各年代のFenderモデルの特色を打ち出したシリーズ、「
Squier」”Classic Vibe”シリーズに、60年代と70年代の各モデルが追加。
新発売されました。

Squier / Classic Vibe 70s Stratocaster
まず、はこの一本。
70年代のストラトキャスターと言えばラージヘッド。
Squier 「Classic Vibe 70s」モデルでは、パールのピックガード採用と少しお洒落な雰囲気が漂う一品です。
「Bullet Strat」モデル等、とにかくリーズナブルな価格というのが魅力的なSquier製品でありますが、Classic Vibeシリーズはそれよりも少しお高め。
定価5~6万円ほどの製品群となります。
以前、こうした各年代の特徴を打ち出したFenderモデルと言いますと、今はFenderとして統合されてしまった「Fender JAPAN」名義のものが定番でありました。
価格的にも本家製品に比べ若干リーズナブルと似た方向性を感じます。
しかしながら、Squier Classic Vibeシリーズの場合は、70年代モデルとしていても指板Rは241Rであり、やや現代志向。

Squier / Classic Vibe 70s Stratocaster
ネック接合も3点止めではなく、一般的な4点止め。
あくまで、各年代のアイコン的な部分を採用したモデルだと言えそうです。
素材などは価格的な面や現代的な材料事情から、ポプラボディのインディアンローレル指板採用となっております。

Squier / Classic Vibe 70s Stratocaster HSS
「70s Stratocaster」モデルには、ピックアップがHSSレイアウトのモデルも用意されています。
(HSSモデルにはメイプル指板モデルあり)

Squier / Classic Vibe 70s Telecaster Custom
同じく70年代モデルのテレキャスターとしては、Customモデルがラインナップ。
昔ながらの3サドル、Strings-Through-Body(弦裏通し)仕様。

Squier / Classic Vibe 70s Telecaster Deluxe

Squier / Classic Vibe 70s Telecaster Thinline
同じく、デュアルハムバッキングピックアップの”Deluxe”モデル、そして”Thinline”モデルも発売。

Squier / Classic Vibe 70s Jaguar
さらに、「70s Jaguar」も発売になっています。

Squier / Classic Vibe 60s Mustang
そして、60年代モデルとしましては、ショートスケール採用の「60s Mustang」。
しっかりと”ダイナミックビブラート”搭載型です。

Squier / Classic Vibe 60s Jazzmaster
「60s Jazzmaster」も、フローティングトレモロに大きめのシングルコイル搭載の昔ながらの姿。
各種コントロールサーキットによる多彩な設定能力も健在です。

Squier / Classic Vibe Bass VI
最後はまさかの「Bass VI」。
今ではバリトンギターなども珍しくありませんので、これをギターだとかベースだとか分類するのはナンセンスなのかもしれません。

イマドキという事を考えるのならば、間違いなく「Baritone Jazzmaster」の方が選ばれるのでしょうが、やはり「Bass VI」でなくてはというマニアな方にはたまらない一品になるかと思います。
以上、Squier ”Classic Vibe”シリーズの新製品。
各年代の細かな仕様に拘る方にとっては少し物足りない部分があるかもしれませんが、この価格帯でクラシックなFenderモデルの雰囲気が楽しめる訳ですから、十二分にお買い得感ある製品シリーズだと思います。

Squier / Classic Vibe 70s Telecaster Custom

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