本日は、アメリカのハイエンドブティックアンプブランド「BadCat USA」の元エンジニアが立ち上げたというニューブランド製品。
今年のNAMM SHOWでも注目を集めた「BLACKWING」の新製品がいよいよ日本に登場です。

BLACKWING 「SCREAMIN’ EAGLE Head」は、50W出力、クリーン/クランチチャンネルととオーバードライブチャンネルの2チャンネル仕様。
プリ管に12AX7を5本、パワー管にEL34を2本搭載した真空管アンプヘッドです。
既にアメリカ本国で話題になっているというこの製品は、ディープなボトムと低ホワイトノイズが特徴。
カスタムのUSA製トランスを採用し、各部に厳選されたパーツを使用したカスタムアンプです。
ニューブランドのカスタムアンプらしい本機はコントロール類も独特で、”ATTACK”コントロール(基本になる音質調節)や”CUT”コントロール(高域のレベル調節)など特徴のあるものとなっております。
オーバードライブチャンネルの方には、MID SELECTが搭載されており、これは5点選択のミッドレンジフィルターになるそうです。
2つ用意されたスピーカーアウトは4/8/16 Ωの切替式。
パッシブエフェクトループを装備しています。

そしてもう一つはコンボタイプ。
こちらは、30w出力、シングルチャンネルのBLACKWING 「BLACK HAWK 30 Combo」。
本機はシングルチャンネルではありますが、コントロールパネルの”TUBE”コントローラーにより、3種のチューブサウンドが選択可能な仕様で、1ならEF86、2では2本の12AX7、3はPENTODE(3極管繋ぎ=真空管のパワーを抑える接続法)のEF86が動作します。
パワー管には、EL34を4本搭載。整流管に5AR4が使用されています。
スピーカーはCelestion製。12インチのBLACKWING SIGNATURE SPEAKERを搭載。
基本的にクリーンでオープン、フルレンジでほとんど歪のない軽快なサウンドが特徴とされるアンプリファイになるそうです。
BLACKWING公式サイトには、15w出力バージョンのBLACK HAWK Comboや他の機種も紹介されております。
今後すべてのモデルが日本上陸するかはわかりませんが、これから登場するであろう新作も含め注目される新ブランドであると思います。


楽天市場
- 関連記事
-
スポンサーサイト