使用した光学式。”オプティカルコンプレッサー”と分類される機器です。


 スムーズで自然なコンプレッションキャラクターが特徴の高品位コンプレッサーという事になるでしょうか。





Gurus Amp / OPTIVALVE コンプレッサー


 今回発売の「OPTIVALVE」も中央にリアルな真空管(12AU7/ECC82)が覗くGurus Ampらしいデザイン。


 入力ゲインを調整するINPUTと出力を調整するOUTPUTコントロール搭載。

 一般的なトランジスタ式コンプレッサーに比べ、より微妙な変化・かかり具合の光学式コンプレッサーですので、繊細なセッティングを施せる様考えられた仕様に思います。


 更にTONEコントロールを搭載する事で、サウンドキャラクターを変化させたり、高域を際立たせるエンハンサー効果を期待出来る仕組みになっております。


 本体駆動には、9~12Vの電源が必要です。




 足元に置けるスタジオクォリティ。

 コンプレッションの動作具合を光で示す”MAGIC EYE”が動いている様子は見ていて楽しいです。





GuruS AMP / Echosex2°




大都市圏に15店舗を運営!楽器の事ならアフターも安心の石橋楽器店!
関連記事

««前のページ  | ホーム |  次のページ»»