最新アンプリファイ事情に常に目を光らせているという方の間では有名。
2009年の発売以来、入手困難状態が続いている人気のアンプリファイがあります。
「ZT Amplifiers」社の製品。”ZT Amp Lunch Box”というギターアンプです。

ZT Amplifiers / Lunch Box
「ZT Amplifiers」は、2008年にアメリカ・カリフォルニア州で設立された音楽機器メーカー。
人気商品のアンプリファイ以外にも、ディストーションペダルなどを制作販売しています。

ZT Amp ”Lunch Box(弁当箱)”と名付けられた人気のアンプリファイ。
サイズは、192 X 250 X 112(mm)と小型で重量4.3㎏。一般的な10w程度の入門アンプよりも小さなアンプです。
チューブアンプなのか?と言えばそうでは無く、ソリッドステート。
では、物凄くカッコ良い歪みが得られるのか?というとこれまたそうではなく、ライブハウスやスタジオでは定番の世界的人気アンプリファイ「Roland JC-120」に対抗しうるという声が上がる様な、素直な出音が魅力のアンプであります。
小型で、素直な出音。それだけで品薄状態になる程の大人気を得られるとは思えませんが、では、何故これ程の人気となっているのか?

ZT Amplifiers / Lunch Box【お取り寄せ商品】
このZT Amp Lunch Boxの何より驚くべき点。
ここまで軽量コンパクトなアンプでありながら、その出力は200wという大出力を誇るアンプリファイであります。
片手でぶら下げられる大きさでありながら、この大出力。
俄かには信じられないような、驚きの性能を秘めたアンプなのです。
しかし、200wもの大出力、一体どんな場面で使えば良いというのかと言う声も聞こえてくるかと思います。
当然、自宅で使う場合等を想定すれば、半分の100wですら持て余してしまうでしょう。
ZT Amp Lunch Boxの活躍の場はと考えると、やはりライブハウスなどで演奏する場面。
その際、自分のアンプを持ち込めるという利点が考えられます。
機材運搬もセッティングも、これだけ小型であればいとも簡単に出来上がるのではないでしょうか。
普段、歪みはアンプシミュレイターやエフェクターで作っていると言う方にとっても、これほど便利なアンプは無いと言えるかもしれません。

ZT Amplifiers / Lunch Box
大出力とは言いながらもコンパクトサイズなアンプという事で、ヘッドフォンアウトや外部スピーカーアウト等もしっかりと備え、アンビエンスコントロール(オープンバックキャビネットシミュレーション)等の機能も搭載されており、妥協無い作りというのもまた魅力であります。

ZT Amplifiers / Lunch Box
小型軽量でありながら、余裕の大出力。
人気・品薄となるのも当然の事かもしれません。
更に、ZT Amp Lunch Boxには兄弟機種も発売されていて、こちらも品切れ続出の人気となっております。

ZT Amplifiers / Lunchbox Jr
ただでさえ小型な Lunch Boxをもっと小型化した”Lunchbox Jr.”です。
”Lunchbox Jr.”は、165 X 197 X 140(mm)2.3キロ と更に小型軽量。
こちらJrモデルも、出力35wとよくあるミニアンプとは桁違いの出力。

ZT Amplifiers / Lunchbox Jr
出力はけた違いなものですが、ミニアンプ的な便利機能を併せ持っていまして、12V電源で本体駆動が可能であり、車のシガーソケットから電源供給可能な仕様。(シガーソケットケーブルはオプション)
更に、9VDC OUTを備えエフェクターに電源供給可能(500mAまで)な機能も有しています。
ミニアンプ=場所を選ばず使えるアンプとして見ても優秀な製品だと思います。

ZT Amplifiers / Lunchbox Jr
スピーカーミュートやAUX INも備える充実の機能。
シンプルな操作性と合わせて実に活用範囲の広いアンプと言えます。
こちらも人気・品薄という状態が納得出来る製品だと思います。
兎角、アンプリファイには理想の音色を求めるものですが、余裕の出力とポータビリティを重視したZT Amplifiersのアンプは実に革新的な製品であると感じます。
もし、PAも無しにこんな小さなアンプでライブをしている姿を見たら、「アンプは何処だ?」と驚かれてしまうかもしれませんね。

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