本日は不定期記事「おっさんの戯言」。
今回は、数年前にも一度取り上げました、日本のメタルユニット「
BABYMETAL」について。

以前、当ブログで取り上げました際には、これから世界へ向けてツアーを開始するというタイミングでありましたが、あれから数年。
ここまで世界的人気を誇るグループになるとは、正直私も予想しておりませんでした。
国内での人気はもちろんなのですが、今や海外での熱狂ぶりの方が目立つ程。
それこそ国を問わず、屈強な外国人男性が彼女たち(そして神バンドの演奏)に熱狂する様は、今やYOUTUBEなどで幾らでも目にすることが出来ます。
その過熱ぶりには、ただただ驚くばかりでございます。
しかし、そんなBABYMETALにとって、今年2018年は激動の年となりました。
今年の初めには、神バンドのギタリストとして活躍していた「
藤岡幹大」氏、突然の死去。
さらに10月には、昨年末からツアー不参加となり、休養と噂されていた「YUIMETAL」氏突然の脱退。
BABYMETALとしての活動の中で大きな存在感を示していたメンバーを二人も失うという不幸に見舞われてしまいました。
今日日、海外でも多くのファンを持つお二人を失うという事はグループにとっても大きな痛手であることは間違いありません。
しかし、だからといってBABYMETALの勢いが失われる訳ではありませんでした。
現在、メインボーカリストである「SU-METAL」氏とダンサー「MOAMETAL」氏の二人体制となり、そこへバックダンサー二人を加える形で海外ツアーなどを行っています。
藤岡氏を失った神バンドの方は、これまで通り「ISAO」氏に「大村孝佳」氏、もしくは「Leda」氏など、各人のスケジュールをやりくりしてツアーを行っている様です。

大きな変化を迎えながらも新曲のリリースも続けられており、新曲が出るたびに、まったく違う印象を与えるのもBABYMETALの凄いと感じる所です。
曲調やそのコンセプトなど、ヘヴィメタルというジャンルの中で常に新しい形を模索する姿勢が感じられます。
アイドル+メタルという時点で色物だと判断する方が居てもおかしくはないと思います。
しかし、それは単なる食わず嫌いであると海外を含めた人気の過熱ぶりが証明しています。

海外でも高い評価を受ける「SU-METAL」氏の声が持つ力。
そのプロ意識の高さから、”菊地プロ”とまで呼ばれる「MOAMETAL」氏の華麗なダンスパフォーマンス。
海外の腕自慢ギタリストたちもこぞってコピーしようと試みる神バンドのギタリスト。
そんな彼らとともに重厚な存在感を示すベーシスト「BOH」氏。
怒涛のバスドラムワークで会場を揺るがすドラマー「青山英樹」氏。
メタルゴッド「ロブ・ハルフォード」をして、”未来はここにある”とまで言わしめたBABYMETAL。
今後どんな変化を見せながら活動を続けていくのか、益々興味は尽きません。
もし、いまだ食わず嫌いの方がいらっしゃいましたら、是非一度、その曲を聴き、彼らのパフォーマンス全体を見て頂きたいと思います。
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