
独特なデザインのペダルで知られるアメリカブランド「
Amptweaker」から、現代的なアンプリファイではお馴染みのコントロール、”Presence”と”Resonance”に特化したという、少々物珍しい機器が発売になりました。

形態としましては、コンパクトで非常にシンプル。
Amptweaker 「DepthFinder」という製品です。
本機が持つのは”Presence”と”Resonance”2つのコントローラー。
あとはIN/OUTに電源入力だけというシンプルなもの。
古くから真空管アンプに搭載されている”Presence”コントロールは、超高域の減衰を調整し、音色の鮮やかさをコントロールするもの。
対して最近のモダンハイゲインアンプなどでお馴染みの”Resonance”コントロールは、ボトムエンドのタイトさを調整するコントローラーです。
この二つをコンパクトな機器に搭載し、エフェクトループやペダルボード内など接続場所を選ばずイコライジング出来るというのが、この 「DepthFinder」です。

すなわち、シンプルなタイプの真空管アンプリファイやソリッドステートアンプなど、”Presence”と”Resonance”を持たないアンプにハイエンド/ローエンドの調整が出来る様になるという、意外とありそうで無かった製品になるのではないでしょうか。
さらに本機は、ハイインピーダンスインプットで設計されているのでギターを直接繋ぐ事も可能です。
つまり、ギター直後(歪みペダルの前段)でも、エフェクトループの中でも後でも、必要な位置に接続して使用出来る様になっています。
搭載された”Presence”と”Resonance”は、アクティブのブーストオンリー。
また、ペダル内部にはトリムポットが用意されており、ゲインブースト量の微調整も可能になっています。
本機駆動には、9V電源が必要です。
乾電池駆動には対応しておりません。
シンプルな真空管アンプリファイでも、簡単にサウンドメイクの幅を広げられる一台。
手持ちのアンプの可能性を広げる一台と考えれば非常にお得な製品に思えます。


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