気になるギタリストとしても紹介したことのある、
AC/DC伝説のバッキングプレイヤー「
マルコム・ヤング」。
残念ながら昨年暮れに亡くなられましたが、その伝説は不滅です。
この度、その在りし日の姿を思い起こさせる様な逸品が「
GRETSCH」より発売となりました。
GRETSCHでマルコム・ヤングとくれば「63 Jet Firebird」。
数々の名演と共にファンの脳裏に焼き付いているあの姿。
それを限りなく再現したマルコムヤングシグネイチャー、GRETSCH 「G6131-MY Malcolm Young Signature Jet」です。
彼が試行錯誤の末にたどり着いた、その仕様すべてを再現するかのような、とにかく細かい作りこみ。
TV Jones ”Power Tron”を1基搭載という仕様を再現するだけではなく、その歴史の中で追加され、そして撤去されたセンターピックアップの様子までも再現した非常にマニアックな逸品です。
その拘りは、ボディに残ったねじ穴までをも再現する徹底ぶり。
まさしく、マルコム・ヤング本人の使用するモデルを忠実に再現したものになっております。
コントロール類に関しましても、マスターボリュームにマスタートーン、そしてピックアップボリューム（ブリッジ）のみの仕様が再現されており、それ以外のサーキットは取り外された状態です。
元々ピックアップセレクター等が搭載されていたボディに残る穴は、本人仕様と同じく金属製キャップで蓋をしてあります。
新品なのですから、初めから穴を開けないという選択も可能だったはずですが、やはりそれでは意味がありません。
どこまでも、マルコム・ヤングモデルの再現が行われております。
チャンバード構造のマホガニーボディ＆マホガニーネック。
ゼロフレットの追加された22フレット仕様。
ブリッジベースはエボニー材。
伝説のギタリストが長年理想を追い求めた末にたどり着いたこの姿。
このモデル自体、博物館に飾っても申し分のない存在。名モデルと言えるのではないでしょうか。
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