アメリカ、ニューオーリンズのペダルブランド「Pirate Guitar Effects」製品が日本に入って来ました。
丁寧な手作業と最高のコンポーネンツを仕様して制作されるペダルは、伝説的なギタートーンに現代的なタッチを加えたものになっているそうです。
そんなPirate Guitar Effectsの新作ペダルがこちら。

3コントロール搭載とそのノブ形状から、何となくあの伝説のペダルを思わせる、Pirate Guitar Effects 「Plank Overdrive & Boost」。
想像通り、"King of OVERDRIVE" KLON 「
Centaur」をモチーフとしたオーバードライブユニットです。
しかし、この製品。少し前に発売になるなり、あっという間の売り切れ。
本家はもとより、相変わらずCentaurモチーフペダルへの注目度というのは物凄いと感じます。
現在ではどこも入荷待ちの状態。
次回入荷予約を受け付けている店舗もある様です。

「Plank Overdrive & Boost」は、Gain、Trable、Outputの3コントロール。
妙に緩い雰囲気の筐体グラフィックが良い味を出していると思います。
と、ここまでなら世に溢れるCentaurモチーフ/クローンペダルとの差が分かり難いところですが、本製品の面白い所はプリアンプ/ブースターとして名機
Echoplex EP-3のプリアンプ部を組み合わせたユニットになっている所です。
左下のストンプスイッチがEP-3 PREのON/OFFスイッチになっております。
オーバードライブ部とプリアンプ部はそれぞれ完全に独立している設計で、どちらか一方のみを使用する事も可能です。

本家KLON 「Centaur」自体もそのプリアンプ部(バッファー)がそのサウンドに大きな役割を果たしていると言われております。
しかし、それだけでは伝説のサウンドにはならないという声も聴かれます。
そこで、プリアンプ部分をあえて他の伝説のプリアンプを採用するアイディア。
と言っても、以前からEP3+Centaurを組み合わせてこそ至上のサウンドになるという噂はありますので、それを一台で賄ってしまおうという合理的な考え方の製品と言えるのでしょう。
ですが、ドライブ部に比べればプリアンプ部の差はほんの僅かな違い。
微細なトーンやニュアンスに拘る方へ向けての通好みな仕様と言えると思います。
更に拘りの仕様は内部基盤設定にも見られ、オーバードライブとブーストの接続順を切り替える事も可能で、内部トリムにより細かなブースト調整が出来たり、Bright/Dark2種のブーストトーンを切り替え可能であったりと非常に繊細なセッティングが可能になっています。
シンプルな外見を良い意味で裏切るギミックが満載です。
本家Centaurがそうである様に、アンプをプッシュする使い方はもちろん、Plank Overdrive & Boost自体での音作り、“プル”スタイルのペダルとしても優秀であると紹介されていました。
本機は、9V乾電池対応。もしくは、一般的なセンターマイナス端子のACアダプター駆動に対応します。
Centaur + EP-3プリアンプという発想。
これまでのCentaurクローンとは一味違う面白いペダルなのではないかと思いました。
↓ 最後に” Echoplex EP-3”を元にしたプリアンプペダルを幾つか掲載しておきます。





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