先日、ESP傘下の「
EDWARDS」ブランドより発売中のエクスプローラータイプ「E-EX」モデルに、Floyd Rose社の最新ロック式トレモロユニットを搭載した製品が発売になりました。

従来のフロイドローズとは明らかに異なる見た目。
ずいぶんとごっつい印象の「FRX」というトレモロシステムです。

同じく、EDWARDS「E-SA」モデルにFRX搭載という製品も発売されました。

更には、Gibson社の現行エントリーモデルLesPaul CMモデルにも、このFRXが搭載されたLimided Run製品が登場。
これ程注目を集める新型Floyd Rose”FRX”とは如何なるものか。
それは、ボディバックにスプリングを必要としないFloyd Rose。
Gibson系ギターに採用されているチューンオーマチックブリッジを有するギターに”基本”無加工・無改造で搭載可能なロック式トレモロユニットなのです。
ボディをザグル必要もありません。ナットですら従来品をそのまま利用し、ナット上(ヘッド側)に新開発のロックナットを設置する形。ある意味、ケーラーのロックナットを思い起こさせる仕組みです。
ロックナットを固定する方法も独特。
トラスロッドカバーを取り囲むような形のロックナット/金属部品をヘッドに装着するだけ。(Gibson LesPaul CM Limided Run製品の場合は通常のロックナット採用の様です)
トレモロユニット本体は、テールピースのスタッドを利用して固定。
これまで、トレモロ非搭載型ギターへのトレモロユニット増設といえば、ビグスビータイプのものが一般的でしたが、簡単に装着可能な”FRX”の登場でその図式にも変化が起こりそうな気が致します。
何よりロック式。
そして、ゴツイ見た目も最新ギアというイメージで人気が出そうな感じがします。
80年代に発明されて以来、これまで徐々に改良を重ね進化してきたFloyd Roseロック式トレモロ。
ロック式トレモロユニットの代名詞となった今でも、更に進化し続ける姿勢には驚くほかありません。


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