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 四十代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ちょっとした小技46

 知っていると、少しだけためになるかもしれない小技。


 今回は、エレキギターの重要なパーツ、ピックアップの高さについてです。





Dimarzio / Electric Guitar Pickup DP191 Nickel / Air Classic Bridge


 音色に拘りを持つ熟練者の方ならば、微妙なピックアップのセッティング(高さ)を気にしているかもしれません。

 しかし、一度高さを決めてしまえば後は気にしたことが無いという愛好家の方も多いのではないかと思います。


 ギター本来の出音を大切にするプロの方などは、ピックアップセッティングのほんの数ミリの違いを聞き分けるなどという話を耳にしたりもしますが、素人ではそこまで極端な違いを聞き分けるのは難しいというもの。

 よって、あまり触らないパーツになってしまっている、というのはよくありがちな話だと思います。


 そもそも、エフェクターを多用した場合やピックアップ自体を他の物に交換することに比べれば、ピックアップの高さ設定により生まれる音色変化は極僅かなものであると言えます。

 ならば、セッティングはいい加減(あやふや)でよいのかと言うとそうでもなく、改めてしっかりとセッティングしてやる事で今までピンとこなかったギターが良い音を出してくれる様にもなる(感じられる)のがピックアップの高さ調整であると思います。


 さらに言えば、実はピックアップの高さというのは自然と狂ってしまうものでもあるのです。


順ぞり2

 上記図は、以前ネックの反りの状態を説明するために使用した順反りを”ディフォルメ”したものです。

 ディフォルメしたものですので、実際はもっと僅かな状態変化でありますが、この図を見ていただくとネックが動くと共にピックアップが乗っているであろう部位と弦との距離も狂っていくのがお分かり頂けるかと思います。


 ネックが順反りを起こせば、弦とピックアップとの距離は離れ、逆反り状態ではその逆、弦とピックアップの距離は近づく事になります。

 また、この図を参考に考えてみると、リアピックアップに比べフロントピックアップの方が反りの影響を受けやすいとお分かりいただけるかと思います。


 こうしてみると、良い音を鳴らす為にセッティングを詰めるのはもちろん、ネックの動きに合わせて微調整してやる必要もあるという事になります。



 さて、それを踏まえて、ピックアップの高さ調整をしてみようという話になります。

 まず、一般的に言われている、理想とされるピックアップ(ポールピース)と弦の距離。

 エレキギターであれば、2mm程度などという数字をよく見かけますが、ここで気を付けて頂きたいのはその測定方法です。

 一般的に見かけるこの数字は、最終フレットを抑えた状態でのピックアップと弦との距離です。


 最終フレットを抑えずに距離を決めようとすると、弦との距離が近すぎる状態に(フロントピックアップは特に)なりますので注意が必要です。





Seymour Duncan / SSL-7 Quater Pound Staggered


 さらに、”シングルコイル”か”ダブルコイル”かによっても若干数字に違いが生まれます。

 通常、より磁力が強いシングルコイルピックアップの方が弦との距離を開ける事が推奨されています。

 (近すぎると強い磁力に弦が引っ張られ、鳴りやサスティンに悪影響が出る為)


 しかし当然、全てのピックアップが同じ磁力という事もありません。

 自分のギターに合わせたセッティングというものも必要になります。


 どうも鳴り方/サスティンがおかしいと思う場合には、一度規定値よりもピックアップを低く(下げて)セッティングし、そこから音を出しつつピックアップを上げていくという方法もあります。

 これ以上ピックアップを上げると鳴り方がおかしくなるという地点までセッティングしてみると、そのギターの大よその規定値というものが出るかと思います。

 (わかりにくい場合は、アンプやエフェクターで少し歪ませた状態にしてやると違いが分かりやすくなると思います)

 

 おおよその規定値にピックアップを設定出来た所で、続いてお好みのセッティングという話になります。


 まず、ピックアップのセッティングの大前提として・・・

 ピックアップと弦の距離が近づけば、出音が大きくなる。

 逆に離れれば、出音は小さくなる。


 この辺りは皆さんご存知の事だと思います。


 さらに細かくみると、ピックアップが弦と近い程よりブーミーな音に。

 逆に離れると、マイルドな音になる傾向があります。


 どちらも、極端に動かしてしまえば、おかしな音になりますので(近すぎれば磁力の悪影響を受け、離しすぎれば音量低下しすぎて抜けの悪い音に)あくまで規定値周辺で微調整することになります。

 (微調整しつつ、前後もしくは3ピックアップすべての音量バランスも取らなければならないのは言うまでもありません。)


 しかしこの僅かな調整が、ギターの出音の印象を結構変えてくれたりするものだと思います。

 特に廉価なギターなどでは、搭載されているピックアップが乱暴な味付けのものであったりもします。

 パワーばかりあって歪みすぎるピックアップを少し下げてやるだけで、ずいぶん印象が変わったりもします。


 日々のお手入れのついでに、今一度ピックアップのセッティングを見直してみると、今まであまり好みでなかったギターがよりよい音へと化けてくれるかもしれません。

 



Fender Custom Shop / Texas Special Strat Pickup Set
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