「Bacchus」や「momose」と並び、株式会社ディバイザーの展開するアコースティックギターブランド「Headway」から、歴史あるブランドにふさわしい日本伝統の
漆塗り仕様のアコースティックギターが発売になりました。

基本となるのはHeadwayスタンダードシリーズの「HD-115/STD」。

その仕様を受け継ぎながら、”拭き漆”仕上げを採用したモデルが「HD-115 URUSHI/STD」です。
ボディトップにはシトカスプルース、サイド/バックにローズウッド材を使用。
ネックは1ピースのアフリカンマホガニーにエボニー指板と豪華な素材が使用されています。
そうした贅沢な素材を生かす漆塗り。
独特なツヤのある質感がさらなる高級感を感じさせる仕上がりとなっております。
昨年あたりからこの漆仕上げというギターを製作しているHeadwayでありますが、漆という自然素材を生かしたその仕上げをする以上、塗装が硬化するのに最適とされる条件が決まっており、その為「春から夏にかけてのみ制作可能」という逸品になるそうです。
従って、一年を通して何時でも製作・流通可能な製品ではなく、ある意味季節限定。
手に入れられる時期を逃してしまえば、次はまた来年のモデル(発売されるならば)を待つしかないという特別なモデルであります。

気になるその漆塗りの感触ですが、グロスフィニッシュやサテンフィニッシュとはまた異なる独特のものとなり、適度にしっとりとした馴染みの良い感触。
天然素材の漆は”かぶれる”などというイメージを抱くものかもしれませんが、完全に硬化した漆に関してはその心配は無いとの事です。(あくまで念のためですが、かぶれた事があるなど漆に過敏な方はご注意を)
高い完成度を誇るHeadwayギターと漆塗りの出会い。
長い時を共に過ごすことの出来る、最高のパートナーになりうる一本だと思います。
※ Headway40周年記念モデルのHD-115/STDも発売中。


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