ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ74回目。
今回は右手ピッキング動作の修練を目的としたこんなフレーズ。

何時もの様に内容は極簡単。
これを一定のテンポで繰り返し弾くだけの練習です。
但し、一つだけお約束があります。
上記内容を必ず”オルタネイトピッキング”で弾いて頂きたいです。

そこで、ピッキング方向指定を加えたのが上記図です。
こうして見ると、3音ワンセットのフレーズですので・・・・

赤丸で囲った部分、3音1セット毎にアップピッキングとダウンピッキングが入れかわっているのがお分かり頂けるかと思います。
アップ/ダウンで入れ替わるという事は、途中で3弦をまたいだアップピッキングが入る事になります。
つまり、今回の練習フレーズはここがポイント。
円滑なオルタネイトピッキングを維持しつつ、3弦をまたぐ弦間移動を行う練習です。
以前から何度か、単一弦のオルタネイトピッキング(/マシンガンピッキング)の練習を取り上げて来ましたが、もちろんこれは円滑なピッキング動作(アップ/ダウン)の動きを鍛錬する為の練習メニューです。
しかし、こうしたピックを振る練習をしっかり積んできた筈なのに、どうも上手く弾けない(ピッキングミスをしてしまう)というのは良くある話。
その原因の一つが、こうした弦間移動の鍛錬不足であったするものです。
単一弦ならばスムースなオルタネイトピッキングが可能という方でも弦移動の練習が足りていない場合には、ピッキングミスが起きやすかったり、リズムが不安定になったりと色々問題が発生します。
弦間移動は、実際に手を動かす動作ですので筋肉運動と捉える事も出来ます。
確かに”慣れ”(感覚)の部分もありますが、初中級者の多くが弦と弦の間を素早く正確にピックが行き来出来るだけの筋力不足/鍛錬不足である場合が多いと思います。
出来ればメトロノームなどを使い、弦移動の際にリズムが寄れていないか?ピッキングの遅れが起きていないか等に注意しながら練習してみると良いと思います。

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