先日は、「
Amptweaker」から新発売になりましたシステムの好きな場所に”Presence”と”Resonance”を追加出来るという目新しい機器を取り上げましたが、今回はそれとは少し違うAmptweakerのイコライザーペダル新製品。

Amputweaker 「Curveball JR」という製品です。
Amputweakerお馴染みのコントローラーガードの付いた小型筐体。
そこに搭載されているのは、Low/Mid/Highの3バンドイコライザー(アクティブ)です。

これだけでしたら、良く見かけるパラメトリックイコライザーペダルと同じでありますが、本機には中音域の音響変化特性を変えられる”Midスイッチ”が搭載されています。
しかもこのMidスイッチには、”UKスタイル”、”USスタイル”、”Thrashモード”と3種類の音響変化をシミュレート出来るという選択式。
このペダルをシステムに組み込むだけで、アメリカンやブリティッシュ、果てはスラッシュ向きなサウンドへと簡単に変化させることが出来るという訳です。
もうこの時点で本機がどれだけ有能なペダルなのかが感じられる所であります。

同時に”Tightスイッチ”(アタックを調整)なども搭載しており、さらに詳細なサウンドメイクが可能。
加えて、本体右側面に設置された”Boost”ノブは文字通りブーストを設定するための物ですが、これもペダル長押し動作(※)を加える事により、ON/OFF可能なブースターとして利用出来る設計となっています。
※ ペダル長押しでイコライザーが常時ON。フットスイッチはブースターのON/OFFとして働く様になります。
スイッチはトゥルーバイパス仕様。従って、エフェクターの後段などにも問題なく接続出来ます。
電源は9~18Vに対応。乾電池駆動も出来ます。
内部スイッチでボリューム/ゲインブーストを切り替える機能も装備。
グラフィックイコライザーの様な手間も無く、一般的なパラメトリックイコライザーよりも多機能。
サウンドセッティングに求められる便利な機能を満載した、非常に実用的で優秀なイコライザーペダルだと思います。


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