数年前までは、”リアルな真空管搭載”というのが売りのストンプボックスが多種発売されていましたが、最近は少しその数を減らした様に思えます。
しかしまた新たに、リアルな真空管搭載を売りとするギタリスト向け機器が発売になりました。

スタジオコンソールなどの機器を開発する英国ブランド「audient」から新発売となりました新型機器、「Sono」です。
一見、クラシカルデザインな外観のストンプボックスにも見えますが、フットスイッチ類が搭載されていません。
と、言いますのも本機は、12AX7真空管を内蔵したオーディオインターフェイス機器なのであります。

リアルな真空管搭載で、クラシカル風なデザイン。
操作もアナログライクな感じが致しますので、プリアンプユニットか?と思うような外観であります。
しかし、中身は高性能オーディオインターフェイスというユニークな品です。
当然、プリアンプ部は12AX7真空管を活かしたアンプさながらのサウンドが得られる本機でありますが、それに加えて、オンボードDSPにより生み出されるデジタルパワーアンプシミュレイターとキャビネットシミュレイター機能を持ち合わせています。
このシミュレイター機能は、パソコン上でマイキングなどの細かな設定も可能になっています。
出力は、そのままアンプへ繋げるOutputの他、ラインアウト(ステレオ)やXLR出力、USB端子(USB-C)と豊富。
ADAT入力端子(オプティカル)なども備えています。
ヘッドフォンにも対応。
ヴィンテージな雰囲気の見た目とハイテクの共存するお洒落なオーディオインターフェイス。
当然の様にスタンドアロンでも動作する機器ですので、このままステージに持ち込んでサウンドメイクの核としても使える品です。
機能的には完全に最近の機器なので、つい忘れそうになってしまいますが再度申し上げます。
audient 「Sono」は、”リアルな12AX7真空管”が搭載されたオーディオインターフェイスです。


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