ここ数年、比較的高級なモデルラインナップが充実してきた「
Zoom」ブランドでありますが、元来お得意なのがコストパフォーマンスに優れたマルチエフェクター製品。
しかし、振り返ってみれば「
G1on」発売から5年ほど時が過ぎていたというのに少し驚きを覚えます。
しかし、2019年。
リーズナブルな価格帯の新たなZoomマルチが登場致しました。

ZOOM / G1 FOUR
より現代的な感じの風貌となった新型、Zoom 「G1 FOUR」です。
基本モデルの本体サイズは、156 (D) x 130 (W) x 42 (H) mmと相変わらずのコンパクト設計。
前モデルあたりから非常に薄型となっているこのシリーズですが、今回の新型も薄型設計なのが目立ちます。
リーズナブルな価格帯の製品ということでプラスチック感ある外観は仕方のないところでありますが、最近では高価な品でもこうしたタイプの製品が増えておりますので、左程気にはならないかと思います。
しかし、そのせいもありまして、本体重量は340 g。
コンパクトで軽いというのも本機の魅力であります。

ZOOM / G1 FOUR
液晶画面は若干小さくなった様に感じますが、その分横に広く。
解像度も上がっている様に感じます。
これにより、接続エフェクトの様子がグラフィカルに表示される様になりました。
分かりやすく、扱いやすい進化の一つです。
搭載されるエフェクトは60種類以上。
実在のアンプを元にした13種類のアンプ・キャビネットモデルも内蔵。
この中から、最大5エフェクトを同時使用出来ます。(エフェクトチェインの変更にも対応)
そして、G1onでも好評だったフレーズルーパー搭載。(最長30秒)
ルーパー機能と同時使用できる68種類のリズムパターンも搭載しています。(リズムマシン機能)
パッチの記憶エリアは50。
これは、ファクトリーエリアとユーザーエリアが兼用となっている仕様。
何より乾電池駆動可能という嬉しい設計。
持ち運びも楽で長時間利用が可能になります。(最大約18時間駆動可能/単三アルカリ電池x4使用時)
PC・Mac用アプリ「Guitar Lab」から音色の追加が可能など、現代的要素も押さえた新型G1。
もちろんチューナー機能も搭載しており、練習にスタジオに大活躍間違いなしの一台になると思います。

ZOOM / G1X FOUR
例によって、エクスプレッションペダル付きのモデル、「G1X FOUR」モデルも発売。
両モデルともヘッドフォン対応。
USBバスパワー駆動も可能という点も非常に現代的。
新しい時代へ向けて、期待の新型になるかと思います。

ZOOM / G1 FOUR

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