本日とりあげますのは、日本で発売になったばかりの有名“ベース製品”ブランドからの新製品。

DARKGLASS ELECTRONICS / HYPERLUMINAL
ベース用のアンプリファイやエフェクターなどで知られるブランド「Darkglass Electronics」から発売されたコンプレッサーペダル、「HYPER LUMINAL Hybrid Compressor」という製品です。
まず製品名からして只者ならぬ雰囲気のこの製品でありますが、一体何が”Hybrid”なのかという部分が気になるところです。
製品自体は4ノブ搭載の一般的なコンパクトエフェクター。
しかし、よく見ていただくとお分かり頂ける様に、コントロールノブとストンプスイッチの間に小さなLEDが数多く内蔵されております。
そして、そこに描かれている”円”模様の傍には”RATIO”と”MODE”という表記が。
デザインの一環とも思えるこの”円”模様も実はコントローラーになっているのです。
なんとこれタッチセンサー式であります。
今や様々な場面や機器で見かけるようになったタッチセンサーでありますが、まさかストンプペダルにまで当たり前のように搭載される日がくるとは。
年寄りの私には少々驚きを感じるものであります。
すなわち本機は、アナログの回路を最新デジタルテクノロジーで制御するという最新の形。
エフェクターの未来を思わせる様な仕組みを持った”Hybrid Compressor”なのです。
3つ搭載されたモードの切り替えやRATIOの設定はタッチセンサーで。
当たり前の様にUSB ケーブルを介し、PC/MACと接続といった事も可能な次世代ペダル。
タッチセンサー部に関しては、別に機械式スイッチでも構わないのではないかとも考えてしまうところですが、筐体デザインやイメージをトータルで考えるとこの形が最適だったと納得させられてしまう感じが致します。
物には必ず、良いところと悪いところがあるものですので、この形が最良とは言いません。
しかし、これからの時代はこうしたスタイルの製品がもっと増えていく様な気もします。
そのうち、コントロールノブ自体の無いペダル(スライド式タッチセンサー)なんて言うのもあり得る話なのかも知れません。

DARKGLASS ELECTRONICS / HYPERLUMINAL

石橋楽器店
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