先月、「
おっさんの戯言」記事で少し触れました、ちょっと珍しいブランド「RIPPERS」から、新作ペダルが登場していました。

それがこちら。RIPPERS 「M2G」アナログオーバードライブ/ディストーションです。
そつなく纏まった感じの”白い”筐体デザイン。
”MOSFETオーバードライブの名機をベースに開発された~”との説明とともに、”HP/LPスイッチをボリュームにカスタマイズ~”との解説が掲載されています。
白いペダルでHP/LPスイッチというと思い浮かぶのは、名品と名高いFulltone 「OCD」。

Fulltone 「OCD」をベースに、OCDの肝でもあるHP/LPスイッチを”PEAK”という名のボリュームコントローラー化した製品ということになるでしょうか。

「M2G」は、歴代OCDの中でも特に粒立ちのよいVer.4を基本に、GAINを挙げた際にこもりがちになってしまう特性をリファイン。
さらに粒立ちの良いサウンドへとカスタマイズされているそうです。

前回取り上げましたRIPPERS製品、「KENTA/AKEMI」と同じように、「M2G」にも特別外装デザインの「KYOKO」というペダルも発売されています。
「KENTA/AKEMI」の場合と同じく、限定デザインモデルということで中身は「M2G」と同等です。

この他にも、自作エフェクター制作応援アイテムとして、ジャックやポテンショメータ、スイッチなどがプリント基板と共にセットされたブランクボックス製品も発売になっていました。
面倒な穴あけ加工やスイッチレイアウト等の手間を省けるブランクボックス。
自身でパーツを集め回路を組み立てられる方ならば、様々なエフェクターの素材として利用出来る製品です。
エフェクターを自作してしまうような方は、筐体加工含めやってしまわれる場合が多いかと思われますが、少しでも工程を減らしたい場合や、これから自作にチャレンジしようとお思いの方には良い品なのではないかと思います。
まだまだ、あまり見かけない「RIPPERS」製品。
しかし、リーズナブルな価格と面白味のある製品開発は、さらに今後の新作を期待させるブランドであります。
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